京都市立堀川高等学校 | 一人ではできなかったこと【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都市立堀川高等学校
(探究学科群)
合格-2019年度

わたしの志は、

多くの人を助け、笑顔にできる小説を書く作家になることです。

私は小さい頃から読書が好きで、その内容に救われたときが何度もありました。現実にはしんどいこと、苦しいことも多くありますが、そんなときも、本の中の人たちは、私たちに笑いをもたらしてくれます。想像の世界は無限大です。自分が考え出した世界に触れて、多くの人が笑顔になってくれるのは嬉しいと思います。これからなりたい職業は変わるかもしれないけれど、人のためになることができる人になりたいです。

一人ではできなかったこと

私が成基学園に入塾したのは、中学一年生になったときでした。小学六年生では、ゴールフリーで個別の授業を受けていたので、最初は集団での授業に緊張しました。集団になった分、自分で授業に追いつかなければならなくなりましたが、仲間がいたから互いに切磋琢磨してがんばることができました。

私が志望校を決めたのは、三年生になってしばらくしてからでした。二年生のときに行った京都市立 堀川高等学校のオープンキャンパスでの印象が大きく影響したと思います。人前で明るく丁寧に、はきはきと話す先輩方の姿や、自分の疑問について答えを知ろうとする姿勢に憧れを抱き、いろいろ悩みましたが、堀川高校を第一志望校にすることを決めました。

しかし、志望校を決めたからと言って、勉強への姿勢が変わることはありませんでした。部活動の最後の試合に向けて、いつも通り練習し、いつも通り帰宅して、いつも通り塾に通っていました。ですが、夏休みに入ったとき私の中にあせりの気持ちが生まれました。受験生の夏は、いちばんがんばらなければならない勝負の夏のはずなのに、今のままで良いのだろうか、と思ったのです。部活動も終わり、他の人たちも勉強に集中しはじめる時期です。このままではいけない、と思った私は、〈夏期講習会〉の予習をテキストを受け取ったその日から取り組むことに決めました。それまでは、はじめるのが遅すぎて予習が追いつかないことが何度かありました。だから、まずは苦手な数学から始め、二、三講分進んだら、得意な英語をする……というように、一日一日を大切にして過ごすようにしました。さらに私の心に火をつけてくれたのは、〈夏期学習合宿(合宿)〉でした。他教室にも私より上の成績をとる人が何人もいたし、何よりみんなのやる気に圧倒されました。そのおかげで、夜十一時半ごろまで勉強して、朝の六時前から勉強を始めても集中が途切れることはほとんどありませんでした。

〈夏期講習会〉や〈合宿〉に加えて、学校祭に向けた準備のために学校にも行った三年生の夏は、本当に大変でした。でもその分、再び学校が始まったときには、多少の後悔はありましたが、満足感があり、それが自信にもつながりました。

夏休みが明けてからは、今まで以上に学校の授業にも真剣に耳を傾けました。学校でやる範囲は、塾ではもう終わっていますが、その分、基本的なところを忘れていることが多くあったからです。特に数学では、塾で覚えた公式がなぜそうなるのかを学校で復習しました。そのおかげで、時間を有効に使うことができました。

〈日曜進学教室(日進)〉が始まり、成績が貼り出されるようになり、自分より上の順位に〈合宿〉の友だちや同じ教室の人の名前を見つける度に、悔しいと強く思いました。その「悔しい」と感じる負けず嫌いな気持ちが、それからの私のバネとなり、支えとなりました。しかし、十一月頃の〈日進〉で、私の成績はがくんと落ちました。原因は自分の気持ちです。高得点をとりたいと思うあまり、苦手な数学のテストになると力が入ってしまい、気持ちだけが空回りして、つまらないミスばかりくり返して、十点も二十点も落としてしまうのです。その頃、ちょうど学校であった定期テストでも同じようなことをしていました。点数を大きく下げることこそなかったものの、ケアレスミスが目立ち、数学担当の先生に、「らしくないな。」と言われたこともありました。そんなときに支えとなってくれたのは家族や、いつも励ましてくださる塾の先生でした。おかげで、「苦手科目で高得点は難しいから、とれるところは確実にとろう」と思えるようになり、またそれまでと同じくらいの成績に戻ることができました。

そうして迎えた、堀川高校の試験当日。とても緊張したし、数学が難しくてあせりましたが、「前の教科を引きずるな」という父の言葉を思い出して前向きにがんばれました。合格発表の日、自分の番号を見つけたときには、嬉しさと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

これから、高校受験を迎える人たちに伝えたいことがあります。それは、復習の大切さです。私は〈日進〉で間違えた問題は必ずマークし、次の〈日進〉までに解き直していました。そのおかげで自分がミスするパターンに気づくことができ、次回の気をつけるポイントになりました。あと、わからないことは必ず質問すること。私は、前までは先生に質問しに行くのに少し抵抗があったのですが、今では遠慮なく聞きに行けるようになりました。でも、すぐに聞きに行かずに自分でやってやるという気持ちも大切だと思います。

中学生になってから三年間、勉強の楽しさを教え続けてくださった塾の先生方、放課後、下校時刻ぎりぎりまで私につきあってくださった学校の先生方、互いにがんばろうと明るく言ってくれた学校や塾の友だち、家族のみんなに感謝の気持ちを伝えたいです。

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