京都府立南陽高等学校 | 何事にも初心から【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立南陽高等学校
合格-2022年度

わたしの志は、

人と動物が平等な関係で共存できる世界をつくるために動物関連の職に就き、動物を救うことです。

私は今、犬を飼っています。共に生活を送っている間に、人と動物が共存することが平和へとつながるのではないかと考えるようになりました。最近では、犬の餌やりや散歩を積極的に行うことで、動物と同じ視点から物事を捉えられるようになりました。そして、この出来事から、私はもっと生物について興味を持つようになり、私の志の決定に至りました。

何事にも初心から

私は、小学四年生の頃からゴールフリーに通っていました。中学生になるまでは、勉強にはほとんど関心を持っていませんでしたが、小学六年生のとき、仲の良かった友だちが中学受験で勉強に明け暮れている様子を見て、自分も三年後には受験ということで、このときから少しずつ勉強に対し、前向きな姿勢を持つようになりました。

中学二年生で、私は大きな壁にぶつかりました。それは、塾の模試でいつも理科が偏差値三五ぐらいで、私がそのとき目指していた京都府立 南陽高等学校に届く偏差値ではなかったのです。このままではダメだ、と思い、私はそこから毎日、理科の範囲を一日一単元復習する取り組みを始めました。学校の教科書と塾を活用するのはもちろん、ある勉強系ユーチューバーの動画も活用して勉強に励みました。私が毎日、理科を少しずつ、予定通りに復習することができたのは、『フォーサイト』のおかげだと思っています。勉強の予定を組むことにより、自分の自由な時間と、勉強する時間のメリハリのある生活リズムをつくることができたからです。その結果、三年生の一回目の模試では、Hクラス在籍にもかかわらず、教室全体の順位で理科一位を取ることができました。それによって、より勉強の意欲が湧き、もっと上の高校も目指せるのでは、と思いました。ここから、私は勉強に自ら取り組むようになりました。

この〈Vもし〉の結果から、〈夏期講習会〉では、Sクラスのメンバーと共に勉強するようになりました。そこではHクラスとは違った雰囲気が流れていました。そして、Sクラスの環境で勉強をするうちに、絶対に追いついてやるという強い思いが生まれました。

私が第一志望校を決める際に重視したことは、自分の志でもある動物関連の仕事に就くうえで、必要な理数系の力をつけることができるかどうかでした。その中でとりわけ魅力を感じたのが、南陽高校のサイエンスリサーチ科でした。小学生の頃から身近な存在でもあり、南陽高校を第一志望校にしました。

第一志望校の高校が決定してからは、模試やさまざまな特訓授業などが目白押しでした。そして、九月から始まった〈日曜進学教室(日進)〉では、第一回目に南陽高校の安全圏に入ることができたのですが、第四回目頃から点数が落ち始め、入試まで残り二ヵ月となった最後の〈日進〉では努力圏にまで偏差値が下がり、絶望的な状況に陥りました。残り二ヵ月で何ができるのか考えたのですが、全く思い浮かびませんでした。そんなとき、困ったらいつも相談に乗ってくださっていた担任のY先生に助言を求めると、「専門学科でも基本を落とさずに取り切るべきだ。」と言われました。それから一ヵ月はとにかく初心に戻り、数学は公式を覚え直し、理科と社会は教科書レベルを中心に復習を重ね、また、授業中の復習タイムを活用して、苦手分野の単語と記述を完璧にしました。そして残り一ヵ月、〈直前特訓〉のとき、私は自分の成長を感じることができました。なぜなら、この特訓の模擬テストで、専門学科の問題は難しい応用問題なのではなく、文章がややこしい基本問題ということに気付けたからです。それから入試前日まで、とにかく暗記し、国語と英語は長文を毎日読むという初心に戻り、とにかく当たり前にみんながするであろう勉強法を試しました。

そして、入試当日。朝から、とにかく緊張して、親ともまともに話せないほどでした。一時間目の国語では古文の時間配分を間違え、非常にあせりましたが、三、四時間目の英語、理社はこれまで基本中心に学習していたので、自信を持ってやれば大丈夫と気持ちを切り換えて臨みました。テスト終了後はやりきった気持ちと合否に関する不安が入り混じっていました。そして迎えた二十四日の合否発表。ウェブサイトで自分の番号を見つけたときは、あまりのうれしさで、その場で跳び上がりました。そして、これまでしてきた努力は報われるんだなと思いました。

高校受験では努力をすることと、初心に戻ることの大切さを学びました。これらは勉強面だけではなく、私たちのほとんどのことに当てはまると思います。高校の目標は理系を得意教科にすることです。初心に戻り、他人よりも欠かさず努力して、自分のなりたい志に向かっていきます。

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