大阪府立茨木高等学校 | 合格までの長い道【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

大阪府立茨木高等学校
(普通科)
合格-2017年度

小島 梨花さん

わたしの志は、

ホテルで働いて、良質なサービスを提供し、お客様(人々)を幸せにすることです。

私は〇歳の頃から、毎年あるホテルに泊まっています。そこで過ごす時間は、とても幸せです。だから、小学生の頃から自分がホテルで働いて、人々に居心地の良い、幸せな時間を提供したいと思い始めました。
ホテルで働くには会話力、語学力が必要です。だから、これから英語のレベルを更に高め、国籍を問わず多くの人と会話をしていきます。

合格までの長い道

私は、小学五年生の冬に成基学園に入塾しました。入塾当初は、あまり高校受験のことは気にせず勉強していました。

中学一、二年生のときは、部活と勉強の両立に努めていました。私が所属していたバドミントン部は練習メニューがとてもハードで、肉体的にも精神的にも大変でした。毎日練習がありましたが、空いた時間は疲れていても勉強していました。しかし、確保できる時間が少ないので、計画を立てて時間を有効に使い、効率良く勉強することを心がけていました。この習慣はとても受験勉強に役立ったと思います。

受験を意識し始めたのは、三年生の七月頃です。他の部活が引退し始めている中、部活の練習があることにいら立ちもしていました。夏休みには成基の〈夏期学習合宿(合宿)〉で奈良に行きました。そこで受けたテストの結果に衝撃を受けました。クラスで断トツ最下位だったのです。〈合宿〉で仲良くなった友だちは自分の結果に満足していないといっても、十位以内に入っていました。私はこの〈合宿〉を通して、「上には上がいる」ということを痛感しました。そして、もっと上を目指して勉強しようと思いました。

八月後半にやっと部活を引退し、本格的に受験校を考え始めました。受験校は、主に家から毎日通えるという条件で二校に絞りました。そのうちの一校が、大阪府立茨木高等学校です。学校は実際に行って、その雰囲気を肌で感じた方が良いと思い、二校の文化祭に行きました。茨木高の文化祭に行ったとき、直感で、「自分はこの学校に合っている」と感じました。もっと茨木高のことを知るために、説明会に行きました。そこで、茨木高はハイレベルな授業を行っていること、行事も生徒が主体となって行っていることを知りました。ここでなら自分がもっと成長できると思い、茨木高を受験することに決めました。

この日から、「絶対に茨高に行く」という気持ちで、平日は四時間、休日は九時間の勉強をしてきました。また、お風呂の時間、歯磨きの時間、髪の毛を乾かしている時間など、とにかく隙間時間を使って暗記しました。その結果は模試にも表れ、判定はAやBばかりでした。

十一月頃までは落ち着いて勉強できていたけれど、十二月頃から急に漠然とした不安に襲われ始めました。三者懇談で担任の先生に、「自信をもって受験して大丈夫。」と言われても、気持ちは晴れませんでした。そんなとき、母が言ってくれた言葉で気持ちが楽になりました。

「落ちる、落ちないが問題じゃなくて、りんちゃん(私)が一生懸命がんばって受験に挑戦することに意味があんねん。」

そのときから、私は結果のことは考えずに、やるべきことを日々コツコツと取り組み始めました。焦ったり、不安になったりするときは、一旦落ち着いて、冷静に自分が苦手なことを分析して、目的をもって勉強した方が良いと思います。

冬休みは体力が落ちて風邪を引かないように、適度な運動をしたり、七時間半の睡眠は確保したりしました。また、体調管理として、グルテンフリーの生活をしました。当日、体調を崩すと実力を十分に発揮できず悔いが残るので、体調管理は勉強と同じくらい大事だと思います。

勉強の面では、一日に一教科十五分は触れるようにしました。特にがんばった教科は数学と国語です。数学は問題を見ただけで嫌になっていたけれど、忍耐強く数学と向き合っていると、解ける問題が増えて、楽しくなっていきました。勉強の楽しさが少し理解できて良かったです。国語は問題を解く時間が足りないことが多くありました。そこで、時間がかかっていた作文を速く書けるようにするため、入試約二十日前から一日に一題、作文を時間を計って書くようにしました。また、苦手な記号・抜き出し問題を見直して、解答に納得がいかないところは、理解できるまで先生にしつこく質問しに行きました。自分が納得できるまで粘ることが大切だと思います。

入試当日は緊張して頭が回らなくなってはいけないと思い、遊びの予定のことを考えてリラックスしていました。また、N先生から教えていただいた腹式呼吸をして、頭に酸素が回るようにしていました。一時間目の国語は時間に余裕をもって解くことができて、良いスタートが切れました。しかし、二時間目の数学はパニックになりましたが、深呼吸をして落ち着くと、なんとか解くことができました。

合格発表は緊張しましたが、自分の番号を見つけても、そのときは実感が湧きませんでした。一週間ほど経って、やっと、合格したという実感が湧いてきました。

今まで私を支えてくださった成基の先生方、お母さん、本当にありがとうございました。この感謝の気持ちを胸に、将来の夢に向かって、充実した高校生活を送りたいと思います。

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