洛星中学校 | 中学受験は山あり谷あり【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

洛星中学校
合格-2017年度

中本 煉さん

わたしの志は、

みんなに頼ってもらえる獣医師になることです。

ぼくは動物が好きで、獣医師になりたいと考えていました。親が獣医師であり、身近な職業であったことも理由の一つです。獣医師になるためには獣医学科のある大学で六年間勉強する必要があり、その後の国家試験に合格する必要があります。このため、しっかりと勉強を続けていかなければなりません。この目標に向かって、中学生になってからも努力していきたいと思います。

中学受験は山あり谷あり

ぼくが志望した中学校は、洛星中学校です。洛星中を志望した理由は、文化祭の見学で学校の雰囲気がとても楽しそうだと感じたからです。また、勉強だけではなく、クラブ活動も積極的にできそうだと感じたためです。これらのことから、洛星中学校が自分の理想にとても合っていると思い、志望しました。初めの頃はいくつかの中学校の中で何となく父が通っていた洛星中に行きたいと思っていましたが、志望校がはっきりと決まってからは、「絶対に洛星中学校に行きたい。」と思うようになり、他の中学校のことは考えなくなりました。

受験当日、試験会場に到着するまでは、とても楽しみでした。一緒にがんばってきた同じ中学校を志望する成基学園の仲間たちに試験会場で会い、普段と同じような会話をすることで気持ちを落ち着かせることができました。試験会場に入ると、そこには何とも言えない緊張感が漂っていました。このため、自分にも少しばかりの緊張感が出てきました。しかし、試験問題を解く時には、それまで感じていた緊張感が不思議となくなり、まるで〈日曜進学教室(日進)〉の第二十一回目を受けているかのような雰囲気で、いつも通りに試験問題を解くことができました。「できた!」という手応えはありました。合格発表の当日、舞台上の幕が上がると周りからは歓声が上がりました。しかし、たくさん人がいたため、すぐには発表された番号を見ることができず、ようやく自分の受験番号を見つけた時は、嬉しい気持ちと同時にホッとした気持ちもこみ上げてきました。さらに、家族や塾の先生方への感謝の気持ちも湧いてきました。

ぼくが成基学園に入塾したのは小学四年生の四月でした。当初は親の勧めで入塾しました。塾の勉強はとてもおもしろかったのですが、予習や復習などに慣れるまでとても大変でした。その頃は、学校の同級生が遊んでいることがうらやましくて、塾に行きたくない時もありました。

小学五年生の春の時点では、中学受験をするかどうかもはっきりとは決めておらず、いまいち勉強に身が入らない状況でした。しかし、夏頃からは中学受験を前向きに考えるようになりました。

小学六年生になると、塾での授業時間がさらに増えました。それに加えて、〈日進〉や〈日曜練成講座〉、〈志望校別特訓〉なども始まってとても大変でしたが、自分の苦手な分野や、同じ中学校を志望する仲間の中での自分の位置を把握することができました。毎週行われた〈日進〉の成績は、良い時と悪い時の波が非常に大きく、最後まで安定しませんでした。しかし、〈日進〉で出題された様々な分野の問題をその度に復習することができ、成績の波を小さくするために、〈日進〉が終わった後は特に算数に力を入れて復習しました。〈日進〉はとても大変でしたが、この時のがんばりが志望の中学校に合格することができた理由の一つだと思います。〈志望校別特訓〉では〈洛星中コース〉を受講しましたが、問題形式は洛星中の特色や傾向に基づいていて、問題レベルも洛星中と同じくらいでした。このため、少なくてもどのくらいの問題数が解けなければいけないのかなど分かりやすく、受講してとてもよかったと思います。お正月には〈正月特訓〉があることで、気を緩めずに過ごすことができ、〈直前特訓〉では自分の不得意な分野の最終確認ができました。これらの特訓は志望校に分かれていたので、所属教室以外の同じ目標に向かう仲の良い友だちを作ることができ、みんなでがんばることができました。塾以外にも、受験日直前まで習い事のスイミングに行ったり、友だちと遊んだり、家族で出かけたりしていました。勉強以外のことを行うことで、良い気分転換ができていたのではないかと思います。

これから中学受験をするみなさんにお伝えしたいことは、常に勉強だけをするのではなく、気分が乗らない時には勉強以外のことをしたり、簡単な問題を解いたりするように心がけると良いと思います。ぼくが志望校を最終的に決定したのは小学六年生の秋くらいで、夏まで学校見学に行っていました。最後までじっくりと志望校を考えることができたのはとても良かったと思います。最終的には焦らないで自分が希望する中学校を見つけると良いのではないかと思います。

最後になりますが、塾の先生には時に叱られ、時には励まされました。また、父や母には塾への送迎、お弁当の準備、受験直前の体調管理をしてもらい、弟には自宅で友だちと遊ぶことを我慢してもらいました。受験は自分一人だけではなく、周りの人たちの協力を得ることで成し遂げることができたのだと改めて感じています。そして、みんなの協力に感謝しています。

本当にありがとうございました。

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