西大和学園中学校 | 失敗を恐れずに【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

西大和学園中学校
合格-2023年度

小藤 蒼介さん

わたしの志は、

ips細胞のような、人の命を助けることが出来る新しい医療技術を研究して、今は治らない病気で困っている人を助けることです。

僕は両親からips細胞のことを聞き、研究医に憧れ、目指したいと思うようになりました。僕はその志を果たすために、不得意科目を作らないように勉強してきました。中学校に入学してからは医者にとって重要な理系科目に特に力を入れていきたいと思います。

失敗を恐れずに

僕が成基学園に入塾したのは、小学4年生の時でした。
その頃は、公立の中高一貫校を考えており、最難関校を目指せるとは思ってもいませんでした。しかし、4年生後期の最難関特訓の資格をいただいて、自分にもチャレンジできるのかもしれないと、思い始めるようになりました。

5年生になって、大好きだったヴァイオリン教室をやめて、本格的な受験勉強を開始しましたが、内容がとても難しくなってきて、宿題に追われる日々を送っていました。
そんな中、ゴールデンウイーク直前の成基オープンテストで大きく成績を落としてしまいました。その時は悔しくて涙を流してしまい、このまま宿題だけやっていてはいけないと強く反省し、ゴールデンウイークの間猛勉強しました。その結果、大きく成績を伸ばすことが出来、その勢いのまま特待生にも選んでいただきました。ところが、それから油断してしまったせいか成績は伸び悩み、順位は徐々に下がっていきました。

そして、6年生になって、日曜進学教室〈日進〉と最難関志望校別特訓が始まり、何とか東大寺コースに入ることはできましたが、日進ではなかなか思うような結果を出すことが出来ませんでした。塾の宿題以外にも、自分でやろうと決めていたプリント等がどんどん溜まっていき、夜の12時過ぎまで起きて勉強することも何度かありました。寝不足で集中力も欠けてきたため、11時半には寝るようにすること、1日の計画を立てて勉強することを心掛けるようにしました。

また、社会がかなり苦手だったため、このまま4科での受験を続けるべきか悩んだ時期もありましたが、社会のI先生の授業がとても分かりやすく面白く、どんどん興味を持つようになり、最終的に社会が得意科目へと変わっていきました。

8月の下旬には西大和学園中学校を志望校に決めました。もともと西大和学園中は家から遠いこともあって、自分にとっては現実味のない学校だと思っていました。ただ、進学実績の高い難関校の1つだと聞いており、どんな学校か興味もあったため家族で見学会に行きました。見学会では校内を案内して頂き、体験授業や在校生との座談会にも参加しました。その結果、自分が想像もしていなかった魅力的な学校で、自分のやりたいことがたくさん詰まった学校であることが分かりました。

そこからは西大和学園中を中心に、赤本を毎週土曜日に解くように決めて、間違えた問題の解説を読んで、その問題を繰り返し解き直すようにしていきました。
1月に入り、前受験のため、愛光中学校入試を受けました。社会がとても難しく、受験後はあまり自信がありませんでしたが、予想に反して結果は合格で、その後の入試に自信を持って臨むことができました。

そして迎えた本命校の入試1日目、僕は洛星中学校を受験しました。特に緊張しなかったのですが、前日に寝不足だったせいで最初の理科の試験で頭が働かず、終了時間を間違えるというこれまで経験したことがない大失敗をしてしまいました。その結果、洛星中は不合格となり、大きく落ち込んでしまいました。洛星中の結果を知った時はすでに西大和学園中の入試は終わっていたのですが、急に不安な気持ちでいっぱいになり、その状態のまま3日目の入試を受験することになりました。

西大和学園中は第一志望にしていたため、2日目の本試験だけでなく、1日目の21世紀型入試も受けました。この入試では筆記試験以外にグループディスカッションと面接がありましたが、塾の友達と一緒のグループになったこともあって緊張することなく話すことができ、少し自信もありました。合格発表を見る時は、洛星中が不合格だったこともあり、手が震えました。最初に見た21世紀型入試の結果で不合格と出た時、僕はもう駄目だと思いましたが、気を取り直して本試験の結果を見たところ、合格の2文字が目に飛び込んできました。3日目の入試が終わったばかりでしたが、僕は嬉しすぎて他校の入試会場にいることを忘れて叫んでしまいました。そしてこの時、僕は3年間の努力が報われたことを強く実感しました。

この努力が続けられたのは、僕を支えてくれた家族や塾の先生方、応援してくれた方々のおかげです。本当に感謝しています。

今受験勉強をしている皆さんや、受験を考えている皆さんに、僕が伝えたいことは3つです。
①入試は想定外のこともあるので気持ちを切り替えて全力をつくすこと
②入試当日はこれまでの自分の努力を信じて周りに「勝つ」という強い意識で受けること
③周りの方々への感謝を忘れないこと

万全の状態で頑張ってください!

保護者からのコメント

保護者名 小藤 仁子

成基学園に入塾した4年生の頃はただ授業を受けているだけの日々でしたが、分からないことを分からないままにしておかないということを常に心掛けていました。
復習をしっかりするようになってから徐々に成績が上がり、頑張ったらその分結果につながっていくことや難しい問題が解けた時に達成感を感じられるようになったことが息子のやる気につながっていたようでした。また塾のお友達と切磋琢磨しながら勉強することがとても刺激になっていたと思います。
6年生になってなかなか思うような成績が取れなくなりましたが、最後まで諦めることなく毎晩遅くまで机に向かっていた姿勢は頼もしくもありました。
多くの先生方のご指導のおかげで、無事に第一志望校に合格することができました。何より息子に「塾で勉強するのが楽しい」と言わせて下さったことに感謝しています。3年間本当に有難うございました。

担任からのコメント

蒼介君、西大和学園中学への合格おめでとうございます。第一志望校への想いを持ち続け、最後まで頑張った結果です。苦手な単元があっても粘り強く学習を続け、高倍率の志望校の合格を勝ち取るのは、本当に大変なことです。
小5の時ほど模試の成績が伸ばせずに、苦労したこともありました。しかし、どんなときでも1度やった問題を何とかマスターしよう、少しでもできるようになろうという強い気持ちで頑張ってくれました。早目に登園して自習室へ入り、わずかな時間も惜んで黙々と勉強する。そんな蒼介君の姿が印象的でした。
入試直前は、重圧によるスランプに苦しんでいたようにも見えました。そんな重圧をはねのけたのも第一志望校への想いなのでしょう。見事に合格を掴み取りました。
さて、新たな生活が蒼介君を待っています。将来に向けて新たな目標を探しつつ、何に対しても前向きに頑張る力を存分に発揮してほしいです。応援しています!

茅島 真吾

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