立命館中学校 | 一つの通過点【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館中学校
(アドバンストコース)
合格-2015年度

M・Kさん

一つの通過点

私の将来の夢は、犯人を見つけ出すために必要な手がかりを証明する科学捜査研究所の捜査員です。

本やテレビで科捜研のことを知り、科学の好きな私にはピッタリで、そのうえ人の役にも立てるので、科捜研の捜査員にな りたいと思いました。科捜研の仕事をテレビで見て、科捜研のことをいろいろと調べてみました。すると、学力だけではなく、体力も必要な職業だということがわかりました。

科捜研の捜査員になることは、とても大変なことだと思いましたが、その夢をかなえるために、これからも努力を続けていこうと思っています。

私が成基学園に入塾したのは、小学五年生の春でした。新しいことをたくさん学ぶことができ、授業もおもしろかったので楽しく通っていましたが、そのころは中学受験ということをあまり考えていませんでした。

私が第一志望校を立命館中学校に決めたのは、小学五年生の冬でした。立命館はスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、科学者に必要な知識・感性を養うことができると思い、立命館で勉強したいという気持ちが強くなったので、立命館中を志望校に決めました。

いよいよ六年生になり、受験生の意識も少しずつ出てきました。授業の内容も五年生のときより難しくなり、練習の量も増えました。最初は慣れていくことに大変でしたが、周りの人たちも同じように大変だろうし、何より立命館中に合格するには、ここで立ち止まるわけにはいかないという気持ちが強かったので、必死にがんばりました。

四月には小学校でも六年生になり、自分自身が受験生になった感覚が出始めました。それからは、休み時間や空き時間も勉強するようになり、苦手だった社会の成績が自分でもおどろくほど伸びて、得意科目に変わりました。また、もともと得意だった国語も、最難関中学の問題で高得点が取れるようになりました。

ところが、算数だけは自分でも思うように成績を伸ばすことができませんでした。苦手な算数をできるようにしなければ、立命館中には合格できないと思い、算数の復習を重点的にするようにしました。私は、『ラプラス』の星一つと二つの問題を徹底的に復習して基礎を固めました。そして、わからない問題は先生に質問をするようにしました。普段から先生に、「できるかどうかを確かめることが大切」と言われていたので、質問した後は、自分自身でもう一度解き直すことを必ずやりました。そのときにできない問題も何問か出てきました。その問題をできるようになるまで、質問と確認をくり返しました。

秋になり、志望校の過去問をやる時期になりましたが、算数の基礎固めに追われていた私は、他の人よりも過去問を始めるのが遅れました。国語と社会には自信があったので、さほど難しいとは感じませんでしたが、算数と理科はとても難しく感じました。できない問題がたくさんあり、不安にもなりましたが、まちがえた問題を一問一問、確実にできるように努力をつづけました。立命館中の過去問には前期と後期があり、前期は何とか年内に終わらせることができましたが、後期は年明けに取り組むことになりました。私は、「もっと早く過去問をやっておくべきだった」と後悔しました。これから受験に挑むみなさんには、過去問は年内に終わるように計画をしっかり立てて、取り組むようにしてほしいと思います。

〈冬期講習会〉や〈正月特訓〉が終わると、あっという間に入試の統一日をむかえました。入試の前の最後の授業で、私は筆箱を忘れて帰ってしまいました。夜、先生から電話がかかってくるまで、そのことに気づかないくらい緊張していたのだと思います。先生から、「筆箱、忘れてるで。」と電話をもらい、大笑いしたことを覚えています。でも、その大笑いが私の不安と緊張をふき飛ばしてくれました。

入試の日は、自分でもおどろくぐらい緊張せず、落ち着いて問題を解くことができました。そして合格発表の日。この日の方が入試の日よりも緊張していました。自分の受験番号を見つけたとき、私は大声で叫んでいたそうです。今まで張りつめていたものが、すべて消えていました。その後も笑いが止まりませんでした。本当にうれしかったです。

これから受験生になる人たちへ、三つのアドバイスをしたいと思います。一つ目は、「第一志望の過去問は、完ぺきになるまで何度もくり返す。まちがえた問題は、できるかどうか確かめる」ということです。これは国語のK先生がおっしゃっていたことですが、私も受験の必勝法だと思います。次に、「受験生を楽しむ」ことです。いやいややっていても力になりません。最後に感謝の気持ちを持つことです。入試まで支えてくれた家族、最後まで見守ってくれた先生方、ここまで一緒にがんばってきた友だちに感謝しています。本当に、ありがとうございました。

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