合格進学校 立命館宇治中学校

わたしの志は、

学校の先生になって、生徒たちの学校生活を楽しく充実したものにするため、精一杯サポートすることです

小学校の担任の先生に憧れ、私も子どもたちに真剣に関わり、学校生活を楽しくしていけるような先生になりたいと思っています。苦手な教科にも必死で取り組み、人に教えられるだけの学力と、様々な人々とうまく関わっていけるコミュニケーション能力を身につけていけるよう、努力を続けていきます。

やり続けることの大切さ

私は4年生の時、成基学園に入塾しました。それまで中学受験は全く考えていませんでしたが、母のすすめで塾に行くことになりました。受験のために塾に行くなんて、勉強ずくめになり、友達と遊べなくなって、楽しいことなんてないものだと思っていました。ところが、塾に通い始めると、勉強することが「日常」になり、勉強は大変でしたが、塾には楽しく通えました。今、受験を終えて、「塾に通ったことは、自分のためになった、受験をしてよかった。」と心から感じています。

私が入試に向けて一番努力したことは、算数の勉強です。私は算数が苦手で、思うように成績が伸びず、心が折れそうになったこともありましたが、6年生になって、とにかく算数の問題をたくさん解き続けました。算数のテストで、たまにいい点がとれることがあると、担当の先生が「やればできる!」と書いてくださいました。先生のそういう温かいお言葉のおかげで、少しずつ自信が持てるようになり、やる気にもつながりました。中学受験を通して、入試問題を解き続け、自分の決めたことや先生に指示されたことを、「全てやり切って突き進む」ことが大切と実感しています。やり切ったおかげで、模擬テストで基準点が取れるようになり、私は立命館宇治中学校の自己推薦の資格を得て、合格することができました。

受験勉強を乗り切るにあたっては、多くの人に支えていただきました。先生や友達からも支えていただきましたが、一番の支えになったのはやはり家族です。受験を終えた時、「お父さん、お母さん、中学受験をさせてくれてありがとう」と、心から思いました。母は私を同志社系列の中学に入学させたかったのですが、私の希望を聞き入れ、立命館宇治を受験させてくれました。何より母に感謝しているのは、塾のある日は毎日お弁当を作ってくれたことです。冬になると体が温まるようにスープも用意してくれるなど、色々工夫してお弁当を作ってくれました。父は仕事が忙しいのに、ほとんど毎日塾へ迎えに来てくれました。また、社会の知識クイズを出して勉強にも協力してくれました。私のことを一生懸命支えてくれた両親に、改めて「ありがとう」という言葉を伝えたいと思います。両親のおかげで、自分が思っていた以上の力を発揮できたと感じています。

成基学園に通ってよかったと思っていることの1つに、良い友達ができたことがあります。休憩時間に楽しくおしゃべりすることで、気分転換もできましたし、難しい受験勉強を、励ましあいながら、乗り越えることができました。塾でできた友達とは、卒園して会うことはなくなっても、これからもつながっていけると感じています。

先生方にも大変お世話になりました。算数のK先生は5年生の時から2年間、授業を受け持っていただきました。とても熱心で、一人ひとりのことをよく見てくださいました。6年生になると、入試問題をどれだけ終わらせたかの表を作ってくださったので、とてもやる気が出ました。苦手な算数を最後まで頑張れたのは、K先生のおかげです。理科のS先生は授業が面白くて、分かりやすいプリントを作ってくださったので、身につきやすかったと感じています。国語のN先生も分かりやすいプリントを作って、力強い授業をしてくださいました。社会のK先生は歴史のまとめのプリントをくださり、より理解が深まりました。どの先生も工夫を重ね、一生懸命授業をしてくださったので、私も意欲を持ち続けることができたのだと思います。頑張っているのに、なかなか成績が上がらず、辛い思いをしている時も、先生方が励ましてくださったので、くじけず前向きに取り組むことができました。

これから中学受験をする人たちへ私から言えることは、どんなに辛い時も、しんどい時も、自分を信じ、先生方の指導に従って、問題を解き続けることで道は開けるということです。立ち止まらずにやり続ければ、力がついていくのだと、私はこの一年の勉強を通して実感しました。

中学に入ってからも、受験を通して得た経験を忘れず、勉強はもちろん、クラブ活動はじめ様々なことに積極的にチャレンジして、充実した生活を送っていきます。