京都女子中学校 | 努力は裏切らない【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都女子中学校〈藤華コース〉
合格-2023年度

中村 碧さん

わたしの志は、

みんなが安心してくらせる世界をつくるため、どんな災害がきてもこわれない家をつくる一級建築士になって災害で家をなくす人をゼロにすることです。

私は災害で家と親族をなくして泣いている、1人の女性のニュースを見ました。その悲痛な姿に家をなくすと、こんなに精神的なダメージをうけるのだと痛感しました。私はこの志を持ってから、勉強にはげみ、中学受験をしました。中学校に入ってからは、同じような志を持った仲間と、つらいことも乗りこえていきたいです。

努力は裏切らない

私が成基学園に入塾したのは3年生の春からでした。私が入塾しようとしたきっかけは、友達のおねえちゃんが中学受験をして合格し、友達と仲良く学校に行っているところを見て、あこがれたからです。入塾した時は、塾から出される宿題が想像以上に多く、宿題提出に追われるばかりで、大変でした。また幼かった私は真けんに授業も受けられませんでした。

私が志望校として京都女子中学校を選んだきっかけは、5年生のオープンスクールの時に、たくさんの先輩がたが、部活動見学のため私を見やすいところまでゆうどうしてくださったり、体験授業で先生方がひとりひとりの質問にていねいな受け答えをしてくださったりした、その気づかいに、心が引かれたからです。志望校を京都女子中に決めた時「自己推薦」という受験方法があると知り、チャレンジしてみようと思いました。しかし、自己推薦で受験するためには、ふだんの学習に加えて様々な外部模試を受けたり、志望校理由を書いたりする必要があり、想像以上に大変でした。それでもあこがれの学校ができた私は、授業も真けんに聞き、宿題にも自分から取りくむようになってきました。

私が受けてきたテストや講座の中で一番力が身に付いたと考えているのは、毎週日曜日に行っていた日曜進学教室〈日進〉です。日進は6年生になってから始まり、まず入試本番のような形式のテストを受け、終わってすぐに各教科の問題解説があり、とても理解が深まりました。また、すぐに自分の偏差値と合格ラインがわかるので、自分の理解度がよくわかりました。日進の解説だけではわからなかったところは、教室の先生に質問に行くようにしていました。

私は日進に限らず、わからない問題にぶつかったら「わからない」ということを素直に受け入れて、積極的に質問に行くようにしていました。秋から冬にかけては、志望校の過去問や、その過去問に似ている問題をたくさん解いて質問しに行っていました。

私は算数がとても苦手でした。いろんなテストでも一番成績が悪くて困っていたところ、6年生後期から使用する算数テキスト「ラプラス」に出会いました。ラプラスはレベルごとに問題が分かれていて、自分の志望している学校のレベルを把握しておくことで、たくさんの問題に挑戦することができました。その結果、テストの結果もよくなり、全体の成績もよくなりました。

私が受験当日まで一番がんばったことは、自己推薦の作文です。教室の先生に課題をもらって時間内に書く練習をしましたが、私は作文を書くのが苦手で、はじめはきまった字数分を書くことができず苦戦しました。それから何回も違う課題で書き、自分のネタを増やしました。本番では、よくぬかしてしまう助詞をぬかしていないか何回も確認しました。

合格発表はインターネットのホームページだったので、ページをあけるときはとても緊張して、手汗がでてきました。結果は12時に発表でしたが12時よりも少し早く発表されたので、ビックリしながらページをあけました。すると自分の番号があり「あった!」と声を出してしまいました。とてもうれしかったです。

私が合格できたのは、2つの要因があります。1つ目は、たくさんの問題を解いて、わからないところは先生に質問に行くことをくり返していたことです。2つ目は塾の先生と両親の存在です。塾の先生には、3年生の時からお世話になっていて、私が質問に行くと、すぐに教えてくださいました。両親は、塾の授業料をはらってくれたり、夜遅い日でもむかえに来てくれたり、お弁当もつくってくれたりしました。たくさんお世話になったので塾の先生や両親に感謝の気持ちを伝えたいです。

感謝の気持ちは、塾の友達にも伝えたいです。友達とは、授業中に笑いあったりしつつも、テストの点数を競い合ったりもして、負けた時には「次は負けないから」と思い、がんばるための力をもらっていました。本当に友達には感謝しています。

中学校に入ったら、今まで努力していた経験をもとにして、勉強もがんばっていきたいです。それに加え部活もがんばっていきたいです。

保護者からのコメント

保護者名 中村 仁美

碧は、幼いころから何をするにも好奇心旺盛で、やってみる!の気持ちが大きく、中学受験もやってみようかなぁという安易なところからスタートしました。学校のお友達と遊ぶことを我慢したり受験一色の6年生の時には、反抗期も始まり、不安でイライラしたり、ぶつかり合うことも多くありました。しかし、塾へ行くと、塾の先生方のサポートや、同じ受験生のお友達からの刺激を受け、乗り越えることができたと思います。親のサポートが不十分だった分、塾では大変お世話になりました。
中学受験がゴールではなく、何事にも前向きにとらえる持ち前の性格を生かし、周りに感謝し、自分らしい未来を切り拓いていってほしいと思います。
碧、合格おめでとう。

担任からのコメント

第一志望校合格おめでとう!
そのニコニコ笑顔と威勢のいいトークでまわりの空気をぱぁっと明るくする碧ちゃん。周りを見てバランスをとりつつもマイペースを貫くあなたの受験勉強は、素直になれない自分の気持ちとの闘いでしたね。「やらなきゃいけないことはわかっている、けどキモチがついていかない!」と苦しみながらもいろんな工夫をしていました。小6になると自習室であなたを見ない日はないほど塾に通いつめ、先生を捕まえてはたくさん質問もしていましたね。自己推薦に出願するための作文をおでこを寄せて一緒に書いた日、申請許可がおりてハイタッチして喜んだ日、どれも忘れません。そして自己推薦の申請許可がおりてもなお、講習会・正月特訓・直前特訓と最後まで参加し続けたあなたは本当にがんばりやさんでした。どうかこれからも碧ちゃんらしく、がんばりやで明るいあなたでいてください。ずっとずっと応援しています!

中井 美砂子

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