京都府立鳥羽高等学校 | たくさんの人に支えられて【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立鳥羽高等学校
合格-2019年度

わたしの志は、

人を大切にし、目標に向かって努力し続けられる人になることです。

私には、まだはっきりと将来の夢がありません。ですが、なんらかの形で海外に進出していきたいです。それが大好きなピアノなのかもしれないし、全く別のものなのかもしれません。しかし、勉強は自分の未来の幅を広げるものだと考えています。未来の自分のためにも勉強を続けていきたいですし、そのろうそくに火を灯していただいたのは成基学園でした。

たくさんの人に支えられて

受験を意識するようになったのは、中学三年生の夏でした。毎日、部活や四歳から続けているピアノもあり、塾の存在はうすいものでした。
夏期講習会を機に入塾した私は、その後のテストや模試の結果で現実を見ました。とてもひどいものでした。

また、通常授業の時間帯にコンクールに向けてピアノの練習をしていたため、私と他の生徒との間に勉強時間の差が大きくあると焦りを感じました。

夏休み中の努力がどれほどだったかを試す模試では、成績が全く伸びず、その後の十一月頃まで伸びることはありませんでした。受験に近づいていく一日一日で、不安がつのるようになりました。

進路を決めたのは十二月中旬でした。説明会に行っても、なかなかピンと来るものがなく、進路という迷路をさまよっていました。最終懇談日が近づき、私は校舎の雰囲気や先輩方のお話、学科の方針から一番興味を持った京都府立 鳥羽高等学校に決定しました。それは初めの方で、進路希望書に書いていた内容とは大きく変更していました。

受験校が確定した後、気持ちのモヤモヤから解放されたかのようになり、よりいっそう集中力が増して勉強にも取り組めるようになりました。特に、普段から多いケアレスミスを重点的に意識して勉強するようになりました。担任の先生も、数学の授業で確認をしてくださったり、受験日にも校舎の前で、「と約分を忘れるな」と書かれたカイロを渡してくださったりしました。そのおかげで、注意深く問題を解くことができたと思います。

授業後、一階の自習室に行くと、そこには小学六年生の受験生がたくさんいました。「合格」という同じ目標に向かっている一生懸命な姿に勇気づけられました。その小学生から教わったことがありました。それは、「わからないを持ち帰らないこと」。そして、「わからない。と決めつけるのではなく、自分の最大限で考え、自身の観点を述べた上で質問すること」です。

私は衝撃を受けました。そして真似してみると、自分がどこで道を踏み違え、ミスにつながってしまったのかを、その先生と振り返りながらも、解き方が頭の中に吸収されやすくなりました。また、毎日塾に通い、わからない問題は家に持ち帰らない精神で勉強を続けました。

毎日、一日の半分ほどを塾で勉強していると、同じ時間帯に勉強していた同学年の人と仲良くなれました。集中力が切れたとき、ごはんを食べるときは気分転換におしゃべりをしたり、わからない問題を教え合ったり、“ウカル神社”に毎日お祈りをしたり、私にとって大きな心の支えとなりました。また、その友達が過去問と並行させて〈日曜進学教室〉の復習をしているところに影響を受けて、私もそれに加えて通常授業の解き直しをしようと決心しました。授業で間違えた問題はその日のうちにノートに書いて数日後、その問題をもう一度解き、解き方を忘れていないかチェックをしました。入塾してからたくさんの人に刺激をもらい、勉強の仕方も変化しました。

家では、壁に方眼用紙を貼り、塾で学んだことや先生から教わったことをひたすら書いて覚えました。それはいつのまにか、私の部屋から廊下まで広がりました。しかし、今こうしてふり返ると、全てのことが志望校合格につながっていると感じました。

成基学園 四条西院教室の一番良い点は、いつでも質問ができる環境にあります。先生と生徒の距離が近く、アットホームな雰囲気はとても落ち着きます。小学部の先生に、質問に答えて頂くこともありました。どの先生も私たち一人一人に寄り添い、気にかけて頂き、情熱的に指導してくださいました。このおかげで、入試日まで勉強をすることが苦にならず、第一志望校にも合格することができました。

毎日、あたたかいお弁当を持ってきてくれた母、さまざまな面でフォローしてくれた家族のみんな、励まし合い、いつも勇気を与えてくれた友、最後まで応援してくれた後輩、そして一緒に闘ってくださった先生方、私はたくさんの人に支えられて、ここまで来ることができました。私だけの力では決してありません。だからこそ今、私は感謝の気持ちでいっぱいです。

後輩のみなさん、受験では最後は「強い気持ち」が必要です。私はその学校に行きたいと思っている人の中でも、一番行きたい気持ちが強いと思い、入試に向かいました。そして、あまり物事を否定的に考えず、肯定的に考えることで道を見失わず、真っ直ぐに走りきれました。受験は、勉強面だけでなく、心の面でも大きく成長できる機会です。あきらめず一生懸命に、前へと進んでほしいと願っています。

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名前 タイトル 所属の教室
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桂教室

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