合格進学校 立命館高等学校

わたしの志は、

子供たちが夢や希望をもてるために国際公務員になって貧しい子供たちを救うことです。

「国際公務員」という職業はたまたま見ていたテレビの番組で知りました。その番組では飢餓や紛争に苦しんでいる地域への支援を行っている方が紹介されていました。映像から見るその地域は日本と比べものにならないものでした。同じ地球で同じ空の下にいるのにこんなにもひどいということは想像もつきませんでした。この志を持って夢を叶え、少しでも多くの人を笑顔にしたいです。

「志望校選び」の大切さ

私は「志望校選び」について書きたいと思います。正直に言うと志望校選びが私の高校受験の中で一番大変だったことです。「受験」というと受験勉強が真っ先に思い浮かぶかもしれません。しかしその受験勉強は志望校合格のため、そしてその志望校は自分自身の夢や、やりたいことのためだと思います。私の志望校選びの体験談を読んでいる方も自分の夢などについて考えてみてください。

私が志望校を決定したのは11月半ば頃です。実際学校説明会などには中学1年生の頃から参加していました。立命館高等学校、同志社高等学校、京都女子高等学校、洛南高等学校、京都府立嵯峨野高等学校、京都市立西京高等学校などたくさんの高校を見に行きました。そして中学3年生の夏休みがあけて、いよいよ志望校を決めていく時期になりました。しかし、部活動や学校行事などがあって忙しく、あまり志望校のことは考えていませんでした。

そのように過ごしているといつしか10月になっていました。学校から志望校調査の紙が配られ、いよいよ本格的に志望校を考えないといけなくなりました。まずは候補を上げてみました。学校の雰囲気や進学実績、近さ、部活動の実績など様々な面から見て候補を4つ上げました。そしてそれぞれの学校の特徴などを見て比べて志望校を決めていこうとしました。しかし思うように進みませんでした。私は大学進学のことを考えて、できるだけ進学実績が良かったり偏差値の高い高校が良いと感じました。しかしそれらの学校は部活動があまり活発ではなく、勉強だけのように感じられました。逆に部活動が活発なほうの高校は勉強面で不安なところがありました。勉強か部活、どちらを取ろうかと、とても悩みました。

結果、私は「どちらも」という選択をとりました。勉強は私の将来の夢の実現のため、部活は私がやりたいことのため、どちらも自分にとって大切なものだと感じました。この判断をするのに約2ヵ月ほどかかりました。親と何度も相談し、学校の先生にもアドバイスをいただきました。どちらかにしたほうがいいといわれたこともありました。しかし私は自分の大切なものを手放したくないという思いでいました。

そして2月10日。受験当日。たくさんの人が応援してくださって安心して試験を受けることができました。結果は合格でした。うれしいという気持ちもありますが不安もあります。どちらも全力で頑張りたいけれど、しっかりやれるか、やり続けられるか。受験を終えた今でもそんな不安や悩みがあります。しかし、自分が決めた進路なので最後までやりきらなければいけないという責任を持て頑張ろうと思います。

私は、この高校受験で、好きなことややりたいこと、将来の夢など自分自身のことについて深く考えることになりました。もちろん、すでに将来の夢は決まっていてそれに向かって頑張っている人もいると思います。しかしそのような人でも、それは本当に自分がしたいことなのか、他の人の意見に流されすぎていないかなどよく考えてみると何かほかに新しいものを見つけることができるかもしれません。これが自分のやりたい事そのままだ!というものを見つけるのは難しいかもしれません。また決めてしまってもその夢が高校生、大学生のときまで同じかは分かりません。ですが、自分自身のことを知り、そのことを大切に覚えておくとこれからの人生で必ず生きてくると思います。

最後に受験生の方へ。受験の中では様々な困難があると思います。私は志望校選びだけでなく、成績ももちろん困りました。でも、家族や先生、友達などたくさんの方が応援して味方になってくれ合格することができました。1人で持ちこたえると、とてもしんどい気持ちになります。だからたくさんの人にたよってみてください。受験生の皆さん、自分の夢、志望校に向かって頑張ってください。