京都市立西京高等学校(エンタープライジング科) | 三年間を振り返って【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都市立西京高等学校
(エンタープライジング科)
合格-2018年度

わたしの志は、

人が幸せに生きるために、何かができる仕事につくことです。

私はこの三年間、たくさんの人に何らかの形で支えてもらった。合格を伝えたときに、たくさんの人がとても喜んでくれた。自分のしたことで人が幸せになると私まで幸せになった。だから私は、もっとたくさんの人が幸せになるように何かがしたいと考えている。

三年間を振り返って

三年前、私は中学受験に失敗した。不合格だったことより、それについて悔しいと思わない自分が情けなく、支えてくれた人の悲しい顔を見ることが辛かった。(もう二度と周りの人を悲しませたくない。)この気持ちは、何かがある度に自分自身を奮い立たせてくれた。

成基学園に入塾したのは中学一年生になる前の〈春期講習会〉のときだった。何故あのとき、入塾しようと思ったのか、今はあまり覚えていない。しかし、成基に入ったことで私の人生が大きく変わったということが受験を終えた今、強く感じられる。

一年生のときは、受験のことなど全く考えず、クラスのみんなや先生に会いに行くような感覚で週に四回、塾に通っていた。そのため、定期的に行われていた〈Sクラス統一テスト〉などはいつもボロボロだった。しかし、まだ一年生だからという楽な考えでテストの直しをせずに、苦手な教科を見つけようともしなかった。宿題だって溜めてしまうことがあった。

二年生になって、以前より少しずつ受験について意識するようになった。学校説明会や進学フェアなどに多く参加して、志望校を決めた。また、模試などが一年のときより増え、周りの人との学力の差がはっきりと目に見えるようになった。このままではいけないと感じてはいたが、何をすればいいかがわからず、そのまま過ごしてしまった。

三年生になると、自分の中の気持ちが受験へと向かいだした。英語の先生が変わり、一気に受験を意識するようになった。以前より勉強時間を増やし、真面目に取り組んだつもりだった。しかし、〈夏期学習合宿(合宿)〉のクラス分けに使う大事なVもしでは思うような点数や順位がとれなかった。奈良会場には行けたものの、上位三クラスに入ることができなかった。上位三クラスとはテキストが違い、解く問題の難易度も異なっていた。上位クラスの人たちとの間に大きな壁があることに気づいた。すごく悔しく、〈合宿〉中はいつでもこのことを意識していた。この悔しさが残った〈合宿〉があったおかげで、私の中の受験への気持ちに火がついた。

〈合宿〉が終わってからは辛いことがたくさん待っていた。毎週日曜日に行われる〈日曜進学教室(日進)〉の予習、復習に追われる毎日。次の日曜日までに間違えたところや、理解が浅いところの直しをひたすら行っていた。たいていの問題は二回やり直しをすればできるようになるのに、何度やっても毎回間違えてしまうこともあった。特に苦手な理科は、一、二年生のときの理解が浅かったためつまずいてしまうことが多かった。また〈日進〉だけでなく、過去問も解きたかったため、学校帰りにそのまま塾に行ったり、朝早く学校に行ったりした。すると、小さい頃から水泳をしていたため体力に自信はあったのに、自習をしていると眠たくなってしまうことが多々あった。このようなことがある度に不安は増していった。このままで合格できるのか、何度やってもできない問題が入試に出たらどうしよう、ということばかり考えてしまった。

しかし、その思いを吹き飛ばせるものが一つだけあった。それは「西京に行きたい」という強い思いだった。一年生のときから惹かれていた京都市立 西京高等学校。二年生で本格的に志望校として決めてから西京高校一筋で勉強していたという自信があった。その思いを常に持ちながら毎日毎日勉強したことが、私を一番合格に近づけたのだと思う。

受験直前になり感じたことは、絶対に諦めてはいけないということ、自分を信じることが大切だということだ。二月の頭にインフルエンザにかかっても焦らずに入試に臨めたのは、自分のことを、自分のやってきたことを信じていたからだと思う。

私はこの三年間、たくさんの人に支えられてきた。成基学園の先生方、SSクラスのみんな、学校のクラスのみんな、たくさんの友だち。そして何より、一番近いところで支え、見守ってくれた家族。きっと一人では乗り越えられない受験というものを乗り越えられたのは、支えてくれた人たちのおかげだ。

だから、次は私が誰かを支える番だと思う。まだ、どうやって、ということは全く決まっていない。まずは、多くの人の力によって作り出された「西京高校で過ごす時間」を大切にしたい。そしてその中で、自分の将来について考えてみたいと思う。

これから受験を迎える人たちに伝えたいこと、それは、感謝を忘れてはいけないということだ。学ばせてもらっていることに感謝をし、これからも志望校に向けて全力を尽くしてほしい。応援しています。

最後になりましたが、この三年間に私と出会い、支えてくださったみなさん、本当にありがとうございました。

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