M・Tさん
所属教室: 山科教室
合格進学校 同志社中学校 進学校以外の合格校 立命館守山中学校

わたしの志は、

周りの人達を笑顔にするYouTuberになることです。

 僕は周りの人達を笑顔にしたいと常々思っています。みんなを笑顔にすることで、いじめやけんかがなくなるといいなと思います。そこで、人を笑わせることが得意な僕は、面白い動画で人を笑顔に出来るYouTuberになることを志にしました。どんな動画を作ろうかと考えるだけで楽しくなります。そして、大学生になったら、心理学を学び、どうすればより多くの人達を笑顔にすることが出来るかを勉強したいです。

夢を叶えるために

僕が成基学園に入ったのは、4年生の春でした。入塾テストを受けた時、小学校のテストと違って少し難しいと感じたのを覚えています。教室に通い始めたころは、小学校の授業のようで楽しかった印象があり、これなら続けていけると思いました。

志望校を同志社中学校に決めるのは早かったと思います。不純な動機ですが、制服がないことと地下鉄の駅を出てすぐに校門があるところにひかれました。その後、オープンキャンパスに3回行き、学校の中を見学すると新しい魅力をたくさん発見しました。校内にカバのはく製があったり、教科ごとの教室があったりして、学校自体がまるで博物館や資料館のようだと感じました。体験授業も面白かったので、オープンキャンパスは行くことをおすすめします。

僕は受験科目の中で社会が苦手でした。ただひたすら暗記することがあまり好きではないため、漢字を覚えることにも苦労しました。そこで、5年生の時にY先生から教えてもらった覚え方を実践しました。それは「漢字の持っている意味から覚える」ということです。音読みや訓読みを丸暗記するのではなく、漢字が表す意味を頭に入れて、そこから読み方やそれを使った熟語を思い出すようにしました。また、オープンテストの前には予習を毎回やっていました。出題範囲の漢字プリントを全てやり直したり、算数のショートテストのやり直しをしたりしました。予習がきちんと出来た時はその分よい点数が取れたのでやりがいがありました。

6年生になると毎週日曜日に「日曜練成講座」(日練)と「日曜進学教室」(日進)が始まりました。これが一番しんどかったです。まず10時間という長い時間を塾で過ごさなければならず、ほとんど一日がつぶれるのでつらかったです。しかし、テストになれることが出来たことと、その日のうちに解説があり、すぐに復習することが出来たことがよかったです。

日進で一度だけ算数が平均点以下だったことがありました。その時はクヨクヨせずに原因は何だったのかを分析し、すぐにやり直しをしました。時間切れで最後まで解けなかったので、問題を正確に速く解くことが課題となりました。日進が全て終了した後は、担任の先生のアドバイスの通り、第1回から第18回までの算数の問題を全てやり直しました。どの回も1回目の時よりも点数は良くなっていましたが、同じ問題をまちがっていたり、解けなかったりしたので、解説を見て復習をしました。入試当日まで続けてきたことは、「でる順過去問漢字」と「ラプラス」も2周やりました。何回もくり返すことで正しく速く解く練習になりました。

入試当日は意外と実感がわかず、普段の試験と同じような気持ちでした。今までたくさんのテストを受けてきたので、あまり緊張はしませんでした。テスト中も落ち着いて解くことができたと思います。

合格発表の時は家族全員でパソコンの前に座って、発表の時間を待ちました。結果を見る時が一番緊張しました。合格の文字と桜の写真を見た瞬間、家族みんなで大喜びしました。あの時の感動は、今でも心に残っています。今までの努力が報われたのだと思いました。

これまでがんばってこられたのは、塾の先生や家族のサポートがあったからだと思います。塾に行くと、ライバルでもある友達がいたり、いつも応援してくださる先生がいたりして楽しかったです。そして一番感謝したい人は両親です。お母さんは、朝早くから弁当を作ってくれ、お父さんは塾の送り迎えをしてくれたり、夜おそくまで勉強を教えてくれたりしました。そんな両親に今一番伝えたい言葉は、「どんな時も応援してくれてありがとう」です。

これから受験をするみなさんは、くじけずにがんばってほしいと思います。遊べないのはつらいけれど、努力した先には楽しい中学校生活が待っています。そして、合格することがゴールではなく、そこから新しいスタートを切って、色々なことにチャレンジしてもらいたいです。僕は中学校に入って、まず部活動で思う存分楽しみたいです。体を動かすことが好きなので、サッカー部に入ってゴールネットをゆらしたいです。また、授業の仕方が独特なので楽しみにしています。「同中学びプロジェクト」という体験型の授業もたくさん受けようと思います。

中学受験を通して、勉強に興味を持ち、楽しむことを学びました。その経験を活かして、僕は将来優しくて、社会に貢献できるユーモアにあふれる大人になりたいです。

保護者からのコメント

M・Yさん

保護者のアイコン

小さな頃から手先が器用で、工作やブロック等「物を作ること」が大好きでした。そんな創造力を育てたいと思い、Tと一緒に志望校を決めました。後悔して欲しくなかったので、塾に通うことも、受験する学校も、アドバイスはしましたが最後は自分で決める、ということを大切にしました。
授業はとても楽しかったようで、色々と教わったことを得意気に話してくれました。同じ目標に向かって頑張っている仲間と、温かく支えて下さった先生方のお陰で続けられたのだと思います。
家庭では、宿題の提出とテストの間違い直しを徹底しました。良い結果は思い切り褒め、悪い時は自分の弱点を知る良い機会だと伝え、一緒に復習をしました。
そして入試当日、一度もこちらを振り返ることなく真っ直ぐ会場へ歩いて行く背中を頼もしく感じました。また次の夢に向かって突き進んでくれることを願っています。

担任からのコメント

山科教室

植田 早紀

植田 早紀
第一志望合格おめでとう!
いつも明るく・前向きなTくん。授業中や休憩時間も持ち前の明るさでクラスを盛り上げてくれていましたね。また、思うように結果が出ずに落ち込むこともありましたが、すぐに原因を探して前向きに取り組んでいましたね。その前向きな姿勢で見事に同志社中学の合格を勝ち取ってくれました。どの科目も前向きに取り組めるTくんなので大丈夫と信じていましたが、やっぱり結果が出るまでは緊張しましたよね。先生もすごく緊張していました。「受かった!」と連絡をくれたときの嬉しそうな声を聞けて先生も心の底から嬉しかったです。同志社中学では、周りの人たちを笑顔にしたいという夢を実現するためにいろんな経験をして、思う存分勉強してください。