京都府立桃山高等学校 | 自分の弱さと向きあう努力【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立桃山高等学校
合格-2019年度

わたしの志は、

人々が幸せに過ごせるようになるために、科学者になって病気で苦しんでいる人々を助けられるような薬をつくることです。

この志を立てたのは、僕は科学の分野に興味を持っているので、それを生かして人々の役に立つことがしたいからです。この志を果たすために、科学の本を読んだり、高校の化学基礎の勉強をしたりしました。これからは理系に特化した大学へ進学して、科学に関する職業に就けるように一生懸命勉強するつもりです。

自分の弱さと向きあう努力

僕の志は、人々が幸せに過ごせるようになるために、科学者になって病気で苦しんでいる人々を助けられるような薬をつくることです。この志を実現するために、理系の分野に特化し、また大学の進学実績も良い京都府立 桃山高等学校の自然科学科を志望しました。

僕が成基学園に入塾したきっかけは、中学二年生の春に母から、「京都の公立高校に行くなら成基学園だよ。」とすすめられたからです。成基学園に通う前は、学校の定期テストのために勉強をしていただけで、受験のことについて全く考えていませんでした。けれどもK先生と出会って、先生の体験談や受験の厳しさを教えてもらい、僕自身の勉強に対する姿勢が変わりました。そして得意教科というわけでもなかった数学が、K先生の指導のおかげでどんどん良くなり得意教科になりました。

三年生の〈春期講習会〉から、〈夏期学習合宿(合宿)〉で奈良会場の一組に入れるようにがんばれとK先生に言われ、自分なりにがんばりました。そして〈合宿〉の会場を決める、三年生になって初めての〈Vもし〉。自分の中では手応えはあったものの、塾内順位は六十八位でした。二年生のときにとれていた英語もよくなくて、僕はとてもショックを受けました。このままではK先生との約束を果たすことができない……。とても悔しい気持ちでした。でも、「落ちこんでいても結果は変わらない」と前向きに考え、二回目の〈Vもし〉に向けて英語の点数を上げるために、授業で学んだ単語や二年生のときに習った内容を復習しました。そして二回目の成績は、塾内順位が十四位。後日クラス発表があり、奈良会場の一組に入ることができたことを知り、心の中でガッツポーズをしました。「一組に入ったことで自分よりも賢い人たちと勉強することができる! もっと自分を刺激して自分を高めることができる!」と、〈合宿〉に対して期待感で一杯でした。しかし、現実は甘くはありませんでした。授業もハイレベルで、それまで見たことがない問題や公式がたくさん出てくるだけでなく、周りの人たちがすらすらと解いている様子を見て、とても驚きました。それよりも、精神面でのつらいことがありました。それは〈合宿〉期間中、家族と過ごす時間がないということです。家族の支えがない日々はとてもつらかったです。そのときに僕は、家族がいることの大切さ、ありがたさを感じ、自分は支え続けられていたのだと痛感しました。「もう合宿なんか止めて家に帰りたい。もう嫌だ」。あれだけ楽しみにしていたはずの〈合宿〉が、全く反対の苦しさに変わってしまいました。「けど、このまま帰っても自分は何も変わらない! !」先生の言葉や母の手紙のおかげで弱い自分を奮い立たせ、期待にこたえたいという一心でがんばりました。最後まで〈合宿〉をやり切り、逃げずに自分と向き合うことや何事もやりとげる大切さを学びました。

〈合宿〉後は入試に向けて、〈日曜進学教室(日進)〉が始まりました。〈日進〉の順位は良いときもあったり悪いときもあったりと、成績はとても不安定でした。得意教科で点数がとれない時期が続いたときは、「なんでとれないんだ。内容は理解しているはずなのに。他の人と比べて自分には何が足りないんだ」と、何回も自分自身に向き合い考えました。演習量を増やしたり、解き方をいろいろ試したりしました。おかげで後半以降、安定して順位がとれるようになりました。

〈日進〉が終わった後も、志望校に確実に合格するために気を抜くことなく〈正月特訓〉・〈直前特訓〉を受講し、テストの解き方や新しい知識を増やしました。入試の日が近づいてくると、日々、何に取り組めばよいか迷いや不安が胸を締めつけました。そんなときは、学研教室の先生方からさまざまなアドバイスをいただき、「絶対に受かる。今までがんばってきた自分を信じよう」と弱い自分に打ち克ち、自分自身を信じきるようにしました。第一志望校の入試当日は、併願校の受験をしたおかげで全く緊張せず、いつも通り問題に取り組むことができました。合格発表の日が待ちきれず、うずうずしていました。そして、発表当日。自分の番号があって、「よし!」と思いました。努力は裏切らないということを体感した瞬間でした。同時に、それまでに感じたことのない達成感を味わいました。自分との長い闘いが終わった瞬間でした。

僕は、今まで関わった先生方、支えてくれた家族に感謝したいです。先生方には、わからない問題を丁寧に教えていただき、家族には自分が苦しんでいるときに声をかけてくれ、いつも温かく見守ってもらいました。本当にありがとうございます。僕は成基学園に通えて本当に良かったと思います。受験生の皆さん、入試に向けて弱い自分に向き合う努力を続けてください。僕も高校に進学しても気を抜かずに、志実現に向けて勉強をがんばっていきます。

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