洛南高等学校附属中学校 | 受験で学んだこと【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

洛南高等学校附属中学校
合格-2018年度

わたしの志は、

プログラミングや、コンピューターに関する仕事をして、不自由な人を助けられるものを作ることです。

僕は、学校で、コンピュータークラブに入っていて、そのクラブ活動が楽しかったので、プログラミングや、コンピューターに関する仕事をしたいと思っています。しかし、まだどんな仕事があるのかあまり調べておらず、楽しそうという理由だけで目指しているので、これからの生活の中でしっかりとした志を持ちたいと思っています。

受験で学んだこと

僕が成基学園に通い始めたのは、四年生の頃からです。学校の同級生もみんな、塾に入り始めたので受験を考え出したことと、仲の良い友だちがすでに塾に通っていたこと、また、今までやってきたサッカーと勉強を両立できることを知ったので、塾を決めました。

僕は、四年生、五年生まで成績はそれなりに良かったので焦りも感じず、自習どころか、講習会もサッカーのため、行っていませんでした。僕が第一志望校を洛南高等学校附属中学校に決めた理由は、夏、友だちのお父さんの友だちが洛南の教師であったので、洛南を見学させてもらい、教室の雰囲気や学校の設備等が良かったからです。五年生の頃からクラスが一組から六組までに分かれ、僕は六組に入れたので、そこでもまだ焦りはありませんでした。その頃、隣の教室では、六年生が自習をしていて、友だちも五年生からその中に入って宿題をしていました。見ていて、いいなと思っていたけれど、僕は焦りもなく、勇気を出すこともできず、自習室を利用していませんでした。しかし、六年生になったときに一度クラスが下がり、とても悔しくて、自分に何が足りないかとても考えさせられました。そのときから自習室に行くようになり、必死にがんばりました。その結果、次の判定のときには元のクラスに戻ることができました。この挫折は自分を見直す、そして前に進むためのチャンスだとわかりました。それからは、授業があるときは塾で自習するようになりました。

本格的に毎日自習をするようになったのは、第二の挫折である、夏休みが終わって、なかなか成績が上がらなくて焦り始めたときからでした。なんといっても僕の家は三人兄弟で弟たちはとてもうるさく、僕の行くところ行くところについてきて、邪魔しかしません。おまけに楽しそうに遊んでいるので、その誘惑に負けっぱなしでした。塾の自習室は、周りのみんなは一所懸命で、同じ時間割を立てて集中でき、休憩の時間はワイワイ気を抜く、メリハリのついたすばらしい勉強室でした。先生への質問も夏休み明けから本格的にし始めたと思います。しかし、なかなか思うようにもいかず、テストの志望校の判定は一度A判定が出ただけでずっとC判定のまま日進が終わってしまいました。もっと早くたくさん自習をしに塾へ行けばよかったと思いました。〈日曜進学教室〉が終わってから先生にたのんで、赤本にのっていない問題をもらって解いたり、いままでやった赤本の問題を解き直したりしました。

そうして迎えた入試当日、二校受ける予定になっていました。しかし、僕は上履きと時計、二校目の受験票を忘れてきたのです。一瞬焦りましたが、母がいつもはほとんどつけていない時計を持ってきていて、一緒に来ていた友だちのお父さんがスリッパを貸してくれました。受験票は父が持ってきてくれました。そんな失敗の中、緊張をあまりしないで力を出し切れたのは、塾で同じ時間に願書を出したことで、今まで一緒にがんばってきた友だちが近くにいたからでした。本当に最後まで僕は友だちと塾、両親に助けられていたのだと思います。

合格発表の日、この日が一番緊張しました。初日の試験はウェブサイトでの発表、自分の番号を見たときは本当に嬉しかったです。両親もとても喜んでいました。そして何より嬉しかったことは、友だちも合格していたことです。この合格は本命を受ける日の、大きなお守りになりました。

本命の結果発表の日、いっしょにがんばってきた友だちが残念な結果だったので現実を受け入れることができずにいました。でも、いつまでも立ち止まっていてはいけないので、僕は自分の力で行くべきところに受かったのだと胸を張って喜ぶことにしました。それが何よりご指導いただいた先生方、事務所の方々、両親、そして友だちへの恩返しだからと思ったからです。

ここまで結果が出せたのは、塾での自習と、先生にとことん質問をしに行ったこと、そして切磋琢磨できる友だちが一緒だったこと、そして家族の力だと思います。

これが終わりではないと今本当に感じています。この中学入試が新たな始まりです。先日ある方に、

「誰かのために勉強するのではなく、自分のためにしないといけないよ」

と言われました。これから僕は自分でしっかり志を考え実現するために前に進んでいきたいです。たくさんの感謝を忘れないで。

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