
わたしの志は、
様々な病気で苦しんでいる人々を減らすために、医者となって、世界中の人たちを救うことです
近頃、ニュースを見ていると、病気で苦しんでいる人々をたくさん目にします。また、数年前には新型コロナウイルスも流行しました。私はこのような病気やウイルスによって苦しむ人を少しでも減らしたいと思い、この志を立てました。
志を果たすために、高校生活では数学や理科に力を入れ、また、ニュースや新聞を見て世界で起きている出来事を積極的に知っていきたいです。
協力し合って乗り越える
私が成基学園に入塾したのは中学1年生の夏頃でした。私は1学期の定期テストは点数がよかったものの、応用問題があまり得意ではありませんでした。受験には応用力が必要だと思っており、そのため、応用力を鍛えるために成基学園に入ることにしました。塾といえばかたい雰囲気であり、先生たちも厳しいようなイメージを持っていました。ところが、実際に成基学園に入ってみると、そのような考えは全く違ったということがわかりました。成基学園の先生方は授業で1つ1つ丁寧に教えてくれ、私にとってとても勉強しやすい環境でした。そうして、私は定期テストではより安定して良い点数をとることができるようになりました。
一方で、受験勉強はそううまくはいきませんでした。ただ頑張って努力をするだけでは偏差値が上がるとは限らなかったのです。
そのため様々な講座を受けて、偏差値を上げるための学力を補う必要がありました。私には受験に合格するまでに特に印象に残った講座が2つあります。
1つ目は、日曜進学教室(日進)です。日進はVもしなどと比べて問題がかなり難しかったです。しかし、最初は思いのほか点数が良く、この点数を維持していけたらなと思っていました。ところが、回数を重ねていくと、点数の変化が激しくなり、全く安定しませんでした。前に比べて点数が下がったときは、落ち込み、自信を失くしてしまいました。
そこで、毎週塾の自習室を活用して日進の復習に力を入れました。すると、少しずつ苦手を埋めることができ、点数が安定していきました。また、日進の良いところの1つは、周りの人と点数を比較できるところです。特に近江八幡教室には、自分よりも点数が高い人がたくさんいたため、その人たちには何とか勝ちたいと、一層勉強へのやる気を持てました。点数を上げるために、日進の出題形式を理解して解く順番を変えたり、知識問題は必ず正解できるように、理科や社会の用語をたくさんインプットしたりもしました。このようにして努力した結果、勉強習慣をつけることができ、より積極的に自習をすることができるようになりました。
2つ目は、入試前にあった直前特訓の特色選抜コースです。これは、特色選抜に向けて、総合問題を対策する講座です。それまで私は過去問以外に特色選抜への対策をあまりやっていませんでした。そのため、講座の中では自分が苦戦するような問題も周りの人たちは解けており、かなり危機感を覚えました。そこで、何回もこの講座の問題を復習したところ、工夫が必要な問題も徐々に解けるようになりました。そのおかげで、かなり自信を持って、入試本番に臨むことができました。
そうして、これらの講座や問題をたくさん乗り越えてついに入試本番を迎えました。私が入試当日で一番大切にしたことは、合格するかどうかを気にするのではなく、自分の持っている力をすべて出し切ることです。そこで、時間配分を意識したり、過度な緊張をしないような工夫をしたりしました。
合格発表の日、学校の先生から合格と告げられた時は、自分の努力が報われたことがわかり、舞い上がるほどうれしかったです。この合格は塾や学校の先生などの周りの人々のおかげだと思います。
また、私が最も感謝したい人は、私の両親です。私の両親は忙しい中でも、毎日塾まで送り迎えをしてくれたり、弁当が必要な日は朝早くに起きて作ってくれたりしました。他にも様々な面からサポートしてくれ、私の支えとなってくれました。また、私は塾の友達のS君にも感謝しています。私は彼と点数を競い合ったり、共に勉強したりすることで、やる気が起きない時でも勉強を続けることができました。また、一緒に自習室に行って勉強したり、授業を受けたりして、つらい時でもそのつらさを忘れられて、勉強に楽しみを感じることができました。
受験勉強は難しく、時間も長くて大変なものです。そのため、私は周りの人々と協力し合い、支え合うことが最も大切だと思っています。周りの助けがなければ、私は合格できていませんでした。困難なことでも人は協力し合うことで乗り越えられることがわかりました。
これからの高校生活では、これらの経験から、「協力」という2文字を大切にしていきたいです。もし何かつまずいてしまっても、この言葉を信じて努力して、乗り越えて行きたいと思います。
最後に、先生方、両親、友達、今まで本当にありがとうございました。この受験生活は私にとっての宝です。高校に行っても頑張ります。
保護者からのコメント
W・Nさん
元来、息子はマイペースな面が多く、勉強の質・量が増える中学生となってからは学習塾でのサポートが不可欠であろうと考え、親として通塾の提案をし、一緒に検討を重ねて来ました。そんな息子が数多くある塾の中から成基学園を選んだのは、独自の「志共育」により受験を通じて目的意識を高める仕組みが確立されていることや、清潔感のある室内、そして先生方や職員の皆さんの手厚いサポートにより塾内に安心できる雰囲気があり、そこが肌に合っていたのだと思います。しかし中学校ではこれまでと大きく環境が変わり、大幅に増加する宿題・予習復習の量と部活動の練習や試合の時間との兼ね合い等で、「今日は(成基に)行きたくない」と言うこともしばしばありました。そんな中でも彦根東高校の特色受験での合格を勝ち取れたのは、常に寄り添いサポートしてくれた成基学園の先生方や職員の皆さんのおかげだと思います。この度は本当に有難うございました。
担任からのコメント
風神 直樹
Hくんとの出会いは、中学2年生のときでしたね。英語の授業を1年間、社会の授業を1年間。この2年間の、Hくんに対する先生の印象は、「自分で考えて勉強し、着実に知識をつけていく生徒」でした。Hくんとの会話自体は、多くなかったかもしれないけど、信頼しきって、安心して見守っていられました。「少しのアドバイスをこんなにも点数に反映してくれるんだ」って、いつも思ってましたよ!合格発表の日も安心して教室で待っていたれました。でも、教室に来てくれて「合格」と笑顔で言ってくれたときは、本当に嬉しかったです。
「合格」はゴールであり、スタートでもある。Hくんに最大限の期待を込めて、最後にこの言葉を贈ります。
本当に合格おめでとう!そして、充実した東高ライフを送ってください!