H・Rさん
所属教室: SSS(烏丸二条)
合格進学校 洛南高等学校附属中学校 進学校以外の合格校 洛星中学校、帝塚山中学校

わたしの志は、

「いのち」と向き合う仕事をすることです。

僕は5年生の時に交通事故に遭いました。そんな時、警察の方や救急救命士の方々、病院の先生、理学療法士さん、臨床心理士さん、塾の先生・・・など多くの方々に支えてもらったことで、約半年で回復し、元気に走れるようになれました。僕は、この事故を経験し、命の尊さと健康であることの素晴らしさを知ることができました。だから、「いのち」と向き合い、誰かを助ける仕事がしたいと思っています。

多くの人に支えられた受験

僕は、3年生の夏前にSSSに入塾しました。その時は、姉が通っているというだけの理由でした。

5年生の時にひどい点数をとり、国語の担当だったI先生に「今から続けるのか辞めるのかどっちか自分で決めろ。」と言われました。この時、僕は第一志望校を洛南高等学校附属中学校に決めました。

6年生の初め、授業に集中できていなかった僕は、算数の担当であったY先生に厳しく叱られました。この時僕は一瞬辞めたいと思いました。が、ここであきらめては駄目だと思い直し、そこからは何度叱られても食らいつきました。しかし、10月の半ば頃、課題が徐々に増えていきました。それに耐えられなくなった僕はズルをしてしまいました。それを先生方に見つかりました。その時にI先生に「Rと同じようなことをした今までの受験生は全員第一志望に落ちている。」と言われました。ショックでした。姉と同じ学校に行くという約束を思い出しました。あきらめたくないと思いました。そこから僕は死に物狂いで勉強し始めました。過去問の量を2倍にしたり、朝5時から父と知識を確かめたりして、ひたすら量をこなしていきました。

そして、とうとう始まった中学入試1日目の朝、僕は、前受験をしていなかった上に、心配症であるため、ほぼ思考停止状態になってしまいました。しかし、自分がこれまで先生に教わってきたことを思い出し、何とか落ち着いて解き終えることができました。

いよいよ洛南高等学校附属中学校の入試。いくら心をしずめようとしても、緊張で足がふるえました。そんな中、1科目目の国語で受験番号を書き間違えたことに、国語の試験の終了時に気づきました。0点だと思い、パニックになりました。しかし、、、ここであきらめたらどうなるだろう、恐ろしいことになってしまう、などと一度にいろいろなことが頭をめぐりました。とにかく僕は「合格するために残りの算理社の失点を10点までに抑える」という目標を立て、必死で問題を解き続けました。入試後は、この大きな失敗を人に言うこともできず、1人でずっと落ちこんでいました。

合格発表の日、僕は絶望の中にいました。とうとう3時30分になりました。息を吸うのも苦しい状況で合格発表を見てみると、大きな桜の花と「合格」という文字が出てきました。僕はこの瞬間が一番嬉しく、幸せだったと思っています。

僕は、この4年間を通して、「人には限界がないこと」を知りました。僕は初め自分ができる勉強量を決めつけていました。しかし、「このままでは第一志望不合格」と言われたことで、これまで以上に力を発揮することができ、見事に合格を勝ち取ることができました。この先、何度も大きな壁にぶつかると思うけれど、このことを意識して、打ち破ることができるように生きていきたいです。

保護者からのコメント

H・Kさん

保護者のアイコン

姉の後を追うようにして何となく塾に通い始め、友人や先生方に囲まれて毎日楽しそうに通っていました。5年生までは順調でしたが、6年生になると算数だけに取り組む、課題をいい加減に済ませるなど甘えが出て秋には模試の結果も振るいませんでした。それでも「まだ間に合う。」と先生に力強く導かれ、志望校を姉と同じ中学に定めて受験に臨みました。何度も叱られては泣き、その度に先生のことが大好きになり塾に通い続けました。精神面はもともと強くはなく、事故をきっかけにさらに弱くなり家では「お豆腐メンタル」と例えるほど。受験当日は緊張でガチガチ。それでも先生から「Rは大丈夫だ。姉と同じ制服を着せてやる。」といつも通り強気の激励で背中を押していただき、志望校に合格。弱い自分と向き合い、大好きな先生方に支えられながら目標を達成できた経験を糧に、これから先、自分がなりたい自分を見つけて歩んでいってほしいと願います。

担任からのコメント

SSS(烏丸二条)

山口 哲司

山口 哲司
R君、第一志望の洛南高等学校附属中学の合格、本当におめでとう!
R君は、「超」がつくほどの「びびり」(作文では心配性となっていましたが)でした。
とても賢い子でしたが、9月末にその賢さをあらぬ方向に使い、厳しく叱責しました。
「ビビり」のR君にとっては、随分追い詰められたことでしょう。
ですが、「洛南に絶対に合格したい!」という気持ちはとても強く、すべてを反省、修正をし、見事乗り越えていってくれました。すべてを受け入れ、行動を変えたR君を、先生は本当に尊敬しています。
ただ、それを成し遂げられたのも、ご両親とお姉さんたちの「家族の支え」があったことを忘れないでくださいね。
1年間、本当によく頑張ってくれました!4月にお姉さんと同じ制服を着て、SSSに来てくれることを楽しみにしています!