M・Yさん
所属教室: SSS(烏丸二条)
合格進学校 洛南高等学校附属中学校 進学校以外の合格校 京都府立洛北高等学校附属中学校、同志社女子中学校、高槻中学校

わたしの志は、

病気を治すだけでなく、苦しんでいる人に寄り添っている父を見て医師になりたいと思いました。医師になるために、私はこれまで医学部に入れるように、高度なことが勉強できる中学に入りたくて受験勉強をしてきました。志に向けて、これから特に理系の勉強に力を入れたり、多くの人と関わって深い人間関係を持ったりしていきたいです。

最後まであきらめない

私は成基学園に、小学三年生のときに入塾しました。四年生のときに洛南高等学校附属中学校の説明会に行き、中学校に通っている人たちがとても楽しそうにしていたり、校外学習の数が多かったりしたので、この学校を目指そうと考えました。四年生のときは算数が全くできなかったので、算数の勉強をすることからずっと逃げて、他の教科の勉強しかしていませんでした。

五年生に上がったときの〈スタートダッシュ講座〉で、私はテスト中に遊んでいたのでY先生に怒られました。そのことをきっかけに、自分の苦手だった算数の勉強をするようになりました。また、Y先生の授業はとてもわかりやすかったので、算数があまりできなかった私でも、しっかり理解することができました。少しずつ算数の問題が解けるようになったので、算数に対する苦手意識が少しずつ、うすくなっていきました。

六年生になったときに、Ⅰ先生に文章の読み方や問題の解き方などを教えてもらったので、自分のあまり得意ではなかった種類の文章の問題でも対応することができるようになりました。

六年生の後半は少しずつ受験への意識も高くなり、勉強量も増えてきたはずだったけれど成績が下がり、あせりが多くなりました。また、自信がなく第一志望校を変えそうになって、どんどん苦しくなっていってしまいました。Y先生にアドバイスをもらったり励ましてもらったりしたので、立ち直ることができました。すると、成績も徐々に戻り、〈冬期講習会〉もがんばったので気持ちを持ち直しました。

一月に入り、前受験で愛光中学校を受けて失敗してしまいました。そして、また気持ちが沈みそうになったけれど、Y先生やⅠ先生やK先生にはげましてもらったのであきらめずにがんばろうと思うことができ、残りの一週間を有効に過ごせたと思います。

受験本番では初日に京都府立 洛北高等学校附属中学校を受けました。洛北高附中では算数が全くできませんでした。二日目は、同志社女子中学校と高槻中学校を受けました。三日目は洛南高附中を受けました。洛南高附中では社会はあまりできなかったけれど、国語と算数ができました。

洛南高附中の合格発表は、洛北高附中の合格発表と同じ日にありました。洛北高附中は落ちていてショックだったけれど、洛南高附中は受かっていたのでよかったです。一週間後ぐらいに洛北高附中から追加合格の電話がかかってきました。

私が洛南高附中に合格することができたのは、たくさんの人たちが応援してくれていたからだと思います。先生方は私の成績が下がったときにはげましてくれたり、アドバイスをくれたりしてくださいました。そのおかげで洛南に行きたいという気持ちを忘れずに努力しつづけることができました。また、父と母は三年間SSSに通わせてくれたり、多いときで二食分のお弁当を作ってくれたり、いろいろな面で支えてくれました。クラスの友だちには私の苦手な教科の勉強方法を教えてもらったり、休けい時間などには、クラスの楽しい雰囲気に元気をもらったりしました。一人だけでは努力しつづけることはできなかったけれど、周りにいたたくさんの友だちから刺激をもらうことができたので、努力しつづけることができたと思っています。

これから行くことになる洛南高附中には、私よりもっとかしこい人がたくさんいると思うので、そういう人たちと競争しながら、SSSに行っていたときに学んだことをいかしながら、がんばっていきたいと思っています。

将来の夢である、患者さんに寄り添うことのできる父のような医師になるために、勉強では特に理系の分野に力を入れて、医学部に入れるようにがんばりたいと思っています。また、患者さんに寄り添うことができるようになるためには人の気持ちがわかるようにならなければいけないので、中学校生活ではたくさんの人と関わって深い人間関係を築いていきたいと思います。