わたしの志は、
多くの人が健康に過ごせる社会を創るために食に関する企業に就職してマーケティングの仕事をすることです。
私はドラマが好きで、とあるドラマの主人公にあこがれました。その主人公は食品会社の商品開発部に働いていて私もこのような人になりたいと思いました。その後、食品会社について調べてみるとマーケティングの仕事などもあると知り、どんどん興味がわきました。消費者に笑顔になってもらえるような商品を提供できるようになりたいです。
支えてくれたもの
私は塾に入るまで定期テストの点数も成績も満足いくものが取れていました。ですが、中学3年生の夏期講習会に参加した時、自分の力のなさに驚きました。特に英語は驚きました。今まで自分は出来ていると思っていたのに、文法の知識不足に驚き、不安が一気に大きくなったことを覚えています。
そんな私を各教科の先生方は優しく、自分に合う方法で指導してくださりました。また、成基学園に入ったことがきっかけで高校に入ってからも連絡を取る友だちができ、毎日楽しく教室に通えました。私が受験勉強を頑張れたのは、成基学園の面白い先生方と、一緒に励まし合えた友だちのおかげだと思っています。
私が普段の授業以外で受けてみてよかったオプション講座は【日曜進学教室】(日進)です。9月から始まるこの講座は、夏期講習会からこの塾に通い始め、まだまだ環境に慣れていない私にとっては衝撃的なものでした。他の教室の学園生も集まり、とても緊張したことを覚えています。ただ、この緊張感が入試本番の練習にもなりました。日進は総合得点と5教科それぞれの点数で成基学園全体のランキングが作られ、そのランキングに入ることが出来れば、名前が掲示されます。始まる前は、「そんなものに入れるわけがないだろう」と思っていましたが、第1回に国語・社会・理科の3つの科目で入ることが出来ました。その結果を見た私は、全13回ある日進すべての回で、「何の教科でもいいからランキングに入る!」という目標をもつことにしました。国語の回数を重ねる内に長くなっていく文章、数学の難しい応用問題、社会の意表を突かれる問題や30分で解くには多すぎる問題量、理科の複雑な計算問題、英語のスピードの速いリスニングなど、大変なことがたくさんありました。しかし、何とか乗り切り、掲げていた「ランキングに入る」といった目標も達成することができました。始まった当初は、正直、気持ちが載らず憂鬱でしたが、乗り切った私は力が付いたことを実感できました。特に国語力が格段に上がったと感じました。
冬休みは、朝から夕方まで講座がほとんど毎日入り、予習などに追われ大変でした。量の多さにくじけそうになりましたが、「友だちが塾に来ているから頑張ろう」という気持ちが大きかったです。本当に支えてもらいました。
冬休みが終わると、学校から帰ってすぐに塾へ行くというルーティンができました。これは私自身、家では勉強に集中できないため、少しの時間でも有効に使おうと思ったからです。授業までの間は、2月初めに控えた特色選抜の過去問を、時間を計りながら解いていました。記述の問題や小論文は先生に添削をしてもらいました。添削をお願いすると、先生は嫌な顔一つせずに対応してくださり、小論文は丁寧なアドバイス付きで返却してくれました。これはとても嬉しかったです。
そんな毎日を過ごしながら迎えた当日は、意外なことに全く緊張しませんでした。校門の外に立っていた教室の先生に、「全然緊張していない!」と話したことをよく覚えています。校舎の中に入っても、変わらずリラックスして試験に挑むことができました。「自分はかしこい・受かる」と心の中でずっと思っていた効果が出ていたのかもしれません。唯一、焦った場面は総合問題Ⅰの終わり3分ほどで回答の間違いに気づいたときです。心臓の音が急激に大きくなっていたのを感じました。何とか無事に書き換えられ本当に安堵しました。
1週間、結果がわからずそわそわした日々を過ごし、迎えた結果発表の日。担任の先生から告げられた「おめでとうございます」の言葉に目が飛び出そうになりました。頑張ってよかったとしみじみ思いました。言霊は本当にあるんだとも思いました。守高生になれる!という実感が湧きはじめ、フワフワした感覚になったのを覚えています。
私が、これから受験する後輩に言いたいことはただ1つ。「自分は受かる!」と思うことです。もちろん演習量や知識も必要です。けれども、当日、これまでの頑張りを発揮するには自分の気持ちがいちばん重要になると思います。
今まで笑顔で接し、質問を何度もして答えてくださり、勉強以外のこともたくさん話を聞いてくれた先生方、塾に行ったら「会える!話せる!」と塾に行くモチベーションになってくれた友だち、送り迎えなどのサポートをしてくれた家族。本当にありがとうございました。これからも自分の将来に向かって頑張っていきます。