京都女子中学校(III類)
合格-2016年度
夢への一歩
わたしの将来の夢は、社会で困っている多くの人を少しでも助けることができる弁護士になることです。
わたしの好きなことは、本を読むことです。本を読むと、自分の知らない世界にふれることができます。わたしは本を読んで、人の心情の読み取りができるようになり、言葉の大切さを知ることができました。そして、言葉を生かせる仕事は何かと考え始めました。
弁護士は、いろいろな理由で汚名を着せられた無実の人や、社会で困っている人の弁護をして、無罪を勝ち取り、心からの「ありがとう」を言われる仕事だと、わたしは思っています。弁護士になりたいという夢の始まりは、この考えが決め手でした。将来の夢を叶えるために、これまで塾に通い、朝から晩まで勉強してきました。また、たくさんの本を読んで、文の構成を学ぶことをしてきました。
成基学園に入塾したのは、四年生の四月頃、家で広告を見て、両親に行ってみたらと言われたのがきっかけでした。〈春期講習会〉を受けて、その後入塾しました。
入塾したときは、今のように将来の夢をしっかり持っている状態ではなかったので、勉強をすごくがんばろうという気持ちではなかったし、知っている人が少ない環境の中でやっていけるのかなぁと不安になりました。
受験を通してつらかったことは、夜遅くまで授業があって、そのうえ学校に行くことです。ほぼ毎日塾があったので、睡眠時間をとることが難しく、心身ともに疲れました。また、〈日曜進学教室(日進)〉では、最後の五回くらいから国語の成績が落ちていったので、落ち込むと同時に、本番の入試では大丈夫かなぁという気持ちが出てきました。
逆にうれしかったことは、たくさんの知識を身につけて、たくさんの人と仲良くなることができたことです。また、将来の夢・目標を持ったことで、その後の自分はがんばることができたし、目標を達成することの喜びや、自分の周りにいる人たちに感謝する気持ちを知ることができました。
そして、わたしが一番感謝したい人は、家族です。その理由は、塾がある日は朝早くからお弁当を作ってくれたし、毎日、駅までの送り迎えをしてくれたからです。また、忙しいなか、疲れているわたしをはげましてくれ、勉強しやすいようにと協力してくれたからです。
その他にも小学校のF先生は、わたしが中学受験するということで、ためになるお話しを聞かせてくださり、また、いろいろな工夫をしてくださいました。
わたしは、中学受験の勉強中、たくさんの人に協力していただいて、お世話になりました。その人たちの支えがなければ、わたしは夢も受験もあきらめて、ここまでやって来られなかったと思います。
だから、このことを忘れずに、これからもいろいろなことに取り組めていけたらいいなぁと思います。
わたしが志望校を決めたのは、六年生の春くらいでした。進学する学校を選んだ第一の理由は、わたしの夢である弁護士になることに近づける学校だと思ったからです。先輩たちのあいさつや、何を質問されてもていねいに答えてくださる姿を見て、自分もここで学んだら、きっとこんなふうになれると思ったからです。そのために、五年生と六年生のときにオープンキャンパスに参加したり、六年生でプレテストを受けたりしました。結果は、A入試のⅢ類がA判定で嬉しかったけれど、油断してはいけないなと思いました。他に、文化祭にも行きました。各クラスの催し物などを見て、わたしもこんなふうにたくさん調べて発表したいなぁと思いました。
将来の夢を叶えるために、これからの中学校生活では、先生の話をしっかり聞き、わからない問題は絶対にそのままにせず、ちゃんと質問したいと思います。また、部活動にもしっかり取り組みたいと思います。そして、大学で法学部に入り、自分の夢への第一歩をふみ出したいと思います。
これからは、慣れない環境で、何もかもが一からのスタートになります。でも、夢を叶えるために、どんなことにも挑戦していって、あきらめずに最後までやりとげたいと思います。
2024年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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山口 千南美さん | 大津石山教室 |
2022年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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丁野 寧月さん | 大津石山教室 |