京都市立堀川高等学校 | 二兎を追う日々【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都市立堀川高等学校
(探究学科群)
合格-2023年度

わたしの志は、

助産師になって、お産や子育てに不安を抱えている全ての人を支えることです。

私が助産師になりたいと初めて思ったのは小学4年の頃でした。きっかけは、助産師が主人公のドラマを見て、その職業に憧れを抱いたことです。
ですが、助産師について調べるなかで、出産は自分の想像以上に大変であるということを知り、妊婦さんはきっと色々な葛藤を乗り越えて赤ちゃんを抱えているのだろうと感じました。
この経験を通し、憧れから始まった私の「夢」は固い「志」になりました。

二兎を追う日々

2月22日、私の受験生活は「堀川高校合格」で幕を閉じました。合格して真っ先に感じたのは、第一志望校への合格が本当に存在することへの驚きでした。夢物語だと思っていた合格をつかめたのは、色々な人に支えられながら努力してきた自分がいるからだと思います。

思えば、私の高校受験は、中学受験で第一志望校に不合格だったことから始まりました。マイナスからのスタートではありましたが、今自分の受験生活を振り返ってみて、二兎を追って二兎を得ることのできた受験生活だったなと感じました。ここでの兎は、学校生活と高校受験です。中学校生活では、3年間生徒会活動や部活動に一生懸命取り組み、充実した日々を送ることができました。また、受験では、第一志望校に合格できました。だから、私は受験生活で「二兎を追って二兎を得ることができた」と言えると思います。

私が受験生活の中で大事にしてきたことは、3つあります。1つ目は、コツコツと努力を続けることです。例えば、定期テストの次の日が漢検だったときは、漢検の半年前からコツコツと漢字ステップを進めることで、定期テストの勉強と漢検の勉強を両立することができました。また、毎日勉強することを習慣づけていたのですが、修学旅行から帰ってきた日のような疲れていて勉強する気にならない日は、遅刻してでも塾に行き、他の人達が頑張っているのを見てモチベーションを上げることで勉強していました。このように、コツコツと勉強を続けてきたことで、少しずつ実力がアップし、それが第一志望校の合格に繋がったと思います。

2つ目は、周りを意識して勉強し常に1位を目指すことです。確かに、勉強は自分との戦いで、自己ベストを更新していくことが大切です。でも、入試本番は、自己ベストを更新していても、他の人より点数が高くなければ意味がありません。だから、人と競って克とうとする思いが大切だと思います。私が「負けたくない」と強く思うようになったのは、お盆特訓や正月特訓の後です。これらの特訓では普段別の教室に通っている人と同じ教室で勉強するので、ライバル達の実力を間近で感じられました。特に、自分の解けなかった問題を他の生徒に解説してもらったときはとても悔しい思いをし、だからこそ負けたくないと強く感じました。また、毎週の日進では、毎回1位を狙って、予習課題である英文を暗記したり理科・社会の苦手克服に努めたりしました。そうすることで、全13回あった日進で3回1位をとることができたし、常にライバルを意識して勉強していなかったら、1度も1位なんてとれていなかったと思います。

3つ目は、自分と向き合うことです。出された課題に取り組みだけでも基礎力はつきますが、それだけでは自分の苦手範囲を克服することができません。確かに出された宿題をこなすことも大切ですが、受験においては自分の課題に対応した学習をたくさんすることが鍵です。余裕をもって自分のしたい学習を行うために、私は、宿題を出されたその日にやるようにしていました。

これから受験する皆さん。皆さんの中には、もう志望校の決まっている人もいれば、まだ決まっていない人もいるでしょう。まだ見ぬ高校生活を、期待を膨らませて待っている人もいれば、受験に大きな不安を抱えている人もいるでしょう。きっと様々だと思います。そんな受験生の皆さんに、皆さんより一足早く合格を経験した私から言えることは、合格からでしか掴めない喜びがあるということです。受験生は自分の努力次第で大きく成長できます。自分が心からここに通いたいと思える高校に合格するため、試験が始まる1秒前まではあがき続けてください。私はそうして合格しました。

受験勉強は大変だと思います。ですが、受験が終わったとき「充実した日々だった」と思うために、受験勉強と学校生活の両方を一生懸命頑張ってほしいです。受験勉強が疎かになって不合格になるのも、学校生活が疎かになって毎日が楽しくないのも、両方苦しいものです。二兎を追い、二兎を得ることができるように頑張ってください。

保護者からのコメント

保護者名 赤井 千代美

今日は中学校の卒業式でした。先生や友達と笑顔で写真撮影する娘を見ながら入学してからの事を思い出しました。1年生で生徒会に立候補すると聞いた時、私はこの学校で頑張るんだという娘の覚悟を感じました。生徒会、部活、学校と塾の宿題で忙しい毎日でしたが、全力で頑張ったからこそ充実した3年間を過ごせたし、沢山のものを得られたのだと思います。堀川高校で自分の番号を見つけた時の娘の嬉しそうな顔が忘れられません。
親は夜道の送迎とお弁当に好きな1品を入れてあげること、風邪をひかないように体調を気にかけることぐらいしかできませんでしたが、娘とその日の出来事などを話しながら歩いた時間は私にとって大切な思い出です。
塾に通った6年間、折に触れて先生方に褒めていただいたり、励ましの言葉をかけていただき、自分のことを気にかけて下さっていると思えたことが娘の安心や頑張りに繋がったのだと思います。有難うございました。

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