
わたしの志は、
生物の問題を正しい視点からみれるようになってよりたくさんの人に生物へ興味をもたせることです。
私は身近な生物の問題をみたときに「このことを他の人にも広めたい」と思いました。身近なので、興味をもつ人が多いと考えたからです。しかし私は生物の知識は浅く、間違えたことを広めてしまうと環境の破壊に加担してしまいます。そのようなことを防ぐために同志社高等学校の生物部で知識を深めたうえで、人やネットを通して正しいことを広め、人々に生物への興味をたくさんもってもらえるようにしていきます。
ラスト1年でつかみとった高校合格
私は小学校6年生の3月に成基学園に入塾しました。小学校と中学校の違いといえば、定期テストの有無かと思います。私が得意としていた理科は点数も成績も良かったものの、他の5教科はどれも少し上位の成績で、御三家などを受ける人とは張り合えないと思っていました。塾で学習している5教科でもそんな調子ですから、実技教科は目もあてられない状態でした。そんな中、私は、先の高校受験のこともとくに考えないまま塾や学校のやるべきことしかやらない生活を中学3年生の1学期まで続けていました。この時期だと学校でも進路について話すので、進路の候補を探しはじめていました。そのときは理系の高校であれば得意な理科を活かすことができ、よいスタートダッシュを切れると考え、ネットで理系の高校と調べてでてきた同志社高校、桃山高等学校の2校を進路の候補としました。3年生の夏期講習を迎え、数学の授業を担当してくださっていたW先生に「夏期講習の授業のあとは自習室でその日やったところの復習をしよう」と授業中に言われました。今聞けばこれは受験生としてあたりまえのことだとは思うのですが、私のようなやるべきことしかやらないやつをがんばらせようとして言われたのかもしれません。その言葉が効いたので夏期講習の期間中は自習室を利用していました。自習室を利用し続けられたことで、英語のМ先生が言われていたことの意味を本当に理解することができ、勉強することに少し楽しさを感じることができました。このことと自習する習慣があったことは今でも勉強をする上で役に立っています。夏期講習のおかげで日曜進学教室(日進)の初回で理科は高得点を叩き出すことができました。同志社高校の合格率も80%以上であった日がほとんどでした。しかし、数回ほど成績が悪かったこともあり、合格率が20%や、ひどい時は圏外になったこともありました。さすがにその時はショックを受けて普段より復習をていねいにしようと決め、日進の帰りの電車でもその日間違えた問題の解説を読み、とき直しをしました。そして、М先生から英語のできは少しずつ上がっているといわれ、とてもうれしかったのを覚えています。10月には同志社高校の学校説明会に参加しました。自由な校風にひかれ、また昔近くに住んでいたことも何か縁を感じ同志社高校を第1志望の高校としました。それまでの時期は伸び悩んでいた5教科の成績も日進や夏期講習のおかげで得意の理科と同じくらいの成績まで伸ばすことができました。そして冬期講習の時期を迎えることになり、夏期講習のときと同じように講習会の授業のあとは自習室を利用し復習に力を入れていました。このときは夏期講習のときよりも受験が近いことへのあせりを感じていたため、毎日自習室へかよっていました。冬期講習が終わったあとも後悔をしたくない一心で赤本を始め、塾や学校から帰ってきたときに重点的に取り組みました。また、塾のない水曜日にも自習室を利用して赤本に取り組んだり単語を詰め込んだりしていました。赤本をやり始めたのがかなり遅かったので受験生の皆さんはすぐに取りかかることをオススメします。
2月に入ると第1志望の同志社高校以外は、立命館守山高等学校を併願校として受験しました。立命館守山高校は無事に合格することができ、そのおかげで自信をつけることができました。そしていよいよ本命の同志社高校。当日はとても緊張していましたが、途中から日進と似たような雰囲気を感じ、だんだん落ち着きをとり戻し、やり切ることができました。合格発表の日は、立命館守山高校の合格と当日やり切ったおかげで少し落ち着いていたもののやはり緊張しており、合格の2文字が目に入ってきたときはホッとしました。私がこのような体験をできたのは、私が受かるような勉強をさせてくれ、良いタイミングでほめてくださり自分に自信をつけてくださった成基学園の先生や両親、いつも頑張って勉強をしていて、自分に危機感を感じさせてくれた周りの友達のおかげです。
私は生物が好きだからこそ理科が得意でいられました。同志社高校では生物部に入り、生物に関わる問題について正しい視点から物事をみれるようより生物に関する知識を深めていきたいです。拙い文章ですがここまで読んでくださってありがとうございました。皆さんの健闘と第1志望合格を祈っています。
保護者からのコメント
F・Hさん
小6の夏に初めて受験を経験しました。準備不足を痛感し、中1から成基に入塾させていただきました。本人希望で、活動の少ない部活を選び、体調不良以外は休まず通塾を続けました。中3冬の特別講習では、驚くほどハードな日程でしたが、弱音を吐かずに通い続ける姿に感心しました。得意不得意の教科に差がありましたが、「先生が優しく、授業が面白くわかりやすい」と楽しく学んでいたようです。
受験前は親の方が不安に思い、本命以外に4校を入試申し込み。結果、3校に合格、1校は辞退とさせていただき、無事に第1志望校に合格しました。本人にとっての大きな成功体験となり、一生懸命頑張った結果だと思います。まだまだ人生これからです。3年間塾にしっかり通ったことを糧としてこれからも頑張ってください。
担任からのコメント
森 誠司