洛南高等学校附属中学校 | 夢への第一歩【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

洛南高等学校附属中学校
合格-2017年度

清水 悠史さん

わたしの志は、

病気で困っている患者さんを救う医者になることです。

ぼくは、医者という仕事は、人を助ける仕事で、助けた人が元気になっていくのを見るというのは、うれしくてとてもやりがいのある仕事だと思い、医者になりたいと思いました。そのためにこれまで小学校の四年生から成基学園の中学受験コースに通って中学受験の準備をしてきました。これからも、中学校で習う新しいことに対しても、真面目に取り組み、志に向かって努力していきたいです。

夢への第一歩

洛南高等学校附属中学校の入試当日は朝五時半にすっきりとした状態で自然に目が覚めました。不思議に緊張感はなく、「やるだけのことはやってきた」という思いになり、六時に母と家を出ると雪が降っていて寒さのためにぶるっとふるえたことを覚えています。

雪のため一斉激励は中止になりましたが、教室の先生が応援に来てくださっていたので、落ち着いた気持ちで試験会場へと向かうことができました。教室は暖かく、同じ塾の友だちの顔がいっぱいあったので、普段通りの気持ちで試験に臨むことができました。

四科目の試験はあっという間に終わりました。算数の最後の方が少し空らんになってしまいましたが、なぜか、「絶対合格する」という確信をもつことができました。

ぼくが成基学園に入塾したのは小学四年生のときでした。お母さんに中学受験をすることもできると教えられ、興味を持ち、何度かの体験授業を受けた後、入塾しました。最初はとても授業が楽しいという印象でした。

洛南高附中を志望校に選んだのは五年生のときです。見学会に行って在校生が礼儀正しくきびきびとしており、とても感じがよかったです。ぼくもこの学校で将来の夢にむかい、一生懸命勉強したいと強く思うようになりました。

塾での勉強は決して楽ではありませんでしたが、とにかく宿題や復習など決められたことをきちんとやっていき、そこに自分で工夫して自主勉強を少しずつ加えていくようにしました。

六年生になり、ぼくが特に力を入れて取り組んだことは、国語のS先生に知識ノートを作ることをすすめられ、間違えた漢字、ことわざ、慣用句などを書いたことです。また、社会のことについてもできるだけノートに書くようになり、入試の待ち時間など、コマ切れの時間をムダにしないように知識ノートを見るようにしていました。

家庭では、第一志望校の洛南高附中の過去問を中心に算数は二十年分を二回、理科と洛星中学校の算数は二十年分を一回やり通しました。それでも、過去問の量が少ないという不安は残りましたが、算数のT先生と理科のH先生が質問を受けてくれて、よく理解できました。

また、ぼくが受けてよかったと思っているオプション講座は〈夏期学習合宿〉や〈日曜進学教室(日進)〉、〈最難関志望校別特訓〉など他の教室の人たちといっしょに勉強する講座です。そこでは他の教室の優秀な人たちがたくさんいて刺激になりました。

受験を通してつらかったことは二つあります。一つ目は過去問を進めなくてはと思って宿題がどんどんたまっていき、精神的に追い込まれたことです。そのため、寝るのが遅くなり、すい眠時間が少なく、とても眠い思いをしました。

二つ目は、前受けの愛光中学校が不合格になったことです。自分ではとても良い出来だと思っていたのでショックでした。おそらく、ケアレスミスをしていたのだと思います。落ちたのはクラスで一人だけだったことも忘れられない悔しさとなりました。これまでもぼくはときどき愛光中のときのようにケアレスミスで失点するということがありました。それで〈日進〉などで予想外に順位が下がってしまうのです。自分なりにミスを減らす工夫はしてきたつもりですが、愛光中のテストではその悪い部分が出てしまったようです。でも、先生方が励ましてくれたおかげで統一日からのテストでは落ち着いてできました。さらに答案の見直しをきちんとするよう心がけました。

そして、洛南高附中の合格発表の日、ぼくは学校を早退して母と二人で見に行きました。歩いているとき、悲しそうに帰る人や喜んで帰る人とすれ違いました。どちらかというと試験当日よりも緊張しました。そして玄関の高いところに掲示されている合格者の受験番号を見ると、自分の番号がありました。とても興奮して頭が真っ白になりました。母も喜びすぐに父に連絡していました。T先生とH先生に報告すると、先生も喜んでくれました。とにかく、じっとしていられないほどうれしかったです。

このように無事に合格できたのは、両親と先生方のおかげだと思い、とても感謝しています。

受験勉強はつらく、長い戦いだったと思いますが、それだからこそ第一志望の洛南高附中の合格証書を手にしたときの喜びは、格別です。でも、ぼくの夢への歩みはスタートラインに立ったばかりだとも思っています。この中学受験で学んだことを成功体験として将来の夢に生かしてこれからもがんばっていきたいです。

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