滋賀県立守山中学校 | あきらめるな、前を向け【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立守山中学校
合格-2021年度

石原 聡太さん

わたしの志は、

水生生物が人間の環境汚染の影響を受けることなく全ての生命を全うし、同時にそこに住む人々が安全でおいしい水を口にすることができる環境をつくるため、世界の水環境を調査・研究する人になって、この世に生きるすべての生物から水についての不安をなくすことです。

この志を立てたきっかけは、五年生のとき琵琶湖やダムのゴミだらけで変色した水を見て、このままではいけないと思ったことです。その問題を解決するために、将来は京都大学に進学し、一緒に水質環境保護の活動をする仲間を見つけ、世の中の役に立つ研究をしたいと思っています。この志の達成のために、理科や社会の深い知識を身につけるだけでなく、自分の考えを世界に発信するために、高い英語力もつけていきたいです。

あきらめるな、前を向け

僕が成基学園に入塾したのは、小学五年生のときでした。塾選びで迷っていた際、同級生の友だちAくんが成基学園での授業の様子を楽しそうに話している姿を見て、自分もそこでやってみたいと思い入塾を決めました。

入塾当初、滋賀県立 守山中学校のことは名前と所在地を知っている程度で、特に興味もなければ入学したいという思いもありませんでした。だから、五年生の一年間は、大きな目標などなく、とりあえず周りの人と同じくらいの学力が保てればそれでいいや、という軽い気持ちで教室に通っていました。六年生になって、先生のすすめで上のクラスに入りました。それと同時に、県立守山中を目指す生徒が集まる滋賀県立中学対策クラスにも入りました。入ったばかりのころは、それまでにやったことのないような記述問題の難しさと、問題の多さに頭を悩ませる日々でした。宿題もたいへんで、授業の日までに終わらせるだけで精一杯でした。しかし、周りの友だちの一生懸命さを見て、僕ももっと努力しなくてはいけないという思いが強くなり、しだいに辛くてもがんばれるようになりました。

六月に入り、六年生最初の〈滋賀県立中対策模試〉を迎えました。普段の授業や宿題の問題とは違って、本番形式の問題がとても難しく感じられました。しかし、結果は意外にもA判定。これで入試に向けての自信が少しつきました。

二回目の九月の模試もA判定で終えました。二度目のA判定には喜んだものの、もっと上には上がいるのではないかと不安にもなりました。そんな複雑な感情が心の中にうず巻いていたとき、県立守山中で学校説明会が開催され、僕も参加しました。新型コロナウイルスが流行していたこともあり、直接先輩方からお話が聞けませんでしたが、かわりに先輩方の作ったビデオを拝見しました。映像は、学校生活などをニュースやファッションショーのように、見ている人が楽しめるように考えて作られていました。それまで真面目で賢い人しかいない学校なのかなと思っていましたが、実際はそうではない、とても楽しい学校だということがわかり、より一層興味が深まりました。また、僕の志を達成するために必要な英語力も、英語ディベートという特色のある授業で養えることを知り、この学校に絶対に入学して志を実現する第一歩を踏み出したい、と強く思うようになりました。

しかし同時に、県立守山中に入学するためには、そして入学してからも、いろいろなことに相当がんばらなければいけないということも知りました。この日から僕は、自分の勉強法を見直すことにしました。そのころから過去問題集にも取り組むようになりました。

十月になると、〈県立中学対策土曜特訓〉が始まりました。特訓に参加して、改めて自分の実力が足りないことを痛感しました。毎回、テストの点数の浮き沈みが激しく、なかなか成績が安定しませんでした。しかし、間違えた問題の解き直しや、わからなかった言葉をそのままにしないようにするなど、とにかく復習を徹底することで、同じような問題でミスをしなくなりました。そして最後の模試でも嬉しいA判定。決して安心はできませんでしたが、「大丈夫、自信を持て。」と心の中で唱えました。

入試二週間前からは毎日自習室に通い、過去問題集との格闘を続けました。特に、同じ間違いを絶対にしないことを意識するようにしました。受験前日も普段通り教室に来て勉強を続け、そして先生方から最後の応援の言葉をいただき、たいへん励みになりました。

入試当日、はりきって試験会場に向かうと、今年は新型コロナウィルスの関係で校門前はひっそりしており、拍子抜けをしてテストに臨みました。直前まで入試形式の問題をたくさん解いてきたので、本番前も、「いつものテストだ」と言い聞かせ、全く緊張しませんでした。作文の手ごたえは、そこそこでしたが、適性検査は日々の宿題で何度も解き直しをしたことが実を結び、自分の答案に自信が持てました。

合格発表の日は、さすがに入試当日よりも緊張し、震えながら結果を見に行きました。僕の番号が見えたとき、なぜか実感がわかず、ただ拝むように手を合わせていました。

これから受験をするみなさんに伝えたいことがあります。それは、模試の結果だけを見て、自分はダメだと思い込まないことです。確かに、同じ失敗を繰り返さないためにも結果をきちんと受けとめ、それまでの行動を反省して自分の勉強法を見直すことは大切です。しかし、ネガティブにとらえすぎると、自分への自信がなくなり、やる気の低下につながってしまいます。僕は、自分に自信が持てたからこそ、合格をつかめたのだと思います。

最後に、受験まで僕をサポートしてくださった家族、成基学園の先生方、本当にありがとうございました。中学校では、先生方や家族がそうしてくださったように、僕も誰かの役に立つ人になれるよう、これからも努力を続けていきます。

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