京都市立西京高等学校(エンタープライジング科) | 進路選択という壁を乗り越えて【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都市立西京高等学校
(エンタープライジング科)
合格-2017年度

わたしの志は、

医療関係の仕事に就いて、国を超えて人を助けることができる人になることです。

父が医者であるのでその影響もあり、医療関係の仕事に就きたいと考えています。また、得意の英語を生かして人の役に立ちたいという思いもあります。志を果たすために、これまで英語の本を毎日読んだり聞いたりと、頭だけでなく体で覚えることを心がけてきました。志に向けて、これから英検準一級や一級に挑戦していきます。また、資格もしっかり取れるように他の科目にも力を入れます。得意教科を増やせるようにがんばります。

進路選択という壁を乗り越えて

私は中学三年生の秋頃まで、志望校が一つに決まっていませんでした。自分は高校で一体何がしたいのか、どんな学校生活を送りたいのか。そんなことを考えることもなく、日々を過ごしていました。京都市立堀川高等学校 探究学科群か、京都市立 西京高等学校 エンタープライジング科のどちらを受験したいのかという大きな進路選択の壁が、私の前に立ちはだかっていました。

そのようなとき、私の背中を押しながら見守ってくださったのは、S先生や父、母でした。私には医者である父の影響もあり、医療関係の仕事に就き、国を超えて人の役に立ちたいという夢があります。その夢を尊重し、私に一番合った高校を最後まで一緒に考えてくださいました。その結果、人とのコミュニケーション力や、いつか第二の母国語になるかもしれない英語は、今後重要になってくると思い、英語に力を入れて、「社会人力」の育成を目指している西京高のエンタープライジング科を受験することにしました。

「先生、私、西京高校エンタープライジング科を受験します。」

と言ったとき、

「よし、じゃあ、これから全力でがんばろうね。」

と言ってくださったS先生の言葉は、今でも忘れられません。たった一言ですが、この言葉のおかげで再スタートを切れたと思います。そして、自分のことを応援してくれているんだと思うようになりました。私の父、母も、私の意志で決めた学校に合格できるように、全力でサポートしてくれました。

もう一つ、私の心に残っている言葉があります。それは、T先生に教えていただいた、「冬来たりなば春遠からじ」という言葉です。

これには、寒さの厳しい冬の後には必ず春の季節がやってくるように、苦しいことやつらいことがあると、必ずいいことが待っているという意味が込められています。西京高のエンタープライジング科を受験しようと決めた私の心の中で、絶対合格してやるという思いがより深まった瞬間でした。

とはいうものの、受験は辛いことしかないと言っていいほどのものでした。毎週日曜日に行われる〈日曜進学教室〉では、自分の納得のいかない点数をとってしまったことも、何時間解いても答を導き出すことのできない数学の問題に出会って逃げ出したくなったことも、ケアレスミスをして感情をコントロールできなくなってしまったこともありました。今思うと、なぜここまでがんばってこられたのかと思うほどです。その一因には、自分の弱点をはっきりさせ、前向きに結果を受け止めようと努力したことがあると思います。

私には一つだけ、直すことが難しい弱点がありました。それは、国語です。もともと英語が得意だったので、英語で得点を稼ぐ戦略を立てていましたが、不安な気持ちは治りませんでした。そこで、入試に出てきそうな新書を読んだり、苦手な漢字を毎日勉強したりと、弱点と向き合って、努力しました。苦手克服。これは私が常に頭に入れていた言葉でした。

志望校を決めてから勉強漬けの毎日を過ごしていく中で、欠かさず行っていたことがあります。それは、毎朝一時間十五分は必ず勉強することです。毎朝早く起きることは辛かったのですが、合格したいという気持ちを強く持つことで乗り越えられました。朝は理科、社会を重視し、覚えないといけないものはすべて朝にするようにしていました。これは高校生になっても継続して行おうと思っています。

こうして、あっという間に時間が過ぎ、入試本番の日がやってきました。そして、合格発表の日。合格したとわかったときは、今までがんばってきて良かったという思いでいっぱいで、涙が止まりませんでした。そして、同時に今まで支えてくださった先生方や友だち、家族の顔が浮かんできて、感謝の気持ちを忘れずに高校でも、がんばっていこうと思いました。

これから受験をする後輩に伝えたいことは主に四つあります。

それは、一日一日を大切にしてほしいということ。復習を大切にしてほしいということ。自分の弱点を探し出し、それらを克服して本番に臨んでほしいということ。そして何より支えてくださる先生方、友だち、家族の存在を忘れないでほしいということ。

これらを頭に置いて、がんばってください。応援しています。

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