模試の分析を武器に変える
僕はこの東進衛星予備校に、高校入学時から通学し続けてきました。その過程で大学入学共通テストに関する模試や、第一志望校である大阪大学の過去問演習など、東進が誇る巨大なデータベースの恩恵を数多く受けてきました。これら東進コンテンツを享受し、実際に大阪大学への現役合格の切符を獲得した僕が学んだことは、必要なことは与えられた道具をただ受け取って処理するのではなく、その用途を自力で分析して自分の血や肉とするということであるということです。
まず最初に、僕が最も困難な試練だと感じた共通テスト本番レベル模試を基軸として考えてみると、この模試は本来二日かけて行われる共通テストを一日にすべて組み込んでいる点で、肉体的・精神的負荷が終わりに近づくにつれ過酷なものとなっています。この不条理な設計のため、高校二年生のころの僕は文系科目だけ受けて途中離脱するという、解決策としては消極的な方法をとることもありました。しかし振り返ってみれば、こうした困難を乗り越えるために自分の弱点を分析し、戦略を立てて立ち向かったことが、高校三年生の最初の成績である得点率54%を、本番での65%に伸ばすことができた理由だと強く感じられます。そのまま困難を受け止めるのではなく、工夫して自分の技術に組み込むことの重要性を、この模試で確かに学ぶことができました。
第二に、講座を基軸にして考えてみると、リアルタイムでなく質問ができないというデメリットを十分に補う、十人十色な先生たちの存在は僕に勉学の面白さと、教える側の視点を与えてくれたと感じられます。僕にとって古文の成績が伸びるきっかけとなった栗原隆先生の講座では、古文常識と日本史の接合による体系的な知識と、古文を読み解く上での実践的な読解術の組み合わせにより、古文に翻弄される側ではなく、解読する側の視点を得ることができました。 これらをまとめると、東進コンテンツは僕の戦略性とメタ視点をその困難さと多彩性で強化し、やがてジャーナリストやマスコミ関連への就職を目指す僕のリテラシー能力を大幅に向上してくれたものであるといえます。東進で培った力を、自分の人生の武器として生かしていくことを、これらかも心がけていきます。