合格進学校 洛南高等学校

わたしの志は、

世界で多言語をもつ人同士のために言葉の壁をこえてコミュニケーションの架け橋となれる翻訳者になることです。

僕は、10年間ボーイスカウトに所属しています。ボランティア活動をとおして外国の方と触れ合う機会があり、意思疎通の重要性を感じました。近年、グローバル化に伴い、海外が身近なものとなった一方で国家同士の政治的なしがらみや歴史上の問題によって関係を築けない国があります。しかし、文化の面ではその壁をこえることができます。だから僕は「言葉」を扱う仕事を通して人と人がつながる手助けができるようになりたいです。

継続は力なり

僕は、小学校3年生のs-kidsクラスに入塾してから高校受験コースに進み、7年間成基学園に通いました。小学生の時から、通塾する中で基礎学力や家庭学習の習慣が身についたと思います。レプトンの講座では、楽しみながら自分のペースで英語を学習することができたので、中学校の英語学習にスムーズに入ることができました。

中学校に入学したばかりの時は、正直、高校の進路について何も決まっていませんでした。しかし、最終的に志望校が決まったときに自分の実力不足で志望校をあきらめなければならないということにならないように、今やるべきこと、課題をきちんとこなすこと、塾のショートテストをおろそかにしないこと、定期テストでは、高得点を取るなど、目の前にあることにしっかり取り組みました。

そして、中学3年生になって進路について考えるようになったとき、以前から気になっていた洛南高校のオープンキャンパスに参加しました。先生方の話を聞き、この学校なら高い志を持って、自分を今よりももっと高めることができ、自分の可能性をさらに広げられるのではないかと思いました。この環境でなら、敢えて困難なことにチャレンジできる、ここで学びたい、ここでしかできないことに挑戦したいと思い、洛南高校を目指そうと決意しました。

僕の受験勉強は、志望校を決意したものの、実際、夏休みぐらいまでは部活動が忙しく、ゆるみがちでした。思うように模試の結果が伸びず、気持ちばかりが焦っていました。そんな中、日進が始まりました。日進はテストを受けたその日のうちに結果が返ってきて、自分の順位や偏差値が分かります。必要以上に落ち込んだり、くじけそうになることもたくさんありました。特に苦手だった理科が明らかに足を引っ張っていると自覚し、自信を失いかけていました。しかし、先生から「復習をきちんとするように」と言われていたので、このままではダメだと思い、その日のうちに必ず日進の見直しをするようにしました。苦手科目に関しては、基礎から徹底的に取り組み、得意科目は難しい問題にたくさんチャレンジしました。洛南高校の対策としては、赤本で10年分以上の過去問を解きました。

受験を目前に控え、先生からの「大きな目標に向かって最後の瞬間までしっかり努力して下さい」という言葉に、身の引きしまる思いが心の支えとなりました。そして、迎えた本番当日、緊張はしましたがこれまで自分がしてきたことを思うと大きな不安はなかったように思います。合格発表の日、第一志望合格の報告を成基学園の先生にできたことを本当にうれしく思いました。

僕たちの学年の中学校生活を振り返ると、コロナ渦で休校やオンライン授業など、色々な制限を強いられ、さまざまな不安を抱えながらの3年間でした。そんな中、今の自分に何ができ、何が必要かを考え、モチベーションを保ち続けるというのはとても大変でした。しかし、同じ気持ちをもった仲間とはげましあい、母と父は良いときもそうでないときも寄り添ってくれました。そして、どんなときもこんな僕を最後まで支えて下さった成基学園の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。英語科のY先生の指導がなければ、僕の英語はここまで伸びていません。そして、数学科のH先生は、いつも僕の質問に対して、僕が理解し、納得できるまでていねいに教えてくださいました。本当に7年間ありがとうございました。

これから受験をするみなさん、1日1日を大切にしてください。そして、どんなときでも今の自分を信じてください。努力は必ず結果につながります。今回の受験をやりきったことは僕にとって大きな自信につながりました。

『継続は力なり』という言葉の通り、高校生になってもこれまで学んできたことをしっかりと活かせるように頑張っていきます。