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成基学園を巣立った人々

成基学園を巣立った人々

成基学園を巣立った人々:岡村英祐

成基学園を巣立った人々:岡村英祐

洛星高校から京都大学、そして司法試験。
一方で、大学トップリーグのベスト9投手。
「文武両道」を貫く少壮弁護士の「志」にふれる


1979年 滋賀県生まれ
1994年 洛星高等学校入学
1998年 京都大学法学部入学
2008年 弁護士登録

「文武両道」とは、教育の理想形としてよく使われる言葉である。
勉強もできて、スポーツもできる。そして心身ともに健全で、有名大学に進む。これこそが理想形であると。
確かに東京大学、京都大学などトップ校に進学する学生の中には、高校時代勉強一筋ではなく、何らかのスポーツを楽しんでいた人も多い。気分転換であるとともに、厳しい受験競争を勝ち抜くための体力づくり、という面もあったのだろう。
しかし、ここに登場する岡村英祐氏は、少しレベルが違う。小学校3年から始めた野球の実力はトップクラス。洛星高校では甲子園の予選ベスト8、そして京都大学ではプロ入りするような強豪選手に伍して、ベストナインに選ばれている。トップクラスの野球選手だったのだ。しかも京都大学に現役合格、今は少壮の弁護士として活躍している。
文でも武でもトップクラス、岡村氏は、いったいどんな青春時代を送っていたのだろうか?

Chapter.1
少々のことではへこたれへん!

両親の勧めもあって、中学校から成基学園の草津教室に通うことにしました。
週に2日、平日に通っていたのですが、ほとんど遅刻していました。学校が終わって自転車で貴生川の駅に駆け込み、電車に乗って草津に向かうのですが、どうしても間に合わなかったのです。でも、先生から怒られることはありませんでした。事情をご存知でしたから“大変だな”と励ましてくださいました。
塾では、一生懸命教えていただきました。いろいろと役に立つ言葉も教えていただきましたが、特に印象に残っているのが「自律」という言葉です。
自らが律する、セルフコントロールですね。いい言葉だな、と思いました。
野球をしながら勉強も頑張ろうとしている私のためにある言葉だと思いました。
受験勉強を通じて、私はこつこつと勉強することが大切だということを知りました。何事もそうですが、積み重ねが大切です。

もちろん、頑張っても結果が出ないときがあります。反省も必要ですが、これだけはやっておこうという範囲をしっかり勉強していたのなら、必ず身についています。一気にトップになることはなくても、努力をすれば結果はついてきます。
中学時代は野球で県下でベスト8になりました。高校も野球推薦で進学しないか、と声をかけていただいたのですが、冷静に考えてみて野球で飯を食う自信はありませんでした。
当時は、お医者さんになりたかったのです。小学校5年の時にかなり大きな交通事故に遭ったのですが、その時に治療していただいたお医者さんのことが強く印象に残っていました。困っている人をマンツーマンで話を聞いて助けるのは、素晴らしい仕事だと思ったのです。今考えると、弁護士も同じような仕事ですね。
高校でも野球を続けたかったので、野球も強かった洛星高校に進むことにしました。後から考えれば、京都でも、もっと自宅から近い進学校もあったのですが、よく知らなかったのです。

岡村氏の実家がある滋賀県甲賀市から京都市北区の洛星高校までは、電車、バスを乗り継いで2時間半。岡村氏は3年間通い続けた。ただ、通っただけではなく、野球にも勉強にも全力を尽くしたのだ。

洛星高校の野球部の監督は「うちの野球部は、野球だけやっていればいい部ではない」と言われました。勉強と野球の両立が大前提だったのです。
朝は早朝練習があります。授業を受けて、また練習をする。終わって家に帰るともうくたくたになりますから、ご飯を食べて寝てしまいます。そして3時に起きて勉強をして、6時に家を出ていたのです。
とにかく自分が使える時間が限られていたので、通学時間も無駄にしませんでした。電車の中では本を開けて読んだり、書いたりすることはできません。吊革を持ちながらでも勉強できるような資料を作りました。英語の単語など、どうすれば覚えることができるかを考えて、自分に合った単語帳を作りました。もう覚えているものは必要がありませんから、覚えていないものだけに絞り込んで資料を作りました。

