F・Rさん
所属教室: 大津石山教室
合格進学校 滋賀県立膳所高等学校 進学校以外の合格校 洛南高等学校、大谷高等学校、光泉カトリック高等学校

わたしの志は、

誰かの役に立てるような自立した大人になることです。

私はまだ具体的に将来の夢を持てていませんが、将来大人になり仕事をするなら他の誰かの役に立てたり、助けになったりするような仕事に就きたいと思い、この「志」を立てました。これから高校に進学しますが、勉強をしたり様々なことに触れたりすることで、自分自身を成長させていきたいです。

受験を通して学んだこと

私は小学5年生で成基学園に入塾しました。本格的に高校受験に向けて塾に通い始めたのは中学1年生です。中学1年、2年のときは、定期テストの勉強、学校の課題、塾の宿題、模試などに忙しく、とにかく目の前のものをこなすことに必死の毎日でした。また、その合間に英検や漢検の勉強をしていました。今思えば高校受験については全然意識していなかったのですが、「やるべきことをこなす」という習慣がついたおかげで後々大変な思いをあまりせずにすんだのだと思います。時には模試の成績が振るわなかったこともありましたが、今まで通りやらねばならないことをして落ち着いて過ごしていると徐々に成績は安定しました。

3年生になると、今までに加えトップレベル特訓や模試が増え、とても大変でした。しかし、膳所高等学校のオープンキャンパスに行き、膳所高校に入学したいという気持ちが高まったので、多忙なスケジュールも乗り越えることができました。そして、9月になり日曜進学教室(日進)が始まりました。日進は、毎週日曜日にテストを受け、その日のうちに採点、解説がなされ順位も貼り出されます。日進では自分の弱点であるケアレスミスや、理科と数学の応用問題が課題となりました。13回の日進の中でさほど順位の変動はありませんでしたが、順位が落ちてしまうときは大体この2つ原因でした。そのため、日進の復習は数学と理科の特にできなかった回を中心に行っていました。全ての復習をしなかったのは、受験までに日進の復習にとれる時間が少ないと考えたからです。できなかったところはその日に解説をきいて理解していたし、基本は日々の勉強の積み重ねである程度できていたので、復習は特にできないところのみでよかったのです。また、集中力が続かず飽き性の私は全ての日進の問題をやり切ることは不可能でした。今振り返るとかなり雑な勉強方法ですが、効率がよく私の性格に合っていてよかったと思います。もし日頃から勉強をサボっていたら、焦ってその時期に大変な思いをしていたと思うので、改めて日々の積み重ねの大切さを感じました。正月特訓を終え1月になると、過去問に取り組み始めました。最初は第3志望の過去問ですら少し危うい状態でしたが、回を重ねる度に点数が安定し、自信が持てるようになりました。なかなか治らなかったケアレスミスの癖も、過去問に触れて慣れたことでこの頃から解決していきました。このように、1月・2月とは過去問に重点を置いて勉強していました。なぜなら、中学受験をしたときも、過去問をたくさん解いて慣れることで本番特に緊張することなく受験を終え、合格できたからです。過去問を解いても、過去に出た問題なのだから本番に出ないから無駄という人も居ますが、私はそう思いません。その学校の問題に慣れることができるうえに、合格点に届いていれば安心でき、届いていなくても自分に何が足りないのか分かりやすいからです。また、過去問を解くうえで大切なのは、記述などを先生に採点してもらうことです。自分の判断では難しいところが多いので、先生に聞くのが大切だと思います。そういった感じで勉強を進め、入試当日を迎えました。どの学校の入試でも、不思議とそこまで緊張はしませんでした。日進や今までの模試で試験慣れしていたからかもしれません。入試後は正直上手くいったという感触はなく、合否発表まで不安でした。しかし、無事特色で合格することができました。受かるとは思ってもみなかったのでとても驚きました。今までの頑張りが実を結び、すごく嬉しかったです。

受験を終えて、私が受験生の皆さんに伝えたいことは3つあります。1つ目は日々の勉強の大切さ、2つ目は時間の使い方を考えること、3つ目は「慣れ」の重要性です。受験勉強は大変なことがたくさんあります。そんなときは無理をせず休むことも必要です。適度に頑張りながら努力を続けていけば、少しずつでも合格に近付いていけると思います。ぜひ、志望校合格に向けて頑張ってください。

保護者からのコメント

F・Iさん

保護者のアイコン

娘は小学5年生の春に成基学園に入塾しました。よく塾の帰り道に「今日の小テストは○○点だった!」と嬉しそうに話してくれたのを昨日のことのように思い出します。
中学3年生の秋、第1志望の高校は決めていましたが、併願高校選びで迷っていた時、成基学園の担任の先生に「第1志望高校に上位で合格するために洛南高校を受けてみたら?」というアドバイスをいただきました。併願高校として洛南高校も受験することに決めた娘ですが、日曜進学教室にお正月特訓、自宅での志望校別の対策といった勉強で本当に忙しかったようです。その結果、第1志望の膳所高校に特色選抜入試で合格することが出来ました。成基学園の先生方には小学生の時から大変お世話になりました。
高校生になったら選択肢はさらに広がります。自分の目標に向かって、悔いのないように頑張って欲しいと思います。

担任からのコメント

大津石山教室

松本 和哉

松本 和哉
「先生!受かりましたよ。」喜びと驚きの表情での報告は私が知っている君の最大ボリュームでの報告でした。しかも5位!実力は申し分ないとは思っていますが、何せ特色…。あかんこともあるとは思っていました。ですが、君は持ち前の努力とそれを継続する習慣をもって、最高の結果を引き寄せ、提案した入試プランを全勝で歩みました。数学が不安で…、今回の日進では理科が終わってました。とはいうものの、しっかり復習し自信へと変えていってましたね。ストレスから体調の優れなさそうなときもありましたが、休まず歩んだ日々が結果につながったのだと思います。
さぁ!新たなスタートラインに立ちました。好位置にいますよ。中学時代に培った力をもっともっと強力なものしていきましょう。3年後の進路報告を楽しみにしています。