合格進学校 京都府立園部高等学校附属中学校

わたしの志は、

獣医師になって苦しんでいる動物を助けることです。

僕が飼っている犬の予防接種などで動物病院を訪れる度に、獣医師の先生が苦しんでいる動物を助けている所を目にして、すごいなとあこがれをいだいたことがきっかけとなり、この志を持ちました。これからは、勉強をしてたくさんの動物を救える獣医師になりたいです。

緊張に打ち勝つには

僕が成基学園に入ったのは、小学2年生のころでした。その時僕は、勉強が苦手だったので勉強を頑張りたいという気持ちがありました。この塾に来ると意外と先生や塾の友達が面白く優しかったことが僕の中の印象に残っています。

成基学園に通ってからの自分の志が、小学6年生の時に明確になりました。それは、志世界大会に出たことと成基学園の志発表です。
そして、自分がどう進んでいけばいいのかが明らかになり、志実現への道を歩む背中を押してくださったのがこの成基学園の先生方でした。

僕が京都府立園部高等学校附属中学校を選んだ理由は3つあります。1つ目は、説明会や体験授業をしてみて園部高附中の先生は、楽しく授業をされていたのでこのような先生がいると充実した中学校生活が送ることができると思ったからです。2つ目は、職場体験と「職業人インタビュー」です。僕がなりたい職業の方にインタビューすることが自分のなりたい職業に就く第一歩になれると思ったからです。3つ目に大学入試を見すえた6年間のカリキュラムです。高校最後の1年間に大学入試対策をしているという環境が獣医学部へ入学するために必要だと思ったからです。

僕が一番苦労したことは、プレッシャーとの向き合い方です。小学校4年生のころ友達に園部高附中に合格すると宣言しました。するとその友達が6年生になっても僕の宣言を覚えていて、会う度に「園部がんばれ」と声をかけてくれました。それが「落ちたらどうしよう」とプレッシャーになりしんどくなりました。このプレッシャーを打ち破ったのは「努力」でした。というのも、その時になって周りの人が自習室で勉強をし始めたのです。僕も6年生になってから最初は嫌でいっていました。しかし、「合格するためなら」という気持ちでいくと、だんだん自主的に自習室にいくことが増えました。すると「落ちたらどうしよう」と不安になることが減りました。努力が自信になり、合格するという言葉をお守り替わりに頑張ってきたことが僕の中ではいいプレッシャーになったと思います。

そして迎えた試験当日、適性をみる検査Ⅰの国語が始まると、あまりの緊張と不安で、次のページがめくれませんでした。その時は自分の気持ちを落ち着けるために一度深呼吸しました。すると、リラックスして肩の力が抜け、少し緊張がほぐれました。そして、次にさらに緊張する面接の時間がやってきました。

この日のために成基学園の先生と何度も面接練習をしました。自信を持っていったのですが、緊張のまま当日を迎えました。質問がおおきくわけて2つだけで、今まで先生方としてきた練習の成果を出そうとしました。しかし、緊張しすぎて先生方が何を質問されているのか分からないぐらい頭の中が真っ白になりました。そして僕の答えにたくさんの質問が再びおそいました。その時僕はきちんと答えられたか分からなくなるほどパニックになり試験が終わると園部高附中に不合格になったのかと落ちこんでいました。

そして、合格発表当日を迎えました。いつもたわいのないことを話したり笑ったりしていましたが、この時ばかりは、車の中は静まり返り僕の手は震えていました。園部高附中につき校門に立った時、僕の体は園部高附中に入るのを拒んでいるようでした。校内に入りおそるおそる合格発表が掲示されているところに行き、自分の番号を探すと、自分の番号が載っているのを見て、安心して一気に全身の力が抜けました。僕が今まで頑張ってきて今までにないうれしさであふれました。

試験当日は緊張します。それはあなた1人だけではないのです。だから、僕は出来ると思って挑むことが何事も大事だと思います。

そして、獣医師になりたいという志をかなえるためには、勉強の上に勉強をするという努力の積み重ね、また、いろいろな物事に対応できる力を身に着けるためには、シミュレーションやイメージトレーニングをすることがとても大事だと思いました。そして、視野を広げるには人とのつながりを大切にすることで色々な人の意見を聞くこと、考えることが大切です。コスモ成基学園で学んだ勉強や志を明確にできたので、自信を活かし志実現に向けて進んでいきます。