立命館高等学校 | 志と共に【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館高等学校
合格-2022年度

仲山 遙人さん

わたしの志は、

グローバル化する世界で事業やインターネットだけでなく、人と人とが直接の関わりを持つための架け橋となることです。

一つの外国製の文房具、それが私が海外に興味を持つきっかけとなりました。私はその文房具の機能、デザインに感激し、自分もこんな文房具を作りたいと思い、その海外メーカーに就職したいと強く望むようになりました。しかし、海外について考えているうちに、物と物のつながりよりも、人と人との関わりがまだ足りていないのではないかと感じるようになりました。

志と共に

私は小学生のとき、クリスマスにもらったドイツのL社のボールペンに感動し、「将来は絶対にL社に就職して書くことが楽しくなるような文房具を作る!」と奮起していました。しかし、小学生だった私は何のプランも立てず、ただ夢を見ているだけでした。

そんなとき、私は成基学園に入塾しました。特に他の塾と比べたわけでもなく、ただ家から近くて、レベルも高そうだったからという理由で入塾しました。しかし、成基学園に通うという選択が、自分の将来の設計に大きな影響を与えることになりました。

成基学園の先生方はとてもおもしろく、自分が知らないことをたくさん知っていて、学ぶことがとても楽しくなりました。 そんな先生方の下で学べたおかげで中学校の定期テストの勉強もあまり苦にならず、良い成績をとることができました。いわゆる優等生でした。しかし、上には上がいました。塾の教室内順位はいつも二位。どうしても勝てない相手がいました。

そんなことで悩んでいるとき、「志共育」でN先生が、夢と志の違いについて教えてくれました。夢は「なりたいもの」や「こうなったらいいな」など曖昧なもの、志は「こんな人になってこんな人のためにこうしていく」といった人生を支える一本の太い柱、ということを学びました。

この授業でもう一つ、とても大切なことに気づきました。今までの人生の設計ががらりと変わるくらい大切なことです。最初に立てた志は、「世界中の人々が使っていて楽しくなるような最高の文房具を作る」ことでした。

しかし、この志を立てた私は大きな違和感を覚えました。「本当にこの志を柱にして生きていきたいのか」と。長い間持っていた夢だけに、それと同じくらい長い間考えていました。考えた結果、志が変わりました。「グローバル化する世界で事業やインターネットだけでなく、人と人とが直接の関わりを持つための架け橋となること」これが今の私の志です。

志が決まってから、勉強の仕方も変わりました。 今までは赤シートで隠した語句を読むだけでしたが、読むだけでなく、書くようにしました。さらに、中学三年生になる前に一年生と二年生の範囲の苦手な科目をすべて復習し、ほぼ完璧にしました。

そして中学三年生になり、志望校を決める時期がやってきました。私は志をすでに立てていたので、「海外交流が盛んな学校」に行くと決めていました。だから海外交流が多いことが特徴的な立命館高等学校を志望しました。

初めは推薦で立命館高校に行くつもりでがんばってきました。しかし、三年間の成績が一三五分の一二七で出願できたのですが、私は一二六しかなく、推薦で受けることはできませんでした。このことを学校の先生から聞いたとき、言葉が出ないくらい悔しかったです。

〈日曜進学教室〉でも〈Vもし〉より全園順位が大幅に下がり、「本当にうかるのかな」と不安になることもありました。

しかし、そんなときに 心の支えとなったのは、塾や学校の先生方、「第一志望の高校に行く」という同じ目標を持った友だちの存在でした。 特に、ライバルでもあり同士でもある友だちと切磋琢磨した日々は、長い人生の中でも大きな財産になると思います。 そして自分が立てた志は、受験勉強におけるやる気の原動力になりました。

赤本は、立命館高校と立命館守山高等学校の過去五年分を二回ずつ解きました。推薦に落ちた悔しさをバネにがんばることができました。

試験当日は、緊張する暇もないくらいあっという間でした。

合格発表は、学校で友だちに見守られながら見ました。合格が決まったとき、自分のことのように喜んでくれた友だちや家族には今でも感謝しています。

志を持って何かを目標にし、実現を目指すことで、こんなにもすばらしい景色が広がって行くことを経験できました。

この文章は、私の四年間の成基学園生活で経験したことのごく一部です。成基では、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

私は世界中の人々が人どうしの関わりをもてる世の中を実現するために、これからもいろいろなことを学んでいきます。

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