合格進学校 西大和学園中学校

わたしの志は、

魚の養殖に関する仕事について、世界の人達に魚の美味しさを伝えることです。

僕は魚を食べる事が好きで、幼い頃から漁業の仕事がしたいと思っていました。その時に母に養殖のことを教えられ、興味を持ちました。そこで自由研究で養殖について調べたりしました。特に自分はカタクチイワシの養殖をしたいと思っています。他の魚に良いエサを多く与えることもできるからです。これからも魚の美味しさを日本から世界に伝えられるようにがんばりたいと思います。

乗り越えた軌跡

僕が成基学園に入学したのは、3年生からでした。いろいろな塾の体験授業を受けた時に、一番記憶に残っていたからです。最初のうちは成績なども気にすることなく、気ままに授業を受けていました。4年生の頃に西大和学園の説明会に行った時、校長先生からこの学校は体験授業が多くて様々な事を学ぶことができ、世界で活やくすることのできるような人間を育てていきたいという話を聞いて興味を持つようになって、西大和学園に行きたいと思いました。それでも、まだ受験に関する実感がわかず、勉強はしながらもだらだらと日々を過ごしていました。

しかし、5年生になってからは、その当時の自分では解けないような難しい問題に出会ったり、宿題の量が増えていったりして、2年先の受験に関しての実感がどんどんわくようになっていきました。

5年生の後半になってくると最難関特訓にも行けるようになり、自分に自信がついていきました。

しかし、6年生から日曜進学教室(日進)が始まり、その頃からあまり良くない成績をとると、気分が落ちこんで暗い気持ちになることがよくありました。宿題や、復習をしておきたいプリントも増えてきて、前よりも一つ一つの課題に対して丁ねいに取り組むことが出来なくなっていき、そんな自分がどんどん嫌いになっていきました。そして、日進で今までで取ったことのないような成績をとってしまい、このままではダメだと思い、本気でもっと勉強に取り組もうと思いました。

そこから、見直しをきっちりしようと思い、日進で間違えた所やミスをした所を解き直したり、覚えられていなかった部分をテキストで復習したりするようにしました。すぐに成果が出たわけではなく、ひどい点をとった時は、「なんで自分はこうなのだろう」と何回もおちこみました。

しかし、成果は確実に出始めてきました。まず、今まで解けなかった算数の問題が解けるようになりました。そして、前まで苦手だった社会の問題も、以前よりも答えられる問題が増えていきました。今までできていなかったプリントも少しずつするようになり、このままがんばれば西大和学園に合格できるかもしれないと思えるようになりました。

しかし、やはり試験の当日はきん張してなかなか普段通りにはいきませんでした。今までにできなかったことが頭の中にうかんできて、どんどん不安な気持ちになっていきました。試験の会場には、社会のK先生が来てくれて、「あなたならきっと大丈夫だ」と言ってくれたので、「自分がこれまでやってきたことは無意味ではない、できるかもしれない。」と思いました。試験は、算数がとても難しくてほかの科目の時でさえ、とにかく不安になってしまいました。別の学校の入試の試験が終わったあとに母がむかえに来てくれていて、自分は早く結果を聞きたかったけれど、母が何も言わないので「落ちてしまったのかもしれない。」と思いました。後から「西大和学園に合格することができた」ということを伝えられて、とてもうれしく、その場で跳びはねてしまいました。

受験が終わったあと、受験勉強中の自分はきっといろんな人達にめいわくをかけていたのだと思いました。しかし、そんな自分でも一つの目標を見つけて、その目標に向かって頑張ることができました。

これを読んでいるみなさんもきっと目標に向かって頑張ることができると思います。僕がみなさんに伝えたいことは、つらいことがあっても決して落ちこまないことが大事だ、ということです。たとえテストで低い点数をとってしまっても、落ちこまずに前向きに勉強をすれば必ず結果につながると思います。

僕は、西大和学園で自分の興味のあることや好きなことを追求し、自分のするべきことをやりとげたいと思っています。みなさんにも、自分の行きたい学校に合格して、自分のしたいことを全力で頑張ってほしいと思います。

最後になりますが、支えてくれた家族、メンターのみなさん、ありがとうございました。