わたしの志は、
魚の持つ可能性を世界中の人に知らせるために、魚の遺伝子の研究をすることです。
僕は小さいころから魚が好きでした。そのため、将来は魚に関わる仕事に就くと決めていましたが、具体的な関わり方は決めていませんでした。ところが、中学3年生の夏に友達に「魚は骨があるから嫌いだ」と言われたことや、子どもの魚離れが進んでいるというニュースを見たことで、「骨のない魚」を作り、世界中の人に魚の魅力を広めたいと決心がつきました。志実現のためにこれからもたくさん学んでいきます。
夢を追いかけ掴んだ合格
僕が成基学園に入塾したのは小学5年生の頃でした。当時は勉強に熱心に取り組むこともなく、ただ友達と遊び、楽しく過ごす毎日でした。そんなとき、知り合いから中学受験を勧められました。しかし、中学受験の準備を特にしておらず、「受かればラッキー」という甘い認識で受験に臨みました。案の定不合格で、その後の塾での面談では受験に対する意識の低さや、目標がないことを指摘されました。そこで僕は、中学校では目標を見つけて努力することを決意しました。
しかし、目標はなかなか決まりませんでした。そんな中、中学3年生の夏に目標ができるきっかけがありました。友達に「魚は骨を取るのが面倒だ」と言われたことです。この一言が、昔から魚が好きだった僕に「骨のない魚をつくる」という目標を持たせてくれました。その後、以前から友達に誘われていた京都府立桃山高等学校のオープンキャンパスに参加しました。そこで、桃山高校がSSH指定校で理系に特化していることや、魚の研究ができるグローバルサイエンス部の存在を知り、「絶対にここに入るぞ」と決意しました。
しかし、現実はそう甘くありませんでした。日曜進学教室(日進)初回のテストでは英語と数学の偏差値が50を下回りました。受験当日まで半年ということもあり、ひどい焦りと不安がわいてきました。これではまた落ちると思い、寝る前に英単語を音読して暗記し、先生からいただいた数学の問題集を解き始めました。そのおかげで、テストの点数は少しずつ伸び、焦りや不安も小さくなっていきました。
しかし、受験の日が近づくにつれて、当日はしっかりと解けるだろうか、受かるのだろうかという不安が再び大きくなっていきました。そんなとき、数学担当の先生に「君たちがわからない問題は周りもわからないだろうから、自信を持って落ち着いて受けてきなさい」と言われました。この言葉のおかげで、当日は特に不安になることもなく、落ち着いて解くことができました。それでも受かっているかどうか不安で、落ちる夢を見たこともありました。
合格発表当日、不安は残ったままでしたが、「大丈夫、大丈夫」と何度も唱えながら向かいました。そして合格番号が掲示されたとき、その中に自分の番号を見つけても、すぐには自分の目が信じられませんでした。何度も何度も確認し、友達に「おめでとう」と言われ、初めて合格した実感が湧きました。あのときの感動を、僕は一生忘れないでしょう。
僕が桃山高校に合格できたのは、数々の人の支えがあったからでした。成績に関して厳しく指導してくださった学校の先生方、不安なときにいつも励ましてくれた友達、親切に進路指導や学習を教えてくださった成基学園の先生方、そして最後まで僕のことを信じて支えてくれた両親、本当にありがとうございました。
最後に、これから受験する後輩たちにメッセージを送ります。これから先、苦しいことの方が多いかもしれません。でも、その先には明るい未来があります。そんな明るい未来を掴むために、決して折れずに頑張ってください。
保護者からのコメント
U・Мさん
息子は5年間、塾にお世話になりましたが、どちらかというと勉強一筋というタイプではなく、親としては心配することも多くありました。第1志望は進学校でしたが、内申点も十分とは言えず、当日の試験で点数を取らなければ合格は難しい状況でした。息子は小さい頃から魚が好きで、将来は魚の研究に関わる仕事ができたらいいなと話していました。志望校にはその分野について学べる部活動があり、それも大きな目標の1つになっていたようです。受験直前までは親は不安でしたが、本番では力を発揮し、第1志望校に合格することができました。合格を知った時の嬉しそうな姿がとても印象に残っています。今後、高校生活を楽しみながら、新たな将来の目標に向かって充実した毎日を送って欲しいと思います。長い間、支えてくださった先生方に心から感謝しております。
担任からのコメント
吉岡 善治