
わたしの志は、
わたしの志は、生物学者になって、新種の生き物を見つけたり、生態系の問題を解明して社会こうけんすることです
志を立てたきっかけは、生物を見たりつかまえたりすることが小さいころから好きだったので、そのことを仕事にしたいと思ったことです。
僕は、深海に何がいるのかとても気になって、自分で調べたことがあります。いつか深海に行けるようになって、探査してみたいです。
今、世の中の生物がどんな問題に直面しているのかを中学生になっても勉強して、解決策を考えたり他の人と話し合いたいです。
成長した自分、支えてくれた母
僕は、3年生の春に成基学園に入りました。早いうちに勉強をがんばって、みんなと差をつけておきたいと思ったからです。
初めて授業を受けたとき、みんなが楽しく勉強していて、落ち着いたペースで進められるので安心して通えると思いました。
志望校を決めるために立命館中学校の学校説明会に行きました。立命館中は校舎がきれいで、生徒が自由な印象で、ここに行きたいと思いました。立命館中は、姉が中学受験で目指して、おしくも届かなかった学校です。そして僕が5年生のときに、姉は高校受験で立命館高校に合格したので、もっと行きたくなりました。
立命館中に合格するために、6年生では特にがんばりました。宿題をしっかりやり切り、分からないところやまちがえた問題は宿題でなくても何度も解き直しました。また、家では集中しにくかったので、塾に自習に行きました。授業のない日も教室に行って、考えても分からない問題は先生にたくさん質問しました。ゲームなど勉強がしにくくなるものはがんばってがまんしました。6年生の夏前までは遊びたくなることもありましたが、仲のいい友達が自習に行き始めたので、自分も行き始めました。最初はつらかったですが、毎日行くにつれて自習するのが苦ではなくなってきました。自習が増えるにつれて成績も上がってきました。一度なやんでも自力で気づける問題が増え、入試問題もちゃんと解けるようになってきました。
こう書いていると、順調な受験生活のようにみえますが、実は5年生の春に僕は一度塾をやめています。
5年生のころは成績が伸びなくて、遊ぶのもがまんできず宿題をやりたくありませんでした。受験をしたい気持ちはありましたが、それよりもしんどさが勝って塾をやめてしまいました。しかし、父と母に応援されて、もう一度受験しようと他の塾に入りました。けれども、先生が自分にとっては厳しく感じてしまい、塾に行きづらくなってきました。こういうとき、成基の先生は声をかけてくれていたことを思い出して、やっぱり成基に戻りました。6年生の初めでした。宿題が終わらなくて塾に行きづらくなることもありましたが、先生が声をかけてくれて教室まで行けました。
6年生の1年間は、成績が上がり下がりしました。受験の時期に下がったらどうしようと不安になることもありましたが、そんなことを考えるより、低かったときのテストを復習してできるようになる方がいいと分かって、その都度復習しました。
そういう考え方を教えてくれたのが、日曜進学教室(日進)でした。毎週あって、すぐに成績が分かるので、気持ちをきたえる練習になるし、まちがえた問題をすぐに復習して分かるようになるのがよかったです。また、志望校特訓は立命館中に似た問題を解けるので、問題の特ちょうや出やすい問題を知れるので、行ってよかったと思いました。僕の成績を大きく上げてくれたものがまだあります。ラプラスという算数の問題集です。これまで習ってきた基本の内容が見直せたので基礎がしっかりして、見たことのない難しい問題でも大体解けるようになりました。ラプラスの問題は、全部必ずできるように何周も解き直しました。
入試の前日は、がんばってきたことが本番で失敗したらどうしようと怖くなりましたが、当日の会場では、考えないようにして問題を解くのに集中しました。試験中は時計を何回も見ながら時間配分を意識しました。なぜなら前受験で時間を気にしていなくて、間に合わなかった問題があったからです。おかげで全教科をほぼ完ぺきにできたと思いました。そして合格発表の日、学校から帰って母とスマホで見ました。合格が分かったときはうれしくて言葉が出ず、だまって母に画面を見せました。
僕の合格は、特に母の支えがあったからだと思います。送り迎えやお弁当作りを毎日してくれたり、物を整理して見つけやすくしれくれたり、僕が忘れている宿題に気づいて教えてくれたりしました。授業に遅れて行きづらいときも、優しく後押ししてくれました。いつも自分を見てくれて、支えてくれていたことに感謝しています。
受験で学んだことは、あきらめずにやり切り、復習をして分からないところをなくすと、成績が上がるということです。勉強がつらいと感じる人は、30分でもいいので毎日塾に行くと、本当に勉強が楽しくなってきます。
がんばって合格できた学校で、たくさん楽しいことを見つけます。しかし楽しんでばかりではありません。成基学園でできたように、勉強するべきときにはして、中学生活を全力で過ごします!
保護者からのコメント
H・Jさん
3年生から中学校受験を目指した息子。
しかし、5年生頃から、塾の宿題に追われ、塾に遅刻したり、欠席する日が続き、さらには、学校まで欠席するようになり、このままでは息子のためにならないと思い退塾することに…。その後、日常生活を整え、再び中学校受験を目指し、最後の1年間は成基学園で頑張りたいという強い意思のもと再入塾。志望校合格に向けて再チャレンジのはじまり!!挫けそうになってしんどかった日もたくさんあったけど、成基学園で出会った友だちと一緒に最後まで頑張ることが出来ました。
どんな時も、優しく寄り添い、励まし、温かくご指導頂いた先生方には感謝の気持ちで一杯です。
一度は諦めた中学校受験、でも再びチャレンジして最後まで努力を諦めなかった息子を誇りに思います。この経験を忘れずに、これからも自分の信じた道を一歩一歩、夢に向かって歩んで行って欲しいと思います。
担任からのコメント
玉井 圭一
ただ、君は嫌なことから逃げずに立ち向かいました。周りの人の助けをうけて、1つずつ問題を解決していきました。できなかったことをどうすればできるようになるかを受験を通して身につけてくれたと思います。
君が、お母さん含め周りの人に支えられて受験できたことを知り、感謝の意を示してくれたことをうれしく思います。
君は今年担当した生徒の中で、最も注意した生徒であり、最も褒めた生徒でもあります。
君の志である生物学者になることを信じています。頑張れ、S君。