高槻中学校 | 合格の鍵【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

高槻中学校
合格-2018年度

川邊 修平さん

わたしの志は、

カッコイイ大工さんになり、人々が笑顔になる家を建てることです。

幼稚園のころ、住宅展示場の木工工作で物を作ることの楽しさを知り、もっと壮大な家を組み立てたいと思いました。大学で建築学を学んで、耐震性に優れていて、住む人たちのどんな希望も叶えられるカッコイイ大工さんになりたいです。

合格の鍵

ぼくが成基学園に入塾したのは、小学四年生のときでした。受験をするかあまり深く考えていませんでした。みんなと楽しく勉強ができて、家の近くに教室があったという理由で通うことにしました。

四年生のときはただ塾に通っているだけという感じでした。友だちと遊ぶほうが楽しかったと思います。成績も普通でした。そんな僕の姿を見て、お母さんが

「お友だちと遊ぶほうが楽しかったら中学受験はしなくてもいいんだよ。五年生からは高校受験コースにしようか。」

と言いました。僕もその方がいいなと思ったのでコース変更届を提出しました。が、その数日後、担任のH先生がもう少し続けてみたらどうかなと声をかけてくださいました。そうしてやっぱりいっしょに勉強してきた友だちといっしょに中学受験コースでがんばることにしました。H先生に声をかけてもらっていなかったら、この先にある勉強の楽しさと受験の辛さ、目標を達成することの嬉しさを味わうことはありませんでした。そのときになんとなく勉強に対する気持ちが変わったのかもしれません。授業にしっかり参加して宿題もきちんとやるようにしました。

すると成績が急に上がり、五年生の夏くらいから〈成基オープンテスト〉の偏差値が六十を超えて安定するようになりました。時間がある五年生のときに文化祭やオープンキャンパスにも参加しました。自由な校風でマイペースな僕にあっているとすすめられた洛星中学校と、二つ上の兄が楽しく通う高槻中学校の二校を志望校にしましたが、直前まで迷うことになりました。

印象に残っていることの一つに六年生の〈夏期学習合宿(合宿)〉があります。〈日曜進学教室(日進)〉の成績が立て続けによかったことで気がゆるみ、〈合宿〉のクラス判定に影響する〈日進〉で成績が下がりました。結果僕はみんなとクラスが一つはなれてしまいました。僕は少し落ちこみました。参加すると〈合宿〉の先生は、

「ここで変えるのは成績じゃなくてやる気だ。」

とおっしゃいました。僕ははっとしました。僕は勉強が好きではありません。長時間勉強するのは嫌いでした。そんな僕でもこの〈合宿〉を機に合格するためにどうしたらよいか考え努力しました。六年生の十月十一月が最も勉強しました。国語は記述で点数がとれるように取り組みました。算数は先生が用意してくださったプリントをどんどん解きました。算数は大好きでした。わからないところはすぐに質問して解決するように心がけました。理科は授業がとにかく楽しかったです。緑本や赤本を解いて経験値を上げ、青カードで暗記もしっかりやっていきました。

僕は合格の鍵は三つあると思います。

一つ目は、先生の言葉をよく聞き、出された課題をしっかりやること。S先生が完璧にやるというのはすべて解くということではなく確実に解けるようにすることだよとおっしゃいました。

二つ目は、自分の力を認めて次に活かすこと。六年生の〈日進〉では、良いときも悪いときも次につながるように何が良かったか欠けていたか前向きに考えました。

三つ目は、自分の力を信じること、自信を持って入試に臨むこと。僕は国語が嫌いでした。そんなだから宿題の取り組み方も甘かったと思います。いろいろな中学校の過去の入試問題を解いても思う点数が取れず苦手意識が一層高まりました。でも自信のなさは自分のモチベーションや成績まで下げることに気がつきました。大切なのは目の前の問題に一生懸命取り組みつづけることです。やりきったことが本番で自信になります。

入試の当日は大好きな先生が応援に来てくださいました。ポカポカのカイロをもらって落ちついて会場に入りました。

合格発表で自分の番号を見つけたときは、合格した実感があまりありませんでした。家に帰り少しずつ終わったんだなぁと喜びがこみあげてきました。受験勉強を毎日続けることは大変だったけれど、挑戦してよかったと思いました。男子合格者最高点をとれたことも、これまでの努力の結果だと思います。嬉しかったです。僕は高槻中を選びました。入学したら友だちとたくさん遊びたいです。ゆっくり本を読み、自分の興味のあることに積極的にチャレンジしていきたいです。

最後に、いつも笑顔でたくさんほめてくれた算数のK先生、苦手意識が強かった僕に「修平ちゃんなら大丈夫」とよく声かけしてくださった国語のK先生、とにかくおもしろい話をいっぱいしてくれた大好きな理科のS先生、いっしょに目標に向かってがんばった友だち、ずっと支えてくれた家族のみんな、本当にありがとうございました。

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