立命館守山中学校 | みんなに支えられて【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館守山中学校
合格-2021年度

山本 奏里さん

わたしの志は、

笑顔あふれる世界にするために困っている人や苦しんでいる人を救い、楽しませることができる人間になることです。

小さいころ、高い熱が出てごはんが食べられなかったとき、お医者さんがお腹をさすってくれて安心したことをよく覚えています。体も心も元気なら楽しい場所にも行けるし、おいしいものも食べられます。そんな世の中になったらいいなと思い勉強してきました。勉強するのは当たり前のこと。でもそれだけではなくて、協力すること、思いやりを持つこと、あきらめないことなど、人間として大切なことができるようになりたいです。

みんなに支えられて

私は、四年生になる春から成基学園に入塾しました。自分の志を実現するための第一歩として、希望する中学校に行きたかったからです。それまでも、別の塾や家庭教師の先生と勉強してきたので、ついていく自信はありました。けれども、私がそれまでやってきた勉強では、見たことのない問題や聞いたことのない解き方ばかりで、すぐに自信は不安に変わりました。テストをしても、それまで取ったことのない点数や偏差値の低さに驚きました。今から思えば、そのときにもっと勉強しておくべきだったと後悔しています。時間に余裕があったからです。四年生のころは週に二回塾に行くだけで満足してしまっていました。わからないことをわからないままにして、五年生になりました。

四月、姉の中学校の入学式を見ました。在校生の吹奏楽の演奏やバトントワリングをする姿がとても輝いていて、雰囲気に圧倒されました。入学生代表のあいさつにも感動し、私もこの学校で学びたいと思いました。そのときから、立命館守山中学校のフロンティアコースを第一志望校に考えるようになりました。「お姉ちゃんと同じ学校へ行きたい、志を実現するためのスタートラインに立ちたい。」という思いでがんばることにしました。

父は歴史が得意で、よく社会を教えてくれました。〈オープンテスト〉や〈日曜進学教室(日進)〉の見直しを一緒にしてくれたり、時には勝負したりするようになりました。また、私が塾で学んできたことを、家で私が先生役、父・母・姉が生徒役になって模擬授業をしました。質問に答えられるように、準備をしたり調べたりすることで学んだ内容が頭に残り、楽しみながら勉強することができました。

六年生になって、少しずつ偏差値が志望校に近づいてきました。国語が良かったら、算数が悪い。算数が良かったら、社会が悪いというように、なかなか四教科の偏差値は安定しませんでしたが、できることは増えていきました。〈日進〉では、毎週入試のような緊張感を体験しました。秋の〈志望校別特訓〉では、「みんなが受かって、同級生になれるといいな」と仲間意識を持つことができ、刺激を受けました。そのころには、志望校の偏差値を超えるようになってきました。スイッチが入るのはみんなより遅かったのですが、遊びは受験が終わってからと思えるようになり、勉強に集中することができるようになりました。過去問でも合格点がとれるようになっていました。けれども〈日進〉が終わり、〈冬期講習会〉、〈正月特訓〉、〈直前特訓〉を受講するなかで、「本当に合格できるだろうか」と不安でいっぱいでした。

入試当日、何度もオープンキャンパスで訪れていたのに、違う学校に来ているようで学校がとても大きく感じました。緊張感と不安に押しつぶされそうになりましたが、春からこの学校で中学校生活を送っている自分をイメージすると、スッと緊張がなくなりました。そして、それまで塾でがんばってきたことや先生に励まされたこと、家族の顔などを思い返していると、「やれるだけのことはやった」と、どんな問題でも解けるような気がしてきました。

立命館守山中の入試は三回受験しました。「力は出し切ったけれど、完璧・余裕というものはなく、でもできなかったというわけでもなく、結果を見ないとわからないような手ごたえだった。」と家族には伝えました。内緒にしていましたが、国語は三回とも過去問より手ごたえはありました。

発表はウェブ上でした。一回目、二回目はアカデメイアコースでの合格でした。最後の三回目、なかなかクリックできなくてパソコンの画面の前で泣いてしまいました。母も一緒に泣いてくれました。どんな結果であっても受けいれよう、と勇気を出して、クリックしました。「フロンティアコースでの合格」という文字を見たときは、何が起こったのかわからなくなるくらい頭が真っ白になりました。夢なのか、と思い母にほっぺたをつねってもらうと、痛かったので現実だと思いました。そして、最後まであきらめずにやり遂げることができて良かったと心から思いました。

私には、四年生の春から一緒に電車で塾に通ったAちゃんという親友がいます。テストの結果が悪かったときなどは、なぐさめ合ったり、励まし合ったり、夢を語ったりした大切な親友です。二人だったから最後までやり遂げられたと思います。春からは違う中学校になるけど、お互い第一志望校へ通学できると思うとうれしいです。試験は一人で受けるものですが、「受験」には家族の協力や先生の励まし、仲間の存在が必要です。成基学園には、それがありました。〈日進〉やプレテストで結果が出なくても、最後まで「受験」をあきらめず、やり遂げてください。私も成基学園で学んだこと、そして合格発表のときに流した涙を忘れずに、志に向かってがんばっていきます。

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