K・Mさん
所属教室: 知求館ギャラクシー(伏見)
合格進学校 同志社女子中学校 進学校以外の合格校 京都橘中学校

わたしの志は、

楽しい世界を作るCGアーティストです。

私がこの志を持ったきっかけはインターネットで美しいCGアートを見たときに感動したからです。私も絵を描くことが好きなので、私の絵を見て同じような気持ちになってもらえたらと思いました。

これまで絵の技術を上げるため、画家のYouTube を見て描き方を学び、絵画コンクールにも挑戦しました。

絵には様々な分野の背景が必要なので、勉強をしながら技術もみがいていきたいです。

ポジティブに初志貫徹

私が成基学園に入塾したのは小学校4年生コースからです。友達から中学受験の話を聞いて興味を持ちました。インターネットなどで色々な中学校を調べる内に中学受験に挑戦してみたいと思うようになりました。

成基学園に通い始めたころの算数は小学校の授業ではまだ習っていないことが出てきたので理解するのが大変でした。もともと計算が苦手で解く時間もかかっていたので、本当に辛かったです。算数のN先生が時間をとって教えてくれ、父も自宅で根気強く教えてくれましたが、それでもなかなか思うように解けませんでした。同じクラスの子はショートテストの度にびっくりするくらい速い時間で問題を解いていたので、どうしてそんなに早く解けるのだろうとショックを受けました。そんなとき、算数で落ち込んでいた私を見て母や姉が「はじめはできなくて当たり前だよ。できるようになるために塾に通っているんだよ。」と言ってはげましてくれました。

5年生になると理科と社会も受講することにしました。たくさんあった宿題がさらに増えて毎日夜遅くまで宿題が終わりませんでした。しかし4年生でこつこつ勉強する習慣はついたので、毎日宿題も頑張りました。そのおかげかショートテストでは毎回安定した成績が取れるようになって、少し自信がついてきました。教室にショートテスト上位者の名前が張り出されるので、自分の名前が張り出されることを密かに目標にしていました。それでもオープンテストではテスト時間が⾧く感じて集中力が持たず思ったような成績はなかなか取れませんでした。算数は以前よりも理解できるようになりましたが、まだ簡単な計算ミスをすることもあり、もったいなかったなと思うこともありました。

このころ勉強の合間にはいろいろな中学校の見学に行きました。同志社女子中学校を第一志望にしたのは入試説明会や文化祭に参加したときに実際に通っている生徒の方々と直接お話したところ楽しそうに通われている方ばかりだったのがとても印象に残ったからです。また、大学まで受験にとらわれることなく、学生生活を充実させたいと思っていたこと、通学もしやすいことや、環境も良いところと、思い描いていた希望すべて当てはまったので、私も同志社女子中学校に通いたいと思いました。

5年生のころは宿題に追われながらもオープンテストの結果は合格率80%をキープしていられました。しかし、その結果にすっかり満足してしまい、6年生の夏頃からどんどん成績が下がってしまいました。きっかけは夏休みの過ごし方だと分析しています。それまで毎日コツコツ積み重ねてきたのに、2週間ほど気がゆるんでそれまで毎日してきたことを休んでしまったのです。楽器の練習でも「1日サボると取り戻すのに3日かかる」と聞いたことがありますが、しばらく以前の成績を取り戻すことができませんでした。勉強のペースも乱れてしまい、前よりも集中ができなくなり、秋ごろの日曜練成講座(日練)や日曜進学教室(日進)の結果は目も当てられませんでした。推薦入試も案の定申請ギリギリの成績だったので、落ちてしまいました。しかしどれだけ成績が下がってしまってもどこかで「本当の私はこんなものではない」という気持ちがありました。そしてポジティブな私は推薦に落ちてしまったことは最後まで勉強するきっかけになるから逆によかった、とすぐに気持ちを切り替えることができました。この気持ちは先生や家族がいつも応援してくれているという安心感があったからこそ持てたと思います。

気持ちを切り替えてからは苦手な単元にも積極的に取組みました。日進のテストで最後まで解答できないことが何度もあった算数は受験まで1日も欠かさず計算問題集やラプラスを続けました。そのおかげで入試の時には緊張することもなく、全科目余裕を持って最後まで解答することができました。合格が分かるとほっとした気持ちが大きかったです。

約3年間続いた成基学園のクラスもこれで終わりだと思うと少しさびしいです。塾に行きたくない気持ちの時でも温かく見守ってくれていたK先生の声掛けにはいつも元気をもらいました。理科のS先生は難問を出して生徒と対戦方式で授業を行うので負けたくなくて頑張っているうちにいろいろ解けるようになりました。どの先生も成績を上げることだけではなく、気持ちに寄り添ってくれていたように思います。合格できたのは自分の頑張りだけではなく、先生方、家族、そして一緒に頑張ってきたお友だちの存在があったからこそだと感謝の気持ちでいっぱいです。これから受験しようと思っている方は少しでもいいので毎日の積み重ねを大切にして最後まで頑張ってください。

保護者からのコメント

K・Hさん

保護者のアイコン

Мから中学受験に挑戦したいと言われたのは3年生の冬頃でした。しばらく様子を見ても気持ちが変わらなかった為、4年生のコースから塾通いをスタートしました。
はじめは塾のある生活に慣れるまで少し時間がかかりました。あまり宿題をみてあげることはできなかったのですが、体調を崩さないよう普段はなるべく消化の良いものを食べさせ、少しでも睡眠時間を確保できるよう心掛けました。
Мのよかったところは模試の結果にあまりとらわれなかったことです。それよりも淡々と宿題をこなし、できることを着実に増やしていく姿にとても成長を感じました。
そして自ら決めた中学受験で見事第1志望の同志社女子中学校に合格できました。それも普段の先生方のサポートが非常に手厚く、温かい雰囲気の中で最後まで安心して通わせることができたからだと大変感謝しております。

担任からのコメント

知求館ギャラクシー(伏見)

北川 裕理

北川 裕理
Мさん、志望校合格おめでとうございます。お父様と一緒に合格の報告に来てくれた時のМさんの笑顔が今も忘れられません。今まで見た中で一番いい笑顔でした。普段はシャイで、感情を表に出すことの少ないあなたでしたから、どんなに嬉しかったのかが伝わってきて、私も大変嬉しくなりました。
4年生の時から、やるべきことをしっかりやって、努力を続けてくれましたね。私が国語の担当をしていた時、いつも良い成績をとってくれていたこと、よく覚えています。苦手だった算数は、先生やお父様に教えてもらって頑張ったんですね。前向きに取り組み続けたことで、合格を勝ち取った珠由さん、本当に素晴らしいです。
今後の人生において辛く苦しいこともあっても、中学受験を乗り越えたあなたなら、自ら道を切り拓き、困難を乗り越えていけると信じています。Мさんの未来にたくさんの幸せが待っていることを願ってやみません。