滋賀県立彦根東高等学校（普通科）
合格-2022年度

医師になって病気で苦しんでいる人を助けることです。

私は小学四年生のとき、盲腸の手術を受けて、一週間ほど入院したことがあります。そのとき、治療をしてくれた先生に憧れ、自分も医師になって病気で苦しんでいる人を助けたいと思うようになりました。この志を達成するために、私は高校で学年一位を目指します。また、毎日勉強をがんばり、特に理科と数学に力を入れていきます。

誠実にやり続けることの大切さ

私は、小学生のときに盲腸で入院して手術を受け、そのとき担当してもらった医師に憧れを抱き、「自分も医師になりたい」と思うようになりました。そこで、小学校を卒業すると同時にどこかの塾に入ろうと考え、医師である叔母が通っていた成基学園を選びました。 しかし、入塾テストがとても難しく、私はその段階でつまずきました。これではいけないと思い、小学校の算数を復習し直しました。また、中学校では、もうこのようになりたくないと思い、内申オール五を目指してがんばりました。だから、学校の成績はしっかりと取ることができました。しかし、塾の模試ではなかなか点数を取ることができず、志望校の判定はほとんどがＥ判定でした。 それでも諦めず、志望校合格に向けてがんばり続けました。三年生になると、〈中三滋賀ＴＯＰレベル講座〉や〈お盆特訓〉、〈日曜進学教室（日進）〉などの成基学園の講座には全て参加し、全力で取り組みました。そのなかでも〈日進〉は、私を大きく成長させてくれました。問題がとても難しく、解き直して全てを理解するのにかなり時間がかかったので、心が折れそうになったことが何度もありました。結果も思うように出ず、「こんなに難しい問題ばかりやっていて、本当に入試に向けての力がついているのか」と疑うこともありました。 それでも私が逃げずに最後までやり遂げることができたのは、担任のＮ先生のおかげです。Ｎ先生の授業は、毎回私の勉強に対するモチベーションを大きく向上させてくれました。 先生の話を聞くと、もっとがんばろうと思えました。さらに、先生は、「今は〈日進〉の復習と受験する学校の過去問だけに全力を注げばいい。」とおっしゃり、私たちが今するべきことをはっきりと示してくださったので、迷うことなく安心して最後までやり通すことができました。このように、かなりがんばることができたので自分にも自信がつき、よい点数を取ったときはとても嬉しかったです。

私は、受験する高校について先生と相談をした結果、できるだけ多くの過去問を解き、力をつけるために、私立を併願で三校受けることにしました。そのため、勉強もとても大変で、受験まで日が迫ってくるなか、再び心が折れそうになりました。しかし、このときも先生が過去問の解き方などを丁寧に教えてくださったため、三校とも、五年分全ての問題を自分の力で解けるようになるまで復習をすることができました。

受験した私立校のうち、希望していたコースの合格を得られなかった高校もありましたが、希望通りの結果を得られたときはとても嬉しかったです。そして最終的には、一、二年生の頃、あれだけＥ判定が続いた志望校に合格することができました。

この大逆転を起こすことができたのは、成基学園の先生方と家族の支えがあったからです。先生は、常に明るく私のやる気を引き出す授業をしてくださいました。また、 一人ひとりの志望校や成績について、とても真剣に向き合ってくれ、時には厳しく助言をいただいたので、先生のおっしゃることに絶大な信頼感を持って取り組むことができました。

この受験生活、家族は私を全力でサポートしてくれました。 特に母は、誰よりも受験のことを考え、私のために、私より遥かに多くのことを調べてくれました。さらに食事の面でも気を遣ってくれました。そして、テストの結果が良くて私が喜んでいるときは、自分のことのように喜んでくれたので、もっとがんばろうという気持ちになりました。これほど熱く受験を応援してくれる親はなかなかいないと思います。とても心強く、安心して受験を迎えられたので、心から感謝しています。

高校では、多くのことに挑戦したいと考え、今春から新しくなったグローバルサイエンスコースを希望し、合格することができました。このコースでは、課題研究のプレゼンテーションや海外研修を通じてさまざまな経験を積み重ね、英語力を伸ばしていきます。さらに、理科と数学の勉強にも力を入れて、医学部合格に向けてがんばりたいです。

受験を終えた今、思うことは、 先生のおっしゃることを信じて最後まで誠実にやり抜いた人が志望校に合格するということです。 また、私は一、二年生の頃からコツコツがんばり、内申を取り続け、三年間やりきった自分自身にも、心から感謝します。