N・Rさん
所属教室: 宇治教室
合格進学校 立命館宇治中学校

わたしの志は、

政治家になって、生物の殺処分を止めることです。

僕はテストの対策をしていても、悪い点数の時は落ち込まずにいつも次のことに集中していました。成基学園の授業は楽しく、先生から、「すごいやん!」などの褒め言葉をいただくとうれしかったです。何ごとにも前向きにとりくむことで、どんどん自分に力がわいてくることがわかりました。僕は、そんなこれまでの経験を活かして、人間だけではなく様々な生物のことも重视できる政治家になりたいと思います。

人生の第一歩

僕は小学4年生にあがる前の春期講習会にて、初めて成基学園に行きました。1学年上のいとこが成基学園に通っていてあまり緊張はなかったです。

しかし、塾が始まってからは、学校とは全く違う難しい問題ばかりで、正直なところあまりやる気も起きていなかった時期がありました。でも、塾の授業での先生の話は楽しかったので、続けることができました。

5年生になると、塾に通う日も増えて、宿題も大変になりました。友達とも中々遊べる日がなくなり、他の習い事でラグビーをしていたのですが、ラグビーの練習も行ける日が減っていきました。

5年生で何校かオープンキャンパスに行き、とてもわくわくしたのを覚えています。どこの学校も魅力的で直に校風をみることができ、先輩方とお話しすることができたので、志望校を決める上でとても役に立ちました。そして、立命館宇治中学校に通いたいと思い、更に勉強を頑張ろうと気が引き締まりました。志望理由は、英語力が伸ばせられると感じたこと。特にネイティブな先生が多く在籍されていて、生きた英語を学ぶことができる、とても魅力的でした。また、先輩方がとても活き活きと楽しそうにされており、この学校で学びたいと思いました。

オープンキャンパスに行ってからは、より一層勉強を頑張ろうと思えました。5年生は、算数集中特訓など普段行ったことのない場所での講義を受けに行ったりしました。知らない人と同じ教室で授業を受けて、少し緊張したことを覚えています。と同時に、こんなに受験する人がいるのだと思い更に頑張らなければという思いになりました。

この頃から塾が終わった後、 自習室で勉強したりもしました。歴史は母に問題を出してもらったりしながら覚えました。6年生になると、週5回塾に通う日が増え、日曜日は9時から夜の7時までの日までの日曜練成講座(日練)と日曜進学教室(日進)を受けるという日々が始まりました。初めての日進の日はとても疲れて、これから続けられるのか不安になりました。でも、友達と一緒だったからこそ、頑張ることができたと思います。模試の結果で思うように成績が伸びず、へこんだことが何回もあり、くじけそうになりました。頑張って勉強しているのに点数に結びつかず本当に落ち込んだ時もありました。

夏休みが過ぎて、秋になるといよいよ受験が近づいているという実感がわき、日に日に焦る思いと不安とでつらい時期が続いていました。でも絶対に合格するという強い気持ちを持ち、毎日全力で頑張りました。得意科目がなく、理科が苦手であるという自分の特徴を理解し、苦手単元の徹底練習を繰り返し行いました。その結果少しずつ成績が上がり、やる気につながりました。過去問題は10年分を3周し、毎日勉強ばかりで、受験へのストレスも大きくなっていましたが、塾の友達や先生に会うと安心しました。出陣式でT先生から「受験しに行くんじゃないですよ。合格しに行くんですよ。」と言われ、とても勇気をいただけたのを覚えています。

入試前日は中々寝つけず、寝るまでに2時間くらいかかりました。今までそこまで不安は感じていないつもりでしたが、寝られないくらい緊張していたのだと思います。受験当日、周りのみんなが賢そうにみえました。でも、朝に母から「みんな同じ小学6年生。自分がこの学校を受験できるまでの所まできたんだから自信をもって。」と言われたことを思い出して落ち着くようにしました。A日程を無事に終え、次の日のB日程に向けて暗記問題のできる社会を中心に復習をしました。

僕は他校の出願をせず、立命館宇治中のみ出願を選択したので、B日程に向けて全力で頑張るぞという気持ちだけでした。母に何度も「他の学校は受けなくていいの?」と聞かれましたが、僕は立命館宇治中しか考えられなかったので、迷いはなかったです。

A日程を終えた夜は、前日とはうって変わってすぐに眠れました。B日程の日は、前日を無事終えられた経験もあってか不思議とあまり緊張はしなかったです。

そして、合格発表の日。結果をみるまで本当にドキドキしました。B日程の結果から携帯画面で見ると「合格」の文字がありうれしさより安心感が大きかったです。結果A・B共に合格することができて、今までの苦労が報われた気分でした。そして、家族みんなが喜んでくれたこと、辛かったけどここまで頑張ってきて本当によかったと感じました。僕一人では絶対無理でした。応援してくれる人がいるから合格することができたと思います。 受験を通して感じたことは、最後まで諦めずにやり抜くことの大切さを学ぶことができました。合格までの道のりは簡単ではなかったけれど、逃げ出さずに勉強することを頑張ったからこその結果だと思います。合格がゴールではなく、これからがスタートだと思うので、中学生になっても努力することを止めません。

保護者からのコメント

N・Mさん

保護者のアイコン

成基学園に入塾を決めた4年生の当時は、まだ受験するという事が他人事のように感じているようにみえました。本格的にスイッチが入ったと感じたのは、オープンキャンパスに行った5年生の春頃だと思います。現実的に自身が通う姿を想像し、やる気に繋がったのではないかと思います。
小さいころから、何事にも臆さず挑戦していく性格ではあったので、入塾してからも友達や先生方の話を聞く上で環境においての不安はありませんでした。学習面においては、学年が上がるにつれ難易度も高くなり、オープンテストや6年生の日進の結果で親子共々落ち込むことがあったのも事実です。しかし、諦めずに苦手課題をやり抜き頑張っている姿は一人の人間として、とても尊敬しましたし、彼にとって大きな成長に繋がったと思います。今後もこの経験を糧に、何事にも挑戦し続けてほしいと思います。

担任からのコメント

宇治教室

岩野 英代

岩野 英代
Rくん、立命館宇治中学校、合格おめでとうございます。思う存分、持てる力を発揮して、A日程・B日程どちらも合格というのは「お見事!」というほかありませんね。流石です。
Rくんで思い出すのは、粘り強く遅くまで残って勉強していた姿と、つらい時も決して、負の感情を表に出さず、ほがらかさを保ち、輝くような笑顔で励んでいたことです。スポーツマンでもあり、ラグビーの練習に打ち込むことで培われた精神が、受験でも活かされたのですね。
受験録の原稿を読み、また新たなRくんの一面に触れました。志は、生き物すべてを愛しむ政治家になることだと、壮大な夢を語ってくれましたね。その想いの深さに感動しました。
さぁ、新たな出発です。志に向けて、一歩一歩踏みしめて、未来を拓いてください。いつまでも応援していますよ。