京都市立西京高等学校附属中学校 | まだ時間はある【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都市立西京高等学校附属中学校
合格-2023年度

わたしの志は、

アレルギーや病気で困っている人を元気づけ、笑顔にすることができる医者になることです。

この志を立てた動機は小学校でアレルギーで困っている人を見てきて、そんな人を元気づけたい、という思いからでした。世の中は、たくさんの「選択肢」であふれています。食べたい物やしたい部活も「選択肢」。もちろん志望校も「選択肢」です。自分にとってこの志は中学受験の「選択肢」を選ぶヒントでした。これからも自分に合った「選択肢」を選びながら、医者になって多くの人を助けていきたいと思います。

まだ時間はある

ぼくがこの成基学園に入塾したのは、小学3年生の3学期ごろでした。同じマンションのお兄さんからすすめられ入塾しました。

「小学校の勉強ともちがうし、むずかしい内容をやっているのでついていけないのではないか。」と思ったりしましたが、宿題がはっきりしていてコラムなど楽しいページがあり、3年生の終わりごろには国語のショーテストで満点をとることができました。

塾に入って初めて迎える新学年の4年生では「楽しく勉強すること」を主にして勉強していました。
塾の授業終わりに図書館で先生におもしろい問題を出してもらったり、質問をしたりして、前から塾にきている人と友達になり、自分だけできていなかった分数の計算もできるようになりました。
しかし、4年生の春ごろにコロナの流行で全員ズームでの授業になり、前のような勉強ができなくなりました。不安になったこともありますが、5年生になるとコロナの勢いも落ちついてきて、以前のように学習できるようになり、成績もよくなっていきました。

5年生の前半は、志望校を決めなければいけない時期です。ぼくは、通学がしやすく、自分に合った学校を選びました。このときに実際にその学校に行ってみるというのは、受験の心がまえややる気につながりました。

5年生で印象に残ったことは、ゴールデンウィークに出された「分数Ⅰ」という課題です。この課題は100問の分数を計算する、というもので、「分数の計算をするだけ?満点いけるかも」と思っていたのですが、やってみて答え合わせをすると、計算ミスが多かったりして満点をとることができませんでした。計算問題でミスするなんて、考えたこともなかったぼくにはとても意外な結果でした。
6年生になると、いままでの勉強がしっかりできた上での新しい学習がはじまり、自分の志望校に合わせた勉強もします。自分の中でもう基本はできていると思い、新しい学習をメインに勉強していきました。しかし、これが後でとんでもない危機を招くことを、ぼくはまだなにも知りませんでした。
成基学園では、日曜進学教室〈日進〉などを始めとして、毎週自分の成績がいつもわかるテストがあります。ショートテストのように1単元ではなく、何単元かのことをテストするので一気に自分の改善点がわかり、とても勉強のやる気や復習に役立てました。

5年生のころショートテストで3回も0点をとった理科では、担当の先生がゴロ合わせやおもしろい覚え方などを教えてくれたため、満点を何回もとれるほど得意になりました。
成基学園では何ヵ月に1回、三者面談があります。この三者面談の最後から2回目に担任の先生から、「可強くんが西京高附中を受けるのは危険だから志望校をかえたほうがいい」と言われました。理由は自分でもうすうす分かっていました。社会の成績が、日進でいつも後ろから金メダルをとれるほど苦手だったからです。他の教科もとてつもなく得意なものはありませんでした。スタートダッシュをしっかりとできていなかったからです。

絶望し、京都市立西京高等学校附属中学校を受けるのはもうやめようかと思っていたころに、最難関志望校別特訓の先生が希望を持てることをおっしゃいました。
「あと2ヵ月しか残っていないのではなく、あと2ヵ月も残っています。夏休みでがんばって勉強をした後、一気にかしこくなった気がするやろ。それと同じことをしてください。まだ時間はあるから。」
この言葉の影響を受け、最後にもらった暗記カードや自由自在を使って「本気で楽しい勉強」をし、入試問題もたくさん解きました。

しかし、入試本番までに自分としては十分な学習ができたという自信が持てず緊張しましたが、あきらめずにやったおかげで、社会(適性をみる検査Ⅲ)でいい点数がとれ、作文もでき面接もうまく答えられたので無事合格することができました。合格したとわかったときは、とてもうれしかったしホッとしました。

中学受験に向け勉強している人に、落ち込んだり焦ったりすることがあっても、あきらめず粘り強く取り組めば、合格をつかめるとぼくは伝えたいと思います。
ぼくが今一番感謝したい人は親だけではなく、「がんばれ」と声をかけ続けてくれ、がんばれるきっかけをつくってくれた塾の先生方です。

これからも受験で得た教訓と応援してくれた人のことを忘れず、医師になるという自分の夢・志に向かってがんばっていきます。

保護者からのコメント

保護者名 金 春善

成基学園に行き始めたのは3年生の後半ぐらいの時でした。最初はとても不安でしたが、友達がたくさんできて、4・5年生の時は毎日楽しそうに通っていました。しかし、6年生の半ばになると成績が思うように伸びなくて大変辛そうに通っていたこともありました。反抗期でもあったので親の意見に耳を貸さず困った所、面談の時塾の担任先生に色々なアドバイスをいただきました。
可強の今の成績があるのは、多くの先生方からサポートをいただいた結果だと思います。
今回の中学受験を通じて、可強はもちろんのこと、私達家族全員が成長したことを実感しました。

担任からのコメント

可強くん、合格おめでとうございます。
面談で、志望校の変更を提案した時は「これで目覚めてくれたら嬉しいな・・・」という祈るような気持ちでした。過去問を本気で取り組み、社会の学習をはじめてくれた時は、合格に近づいていくと確信しました。
道中、きびしいこともたくさん言いました。時には、くやしさに涙したことがあるかもしれません。時には絶望感を味わったこともあるでしょう。そんな時でも、朗らかに前向きに取り組めたことが、合格の要因であると思います。面談の時にきびしいことを言ってごめんなさい。申し訳ありませんでした。
合格を糧に、次は、志である心優しい医師として活躍できるよう、中学・高校の6年間を大いに楽しみ、大いに学んでください!!
これからのご活躍も引き続き応援しています。ぜひ、こまめに近況報告に来てくださいね!!楽しみに待っています!!
1年間、ありがとうございました!!

金地 和也

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