立命館守山中学校 | 成功への道【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館守山中学校
(アカデメイアコース)
合格-2023年度

わたしの志は、

生物学者になり、琵琶湖の生態系を守ることです。

なぜ、私が琵琶湖の生態系を守りたいかというと、小学5年生の時、琵琶湖の生態系などについて調べる学習がありました。そこで、琵琶湖の外来種のブラックバスなどが琵琶湖の在来種などの住み家などをなくしてしまっているという問題があることを知ったからです。そのために日々人事を尽くしたいです。

成功への道

私が成基学園に入塾したのは、小学4年生の夏でした。私が幼い頃に兄が中学受験をしているのを見て、私も「チャレンジしたい。」と思ったのがきっかけでした。しかしながら、途中入園だったこともあり、最初の頃は毎回の授業の内容に追いつくので必死でした。

しばらくして、塾の授業にはついていけるようになりましたが、4年生や5年生の頃は、成基オープンテストやショートテストでまともな点数が取れませんでした。理由は明確です。その時はまともに勉強もせず、フラフラと遊びほうけていたからです。

5年生の時に学校で、琵琶湖の生態系について調べる学習がありました。そこで、琵琶湖の外来種によって、在来種がすみかをなくしている問題があることを知りました。そこで私は琵琶湖固有の生態系を守っていきたいと思うようになり、そのために、生物学者になりたいと考えるようになりました。

生物学者になるためには、大学で生物学を専攻し、大学院に入り、研究職につく必要があります。それを知った私は、「生物学部がある大学に行きたい。」と思いました。そのためには、早くから1パーセントでもその大学に入る確率を上げたいと思いました。そこで、立命館大学の内部進学があり、滋賀県内で理科や英語に力を入れている立命館守山中学校を知りました。そこから、より受験をいしきして勉強するようになりました。

とはいえ、自分の中にまだ甘さもありました。6年生になると、さすがにこのままではいけないと思い、必死に勉強をしました。テキストや赤本でわからないところがあれば、先生に聞き、わかるまで教えてもらいました。そうすると、日曜進学教室〈日進〉のチャレンジコース頃から急に成績が上がってきました。

また、私は、社会の教科が苦手でした。日進の結果がすごく悪いことが多かったため、勉強方法を変えました。具体的には古今東西にオレンジのペンで書きこみ、赤いシートでかくして、繰り返し覚えるようにしました。すると、成績が一気に伸びたのです。それ以後、どんどん調子が上がっていきました。この体験を通して、「できない」ことが「できる」になったことが何よりもうれしい気持ちになれることがわかりました。そういう時が一番勉強をしていて楽しい瞬間でした。

成基学園で一番受けておいて良かったと思う行事があります。それは、日進と日曜練成講座〈日練〉です。理由は3つあります。

1つ目は、時間配分がわかることです。詳しく説明すると、日進の場合、問題数や試験時間が大体の学校とはほぼ同じなので、本番の試験の練習になりました。

2つ目は、緊張に慣れることができることです。普段の教室で成基オープンテストや模試を受けるのとは違い、他の教室でほとんど知らない人がいる中でテストや授業を受けるので、常に緊張感をもちつつ、1日のうちに10時間程も勉強をしていました。

3つ目は、勉強の体力がついたことです。1日10時間塾で勉強、往復1時間の電車に乗ったら、当たり前に疲れます。それが、ほぼ毎週あると、いつの間にか体力がついて、試験が50分、50分、40分、40分の計3時間でも、そこまでの疲労は感じなくなります。ですから、日練・日進を受講してよかったと思いました。

入試本番の日。日進で緊張感にある程度慣れていたとはいえ、やはり相当、緊張と焦りを感じていました。なぜ、そんなに焦りを感じていたのかわからないくらいです。「今まで頑張ってきたから大丈夫。」そう自分に言い聞かせていました。そうしているうちにどんどん冷静になっていき、集中して試験に挑むことができました。

合格発表の時、ドキドキしながら、発表のホームページのボタンをクリックしました。

「おめでとうございます。合格です。」

これを見た時、嬉しさと、今まで支えてくださった先生や家族への感謝の気持ちがこみ上げてきました。すぐに「ありがとう」と伝えたいと思いました。

中学受験は同じ小学校の多くの人達が遊んでいるという状況の中でしなければなりません。だから、辛いことも多いです。けれど、その分努力すれば、きっといいことが待っています。決して努力は裏切りません。だから、これからも頑張りましょう。

そして、受験勉強という試練を乗り越えた私たちならこの先どんなに辛いことがあっても、この受験勉強の日々を思い出して「こんなに辛いことをしてきたから大丈夫。」と困難を乗り越える原動力として、無駄にならないように頑張れます。私も生物学者になって生態系を守るという志を実現するために今までの経験を胸に今後も努力していきます。

保護者からのコメント

保護者名 市岡 雅子

小学4年生の時、本人が中学受験を希望したため入塾しました。
入塾当初は、受験したいと口では言うものの、どこか他人事の様で現実味を持って考えられていなかった様に思います。しかし、学年が進むにつれ、塾でできた友達の頑張っている姿を見たり、先生方に指導して頂いたりするうちに徐々にスイッチが入っていった様でした。
中学受験は、受験をしない周りの子たちが遊んでいる中、誘いを断り勉強や通塾しなければならない事も多く、そこが一番辛そうでしたが、塾で同じように頑張っている友達がとても支えになっている様でした。
小さな頃からマイペースでのんびりした所があるので受験を乗り越えられるのか心配でしたが、無事第一志望校に合格する事ができ、自信に繋がる良い経験になったのではないかと思います。

担任からのコメント

保乃さん、立命館守山中学校に合格おめでとう!発表日当日、教室まで足を運んで、合格の報告をしてくれましたね。受験録を読ませていただいて、「ありがとう」と伝えたいという保乃さんの思いを知り、改めて胸が熱くなりました。
マイペースなところが良いところでもあり、受験という意味では心配なところでもありました。しかしながら、この1年で、特に6年生の後半に成績を伸ばしてきましたね。なかなか成績が安定しない時期もあり、内心不安もあったかと思いますが、辛いことを表に出さず、ポジティブに物事をとらえて、取り組んでいる姿勢に感心していました。
「成功への道」の第一歩を踏み出しましたね。「琵琶湖固有の生態系を守っていきたい、そのために生物学者になりたい」という志、素晴らしいです。志実現に向けて、これからも頑張る保乃さんをずっと応援しています。

中村朝子

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