洛南高等学校附属中学校 | 夢をつかむために【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

洛南高等学校附属中学校
合格-2020年度

わたしの志は、

病気で苦しんでいる人を救えるウイルス学者になることです。

ぼくは小さい頃に見た、ウイルスのニュースが忘れられません。そのニュースを見てから、ウイルスに興味を持ち、知識を増やしてきました。そうするうち、ウイルスの恐ろしさが見えてきたのです。それがきっかけとなり、ウイルス学者になることを志とするようになりました。僕が志とする仕事はなかなか結果が出せないと思います。なので、めげることもたくさんあると思いますが、それに勝てるように自分を磨き続けたいです。

夢をつかむために

ぼくは小学五年生の夏に、成基学園に入塾しました。そのときは他の人がやっている勉強に追いつくのが精一杯でしたが、ぼくが親に頼んで入塾させてもらったので、必死にがんばったのです。がんばったはずでした。最初の〈成基オープンテスト〉。成績がボロボロでした。

そこからぼくは本当に真面目に勉強しました。二回目の〈成基オープンテスト〉。よい成績でした。そこで、算数の先生に手伝ってもらって、上のクラスに上がることができたのです。

六年生になった頃、僕は大きな壁にぶつかりました。それは、〈春期講習会〉でした。

ぼくは成績の浮き沈みが激しく、解き方も書かない生徒でした。それを五年生の頃に直したはずだったのですが、〈春期講習会〉で出てしまい、講習会明けテストで良いとはいえない成績を取ってしまったのです。にも関わらず、ぼくは相変わらずのほほんとしていました。そんな最悪の状況でスタートした〈日曜進学教室(日進)〉。

毎回、あと少し届かずに一〇〇点をのがしたり、ランキングに乗れなかったりと一番ダメなパターンで〈日進〉を受講していました。そんなときのことです。ふとしたことで自分の志を思い出しました。

僕の好きなことは、感染症について調べることです。昔からウイルスの本を買ってもらったり、本屋で立ち読みしたりしていました。

そのころ流行していた「エボラ出血熱」のニュースを見たことで、ぼくの志が決まりました。「ウイルス学者になる」と。

本当に今の自分に志を実現させることができるのかどうか。自問自答をくり返しました。

迎えた夏休み。〈夏期講習会〉やテストなど、いろいろなイベントがありましたが、その中でも〈夏期学習合宿〉がぼくを大きく変えてくれました。

初日は周りの人の必死さに驚いて、とまどいました。こんな人たちと闘うのか。これまでの自分は何だったのか。泣きたくなるほど落ち込みました。でも、このままではいけないとプラスに考えることにしました。

迎えた最終日。全てが終わった開放感と先生方への感謝、必死にさせてくれた友だちと別れるさみしさがこみ上げてきました。

新たな気持ちでのぞんだ〈日進〉の《ウルトラコース》。

周囲の人のレベルは高かったのですが、必死に食らいついていきました。通常授業だけでなく、家で過去問に手をつけて、苦手な部分を復習して、本番に臨もうと思っていました。志望校のオープンテストも良い成績で乗りに乗ってきたと思いました。

でも、そんな自信もこわされました。〈日進〉の成績が過去見たことがないほどひどかったのです。得意科目である国語までくずれてしまい、全てを否定されたような強いショックを受けました。解説のときも何も耳に入ってきませんでした。グッと涙をこらえるのが精一杯でした。でも、そこでもプラスに考えることができたのです。「こんなところで落ちこんでどうする、ウイルス学者になるんだろ」と。それからはあまり覚えていません。

最後の〈日進〉で意地を見せることができたのです。これまで足を引っ張っていた算数で、すばらしいと言える成績をつかみとれました。

このまま、最高のゴールを切れるかな、と思ったときもありました。それも途中経過だと考え直しました。迎えた本番一週間前。苦手な分野をつぶし、過去問をすることだけに時間を使いました。時には、ゲームやマンガにひかれそうになりました。それでも自分を奮い立たせて過ごしました。

ついに来た本番。他の志望校は合格が出たり、終わったりともう結果は変わりませんでした。心配ごとなく全ての力を使ってぶつかりました。発表で合格の二文字が出たときは本当にうれしかったです。こうなるまでには多くの方々の支え、ざせつ、苦労がありました。それを振り返るときりがありませんが、その中で先生方には本当に感謝しかありません。時に優しく、時に厳しくきたえられて今の自分があるのです。どんなときもぼくを信じてくださいました。そんな先生方に合格の二文字を届けられて本当によかったです。

でも、まだまだ新しいスタートラインに立っただけです。志を実現させ、もっと進化する。

それがぼくの新たな目標であり、中学受験で学んだ宝です。

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