京都府立南陽高等学校 | 一歩前進【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立南陽高等学校
合格-2014年度

一歩前進

私の将来の夢は、勉強の楽しさを伝えられる塾の先生になって、多くの人たちの役に立つことである。
この夢のきっかけは中三の秋頃からだった。〈日曜進学教室(日進)〉が始まる頃から重点的にやり出した数学で、分から ないときは、W先生が分かりやすく説明してくださって、勉強に対する関心が高まり出した。今まで誰かのために役に立ったと実感したことがあまりないため、塾の先生として、誰かの助けになれるよう役に立ちたいと思っている。

思い返せば、二年生から入塾した成基は、正直、なんとなく通っていた。中学三年生になる前の三者面談で、「もっと勉強しな、志望校受からへんぞ。」というメンターの言葉に、私は、「これからもっと勉強がんばる。」と宣言した。言った言葉には責任を持たないといけないと思い、気合いを入れて三年生からがんばろうと決意した。
前期の三者面談で担任のM先生が、まだ合格できる可能性はあまりなかったはずなのに、「絶対合格できる。期待してるで。」と応援してくださった。自分のためにも、そして周りの人のためにも、もっとがんばらないといけないと痛感した。

夏休みに入り、〈中3夏期学習合宿(夏期合宿)〉が始まった。この五日間が、まだ勉強をなまけていた自分を大きく変えるきっかけになったと思う。
〈夏期合宿〉が始まるまでは両親にも、「何のためにお金を払って塾に行かせているのだろう」と思わせるくらい、ただ塾に来て授業を受けているだけだった。私のクラスは京都会場の真ん中くらいだったが、自習中には自分より熱心に集中してがんばっている人がたくさんいた。自分が未熟であること、頭のいい人がたくさんいることが分かった。このままでは、志望校に合格なんてできるはずがない、と焦りを覚えた。この体験が今までダレていた自分に、けじめをつけさせたと思う。

それから〈日進〉が始まることを機に、自分と同じ状況の友だちと、週末に塾へ自習に行き始めた。一人で自習すると、気の緩みからどうしても集中できないと思ったからだ。一緒に自習に行ってがんばることで、お互い励まし合い、支え合うことができるからだ。最初は週に一度で、時間も少なかった。しかし、〈日進〉で回を重ねるごとに苦手がたくさん見つかり、成績もあまり伸びず、苦しい思いをした。日々の授業も〈夏期合宿〉でも、「みんなができていることは、きちんとしないといけない」というプライドはあった。また私はやろうと決めたことは一途にやる性格で、それからは一人でも自習をすることにし、塾がなくても行って、時間も増やした。

十月くらいからはHクラスの人たちも徐々に来るようになり、分からない問題はその人たちにたくさん教えてもらった。Hクラスの人たちは、みんな頭が良くて尊敬していたけれど、同時に彼らにも負けたくない、もっと自分から進んで勉強していかないといけないと思い、今まで以上に勉強をがんばるようになった。

〈冬期講習会〉が始まってからは、それぞれの教科の復習を重点的に取り組んだ。この講習会あたりから、毎日、学校から直接自習をしに行くようになった。年末からは、英単語ノート、数学公式集、理科まとめノートなど、自分専用のノートを二、三ヵ月かけて作った。そうすることで、覚えないといけないところは覚えられるようになった。
〈日進〉で成績が伸びなかった原因は、予習不足だったと思う。しかし、その分復習はきっちりやったので、だんだん成績が上がってきた。〈日進〉の解説を見直し、必要なところは書き写して覚えた。

いよいよ入試本番。いつも通りの平常心で、できることをやろうとがんばった。私立の合格の結果を見て励みになった。塾の先生も喜んでくれたことが次の試験の支えになった。公立前期試験では、得意である数学で大きなミスをして、合格結果が怖かった。結果までの一週間は、できる問題を間違えたということばかり頭に浮かび、後悔していた。しかし結果は合格。本当にうれしかったし、自分にも自信が持てた。両親もメンターも報告を聞いて喜んでくれた。

成基学園では、メンターや友だちからただ学ぶだけではなく、集中力と学ぶことの大切さを教えられ、自分のものにすることができた。それに塾に行くことで勉強に対する気持ちが変わり、一歩前進できた。成基に行かせてくれた両親には感謝している。だが、後悔していることがある。それは、第一志望校には受かったけれど、もっと早くからがんばっていれば難関校に受かっていたかもしれない、ということだ。
高校でも、塾で身につけた学力や勉強への取り組み方をもとに、難関大学に絶対合格する。そのために日々、努力して勉強をがんばっていきたい。

塾の先生のおかげで勉強することの楽しさが分かった。また、分からない問題をいつも教えてくださったおかげで、勉強することに興味・関心を持つことができた。だから私も、そんな塾の先生になるためにがんばっていく。

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