М・Rさん
所属教室: 南草津教室
合格進学校 滋賀県立膳所高等学校 進学校以外の合格校 立命館高等学校、立命館守山高等学校

わたしの志は、

医療従事者になり、多くの人々の健康を守ることです。

私は健康であることが当たり前のように生きてきました。しかし、友人が病気で苦しんでいると知ったときや、身近な人の命が奪われたとき、私は「健康」がどれほどありがたいものなのか目の当たりにしました。病気は闘う本人だけでなく、その家族にも悲しみを与えます。そのような思いをする人を減らしたいと思い、この志を掲げました。実現するために、自分が得意である理科をのばしながら、勉強を頑張ろうと考えています。

2つの壁から学んだ「大切なこと」

これから受験を迎える皆さんに少しでも私の経験が参考になればと思い、私がぶつかった「2つの壁」について話したいと思います。

私は、中学3年生の春に成基学園に入塾しました。それまでは塾に通わず、テストの時だけ勉強していました。そんな生活を送っていた私は、1つ目の壁にぶつかりました。社会の点数が他の科目と比べて圧倒的に低かったのです。私は「日本史が嫌いだから」というそれだけの理由で社会の勉強から逃げていました。受験まであと3ヵ月、そんな時期になっても私は挑戦できないままでした。

そして迎えた模試の日。結果はひどいものでした。周りが勉強しているのに対し、自分は逃げているので、当然の結果でした。そこで、私はやっと、少し社会に向き合ってみようと考えました。寝る前に年表を見て時系列を少し覚えたり、忘れているところを覚え直したり、小さな挑戦を始めました。

その小さな挑戦の結果、滋賀県立模試の点数は他の科目には劣るものの、大丈夫だろう、というところまで上がりました。

「そんな小さなことで、点数がそんなに上がるはずがない」と思った人もいると思います。確かに、何も考えずに小さな挑戦を繰り返すだけでは点数は上がらないかもしれません。ですが、勉強の仕方によっては小さな挑戦でも積み重なれば点数が上がると私は思います。

私は小さな挑戦をするときに、自分が忘れているところに焦点を当てて勉強をしていました。私は社会の中でも特に日本史が苦手だったので日本史に焦点を当て、過去の模試などを見て、その中でもどこを忘れているのか絞り込みました。そして、そこを集中的に勉強しました。これを繰り返し、基本的なことはかなり覚えることができました。社会の点数は無事に上がりました。
しかし、次は第2の壁にぶつかりました。理由は、自己嫌悪でした。私は、高得点を取っても「もっとできたでしょ」と自分を叱咤するようになっていました。そうしないと今の自分に満足して、勉強をしなくなりそうで怖かったのです。ですが、その結果、私は何点でも満足できず、自分に自信が持てず、自分を責めるようになりました。それを繰り返し、思考はネガティブ、そして無気力になっていきました。

「自分を甘やかす」のは悪いことだと思いがちです。ですが適度に甘えることも時には大切だと、私は思っています。

私は受験において、勉強の仕方と精神の安定、この2つはとても大切だと考えています。これから受験を迎える皆さんには、この2つを覚えていてほしいと思います。皆さんが、受験を通して成長できることを願っています。

そして、ここまで私を支えてくれた家族や友人たち、そして授業をしてくださった先生方、私1人では、ここまで進むことはできませんでした。本当にありがとうございました。

保護者からのコメント

М・Sさん

保護者のアイコン

一番身近な存在である兄が中学3年の時に成基学園に通い始め、夜遅くまで学園で先生に質問し、勉強する姿を娘は中学1年の頃に見ていました。やがて第1志望校に合格した兄が生き生きと高校に通う様子を見て、娘の中で「私も同じ高校に行きたい」という意欲が強くなっていったようでした。しかし打ち込んでいた他の習い事もあり、通塾の時間が取れませんでした。中学3年になる春から学園に通うことになりましたが、他の生徒さんは学校よりも先の範囲を学習されており、娘は遅れていました。そこで先生方は娘に適した補講を組んでくださり、じきに通常クラスについていけるよう、尽力してくださりました。遅れているから「不利」ではなく、個々の志望校合格に向けてしっかりとサポートをしてくださったことに感謝しています。息子の時も娘の時も、頼もしいメンターとして最後まで「大丈夫」と明るく背中を押し続けてくださり、ありがとうございました。

担任からのコメント

南草津教室

西村 亮祐

西村 亮祐
М・Rさん、膳所高校理数科合格おめでとう。合格の報告を電話で受けたとき、これまでの努力が実を結んだことを心からうれしく思いました。
中学3年生の春に入塾してから、Rさんは「3つの壁」と真正面から向き合い続けてきました。特に、苦手な社会から逃げず、小さな挑戦を積み重ねていった姿が印象的でした。自分の弱点を見つめ、工夫しながら乗り越えていくその姿勢は、受験を通して身につけてほしい力そのものでした。また、「自己嫌悪」というもう1つの壁も真剣に向き合い、自分を認めることの大切さに気づけたことは、これからの大きな財産になるはずです。
「医療従事者として人々の健康を守る」という志の実現に向け、今回の経験を糧にさらに成長していってください。周囲への感謝を忘れず、さらなる活躍を期待しています。