S・Tさん
所属教室: 大津石山教室
合格進学校 洛南高等学校附属中学校 進学校以外の合格校 洛星中学校、高槻中学校、東山中学校、岡山中学校

わたしの志は、

みんなが楽しく過ごせる世界をつくるため、どんな病気も治せる医師になって、けがや病気で苦しむ人を救うことです。

僕は、将来の夢があまり定まらない人でした。そこで、両親から医師という仕事を勧められました。医師は、多くの人から信頼され、さらに、父と母が共に医師で、手術などをする姿がかっこいいと思ったので、この職業を目指すことにしました。なので、僕は、どんな病気も治せる医師になって、けがや病気で苦しむ人を救いたいです。

自信を持って挑むために

僕は、姉が先に成基学園に通っていたので、1年生の春ごろから入塾しました。初めは勉強が嫌でしたが、先生や周りの人達が優しかったので、だんだんと楽しくなってきました。3年生のころ、親に洛南高等学校附属中学校を勧められたのが、僕がこの学校を知ったきっかけでした。しかし、このころはまだ、洛南高附中が僕の最難関校であることを知りませんでした。5年生でオープンキャンパスに行ったり、パンフレットを見たりして、自分に合っていると思い、本格的に勉強をやり始めました。授業にまじめに参加し、オープンテスト前にはスーパーノートの苦手なところをたくさん見て対策するなどして、成績も順調に上がっていき、「これは受かる!」と思っていました。それから時が過ぎ、6年生になりました。6年生の5月までは、今までと同じ生活、勉強方法をしていました。6月から始まる日進は、正直楽しみにしていました。今まで通り高い点数が取れるだろう、順位も良いだろう、そう思って、なめてかかりました。日進の第1回、結果はボロボロでした。国語は記述問題が全然解けず、得意なはずの算数でもなかなか手が動かず、理科は手ごたえが良かったはずなのに、点数が悪く、社会は、知識が頭に入っておらず、書けませんでした。親にとても怒られました。「こんなことでいいのか。」「これで合格できると思っているのか。」僕は落ちこみました。しかし、いつまでも落ちこんでいてもしかたないと思い、できることを考えた結果、ひとつの答えにたどりつきました。それは、「復習をすること」です。何が足りなかったのか、何が抜けていたのかを見極め、そこを重点的に復習しました。そしてむかえた2回目の日進。結果はとても良かったです。とても嬉しく、ほめられました。これを続けていった結果、多少の上がり下がりはあるものの、満足した気持ちでエントランスコースを終えることができました。ベーシックコースに入っても、エントランスコースと同じ復習重視の方法で勉強を続けました。しかし、同じ共通回のはずなのに、前のように満足する点数が取れず、順位も、各教室にはられるランキングに、なかなかのれなくなりました。さらに、学校の友達が遊んでいる中、1人だけわざわざ京都まで来ているというのに、悪い点数を取って帰ってくるという無意味にも思えるこの行動に、段々と腹が立ってきました。しかし、洛南高附中や、洛星中学校、高槻中学校のオープンテストを受けた結果が良かったことで、立ち直ることができ、なんとかくじけずにやっていくことができました。ウルトラコースに入って、突然点数が上がりました。「今までの復習が実を結んだんだ。」と思いました。しかし、共通回になると、極端に点数と順位が下がりました。このことを国語のN先生に話すと、「そんなんちょっと調子が悪かっただけや!!気にせんとき!!」とはげましてくれ、僕は結果に一喜一憂しないことに決めました。そして、ウルトラコースが終わろうとしていたころ、算数で40点を取ってしまいました。その日の担当だったSSSのY先生は、60点以上が普通で、それ以下はありえないと言いました。自分は合格できないと絶望しました。しかし、それでもがんばって授業を受けて、乗りこえようと必死になりました。すると、Y先生は、「しっかりと授業を聞いている人は絶対に受かる。」と言ってくれました。その言葉で自身が持て、日進を終えることができました。

最後の追い込み期間がやってきました。とにかくたくさんの過去問を解き、たくさん質問をしました。同じ問題が分からなくて、何度も聞きに行っても、先生達は、嫌な顔ひとつせず、分かりやすく教えてくださいました。その他にも、お盆特訓や、最難関特訓の復習などにはげみました。

洛南高附中の受験前日、高槻中と東山中学校の手ごたえがとても悪く、不安になっていました。このまま当日を迎えてはいけないと思い、自信があった洛星中の結果を見て、とても喜び、自信を取りもどしました。そして迎えた当日、僕は全力でテストを受けることができました。合格発表の日、急いで学校から帰って見た結果は、全戦全勝でした。「報われた」と感じました。これまで、僕を支えてくれた先生方、両親、そして友達に感謝します。ありがとうございました。

これから受験をする人達へ。僕が大切にしてほしいことは、「復習をすること」「授業をよくきくこと」「質問をすること」「一喜一憂しないこと」です。特に、分からない問題は何度でも質問をしたほうがいいです。そうすれば、自信を持って挑むことができますよ。

中学で学んだことを今後もいかし、新たな挑戦をし続けたいと思います。

保護者からのコメント

S・Yさん

保護者のアイコン

小1のS-kidsからお世話になりました。小さい頃から駄々をこねない、大人しい性格でした。先に姉が通っていたこともあり、すんなりと塾生活をスタートさせました。成長するにつれ自分の意志をはっきりと表すようになり、しんどいな、行きたくないなと言うこともありましたが、辞めたいとは決して言いませんでした。目標が出来、授業で得た知識を家族に教えてくれたり、友達もいて楽しかったのだと思います。日進の成績が悪く落ち込んでいた時には、先生方に声をかけていただき、気持ちを立て直し、今までの努力を信じて最後まで頑張りました。知的好奇心溢れる授業をして下さり、さらに温かく見守り激励して下さった先生方、大津石山校の皆様に心から感謝いたします。合格で得た達成感を息子は忘れることがないでしょう。新たなスタート地点に立ちましたが、身に付けた学習習慣と粘り強さを糧にし、志に向かって楽しみながら努力していって欲しいと思います。

担任からのコメント

大津石山教室

古蒔 善成

古蒔 善成
Tくん、第1志望校である洛南高等学校附属中学校合格、おめでとうございます。
自ら目標を高く設定し、それに向かって日々努力をし、しっかりと達成したこと、お見事でした。授業で学んだ事を即実践できるスマートさは、いつも感心させられました。
6年生の1年間を振り返ってみて、決して平坦な道のりではなかったはずです。過去問を解いて不安になったり、日進に挑んでみたものの思い描いていた結果が出なかったり、悩んで苦しんでいる日もあったでしょう。。そんな時、あきらめずに何とかしようとくらいつく姿勢が素晴らしかった。復習し質問をし、復習し質問をし、これの繰り返しをめげずにやり続けられる忍耐力・努力は目を見張るものがありました。
これからも中学受験を通して学んだ事を糧にして、自ら立てた志を全うする人生を歩んでいって下さい。大いに期待しています。