また、授業時間の集中力を大切にしていました。眠い目をこすりながら、先生の講義に集中していました。聞くだけではなくて、一生懸命考えました。何しろ、私には授業を受けている一瞬一瞬が大切な時間だったのですから。
野球でも投手として頑張りました。3年の夏はシード校になりましたが、準々決勝で東山高校に負けて終わりました。
高校時代は一番大変でしたね。何とか乗り切ることができたという思いです。でも、「少々のことではへこたれへん!」と思えるようになりました。以後の私の基礎ができたという感じですね。
大学受験は京都大学法学部一本でした。滑り止めは受けずに、失敗したら浪人覚悟でした。センター試験は失敗しました。数学の単元まるごとマークシートを塗り間違えたのです。
でも京都大学は筆記の配点が高いので助かりました。自己の思考過程を整理して書くのは嫌いじゃなかったのです。広い解答欄に文章をがっつり書いたことを覚えています。

Chapter.2
関西学生野球のベストナイン投手から弁護士に

京都大学でも野球部に入る。京都大学が属する関西学生野球連盟は、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学、近畿大学と、プロ野球に何人もの選手を送り込んでいる野球の強豪大学が揃っている。京大を除く5大学の野球部の選手たちは、ほとんどが野球の特別枠で入学した有名選手だ。このアマチュアのトップリーグの一つで、岡村氏は投手として大活躍したのだ。

京大に入学した時には、司法試験を受けるつもりでしたので、野球と勉強の両立は大丈夫かなと思ったのですが、監督から「野球をやりながらでもできるよ、ぜひやりなさい」と言われました。口車に乗せられた感もありますね(笑)。
大学野球では1年から出場していました。相手は甲子園の出場選手もたくさんいる強豪揃いですから、プレッシャーはありました。
救援投手として投げて、逆転サヨナラ満塁本塁打を打たれたこともあります。
3年生の秋のシーズンにベストナインに選ばれました。味方の援護もあり、運に恵まれてこのシーズン4勝したのです。私の大学時代の勝利数はこの4だけでした。

岡村氏は謙遜するが、新リーグ創設後、ベストナインに選ばれた京都大学の選手は16人いるが、投手で選出されたのは岡村選手だけである。このシーズン、京都大学は立命館大学と関西学院大学からそれぞれ2勝を挙げ、5位になっているが、この4勝はすべて岡村投手が挙げたものだった。
小柄だが抜群のコントロールをもつ好投手として、並み居る強打者を打ち取ったのだ。
このときの、ベストナイン。

岡村氏は野球で大活躍する一方で、司法試験にも取り組んできた。中学、高校と積み重ねてきた「文武両道」の総仕上げとして、難関の国家試験に挑んだのだ。

限られた時間と環境の中で、勉強をするのは大変でした。でも、私はずっとそういう環境で頑張ってきました。そういう経験があったから乗り切ることができたのだと思います。
でも、1回目では合格しませんでした。旧制度の司法試験に2回落ちてロースクールに進んで、新制度の司法試験で合格したのです。
2008年に弁護士登録をして、現在の弁護士事務所に勤務しました。キャリアでいえば7人いる弁護士の下から2番目です。
扱う案件は実にさまざまです。会社同士のトラブルや、知的財産権のトラブル。企業だけでなく、個人間のトラブルも。また、民事だけでなく刑事事件も担当しています。
単独で担当することもあれば、他の弁護士と組むこともあります。
裁判員裁判も担当しています。とにかく、いろいろな事例に取り組んで、経験値を高めているところですね。

実は、「文武両道」で頑張ってきたことは、弁護士の活動にも活かされている。
現在所属している弁護士事務所の代表弁護士は、元ヤクルトの古田敦也選手の交渉代理人だった。その縁もあって、野球選手としても知られていた岡村氏が所属することになったのだ。

数は少ないですが、スポーツ関係の法律問題も担当しています。学校のスポーツ事故や、契約の問題なども。私自身もスポーツと法律を専門に扱うスポーツ問題研究会に所属しています。スポーツをめぐる法律問題は、未開拓の部分も多いのですが、選手と同じ土俵でやってきた経験を活かしたいと思っています。
スポーツ問題研究会では、スポーツと法律に関する様々な事例について、わかりやすく紹介した 『Q&Aスポーツの法律問題』という本を出版しています。私もプロスポーツ選手のセカンドキャリアについて執筆しています。

今も、京都大学時代の仲間と野球を楽しんでいます。私にとって、野球は生涯の友であるだけでなく、勉強、そして仕事を頑張る上でも、密接な関わりがありました。「こつこつ努力する」ことを学んだと思います。
これからもスポーツと仕事、この両輪で頑張っていきたいと思います。
高校受験も、大学受験も、司法試験もタフな試験でした。それを乗り越えてやってきました。その先には、他の仕事では経験できない特別の仕事が待っていました。
すべては、目標を決めたことから始まりました。どんなことでも、目標を決めて、その目標に向かって頑張ってほしいと思います。

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