W・Kさん
所属教室: 草津教室
合格進学校 立命館守山中学校

わたしの志は、

声優になって、見たり聞いてくれた人を元気づけることです。

この志を立てたのは、2年生の頃です。2年生の頃はちょうどコロナウイルスが流行しはじめた時期で、学校にもあまり行けず友達にも会えない日が続いていました。そんな時、家で1人アニメを見たとき、登場人物のセリフや行動で元気をもらいました。私はアニメの世界に引きこまれ、現実のさびしさを忘れることができました。このことから私もたくさんの人を元気づけられるような声優になりたいと思い、この志を立てました。

志への一歩目!

私が成基学園に入塾したのは、小学5年生の5月頃でした。初め、塾というのはひたすら問題を解くだけの場所だと思っていました。けれど、春期講習会で成基学園の授業を受けてみて、塾は楽しく勉強のできる場所だという印象に変わりました。勉強の苦手な私でもここであれば楽しんで勉強ができそうだと思い、成基学園に入塾しました。また、入塾してからすぐに立命館守山中学校に志望校を決めました。そこには自分の興味のあることがたくさんあり、気になっていましたが、オープンキャンパスに行った時に卒業生の方がこの学校の良いところなどを熱心に話してくださる姿を見て、私もこんな人になりたいと思い、この中学校を選びました。けれど、塾に通い続けるうちに、大きな壁にぶつかることもありました。それは学校や塾の勉強と、習い事との両立です。習い事の発表会が近く家から小学校まで遠いこともあり、夜おそくまで勉強していることもありました。それが正直大変で、疲れることもありました。しかし7年間続けてきた習い事もあきらめたくなく私は両立する道を選びました。ところが入塾したての頃、オープンテストの算数で0点をとったことがありました。その時、小学校の勉強と受験勉強は全然違うころがよく分かりました。また6年生になってからも、社会で全然点数がとれず社会をやめようかと思ったこともありましたが、点数であまり落ちこまず努力を続けて乗りこえました。また、日曜進学教室(日進)や演習講座などを受けていて良かったと思いました。日進では、実際に自分がどれくらいのレベルなのか、どれくらい理解しているのかがよくわかり、苦手な単店を勉強することができました。そして、学校や成基学園で集中して授業を受けることはもちろん、普段の生活でも、意識できたことがあります。家では、学校のある日も少し早くに起きて漢字の書きとりをしたり、理科や社会の暗記カードを読んだり、算数の計算問題集を解いたりと、少しでも覚えられるように努力をしました。習い事の合間にも暗記カードを読んだり、親と一緒にインターネットで見つけたサイトで問題を解いたりと、様々な工夫をして勉強をしました。入試直前には新しいことはせず、赤本を解くことに専念しました。そして入試当日。私の動じない性格もあり、あまり緊張はしませんでした。それでもやはり、合格できるか、途中でトラブルがおきないかという点は心配でした。けれど、入試会場の門の前に塾の先生が立ってくれていたのもあり、今までがんばってきたことを信じて入試にのぞめました。もうどんな結果になるかなどは、あまり気にせず、楽しもうと思いました。そして合格発表の日。私が学校に行っている時間に発表されていたため、急いで家に帰りました。パソコンで合格の文字を見た時、私は座布団から飛びあがりました。今までの努力はむだじゃなかったのだなと感じ、自分をほめたくなりました。大変で、疲れることも多かったけれど、あきらめずにがんばってきて本当に良かったと思います。合格発表を見たあと、すぐに成基学園の先生方に電話をしました。先生方からのたくさんのコメントを次々ともらった時に、私のことでこんなによろこんでくれるのかと思い、とてもうれしく思いました。このように中学受験させてもらい、合格できたのは家族の協力があったからだと思います。健康に気を遣って塾のお弁当を作ってくれたり、塾や志望校など私のやりたい方を尊重してくれたり、私が覚えやすい勉強方法を探してくれたりと、たくさんの協力をしてもらいました。受験させてもらい、家族全員に対して感謝の気持ちが数えきれないほどあります。今後恩返しができるように、行動していきたいと思っています。中学受験を通してとても感じたことは、どんな辛いことがあっても、努力すれば必ず実を結ぶ、ということです。私も実際に小学校の友達から遊びにさそわれたり、どうしてもアニメやマンガが見たいと思ったりすることがよくありましたが、受験が終わるまでの辛抱だと考えて、乗りこえました。私はこの成基学園で、志を見つけることができました。受験が終わったからといって、ゴールではありません。これからも立命館宇治中での生活を楽しみながら、一歩ずつ進んで行きたいです。

保護者からのコメント

W・Rさん

保護者のアイコン

両立は大変と覚悟して入塾したはずの娘が、夜中に動画サイトを観ているのを見つけた時は親の方が挫折しそうでした。しかし本人は一貫して立命館守山へ行くと言い張り、1つ得意教科ができたことをきっかけに真剣さが増し、苦手な教科までも楽しくなったようです。中学受験がどういうものか分からないまま飛び込んでしまいましたが、先生方が娘のやるべきこと、親が知るべきことを丁寧に教えてくださり、次第にペースを掴んでいきました。入試の朝、「どんな問題か楽しみ!」と笑いながら向かった娘を見てその頼もしさに驚きました。今思えば、成基学園には前向きにさせる仕掛けがたくさんあったように思います。投げ出さずやりきった娘を誇りに思い、あの緊張感や高揚する気持ちを共有させてくれたことに感謝しています。これから憧れの学校で多くの出会いがあるでしょう。胸を張って何事にも挑戦し、好きなことをたくさん見つけてくれることを願っています。

担任からのコメント

草津教室

塚本 亜友美

塚本 亜友美
Kさん、立命館守山中学校合格!おめでとうございます。初めてKさんを担当したのは5年生の春期講習会のときでした。音読が上手で、文章の読み取る力も抜群で、このままKさんの読解力をもっともっと上げたい!と思っていました。6年生になり、Kさんは日進や過去問演習でも大人顔負けの記述の答案を見せてくれて、周りからも一目置かれる存在になりましたね。そんな無敵なイメージのKさんでも、算数で苦しむ姿を見かけることがありましたが、自習室で取り組んで質問をしたり、宿題も欠かすことなく出したりと頼もしい姿を見せてくれました。また、習い事との両立が大変だったのに、4教科を最後まで受け続けましたね。そんなKさんの姿を見ていると、大人の方が励まされ勇気をもらいました。誰にもできない経験ができたKさんだからこそ、中学校生活が充実したものになることといます。本当におめでとうございます!中学校生活を楽しんでくださいね。