T・Nさん
所属教室: 四条西院教室
合格進学校 高槻中学校 進学校以外の合格校 関西学院中学部

わたしの志は、

小学校を誰にとってもいごこちのよい場所にするために小学校の先生になって、子供たちに楽しい学校生活を送ってもらえるようにサポートすることです。

全国で不登校の小学生が13万人以上いるということを新聞で知りました。小学校に行きたくないと思っている子供たちを1人でも少なくしたいと思ったのがこの志を持ったきっかけです。中学校でも様々な人と関わりコミュニケーションをとることで、相手の立場に立って考え、行動できる大人になれるようにこれから学びを深めていきます。

諦めたら終わり

私は5年生の春、成基学園に入塾しました。塾に入ろうと思ったのは両親共に中学受験を経験しており、「私もやってみたい」という簡単な理由でした。その時の私にとって塾は怖い場所というイメージがあり不安が大きかったのですが、実際に入塾すると、友達も先生方も優しく接してくださり、段々怖いというイメージがうすれていきました。

それからは塾を楽しいと思うようになり、課題にも進んで取り組むようになりました。

そんな中「高槻中学校」に出会いました。私が高槻中を知ったきっかけは、志望校を決めるために高槻中の文化祭に足を運んだことでした。文化祭では生徒がみなで協力し、互いをたたえ合い、作品を作り上げる姿が見受けられ、純粋に「ここへ行きたい」と思えました。

6年生になり、自分も周りも受験本番までの時間をより意識して、気を引きしめるようになりました。授業中に先生の話を聞く時と授業の内容を書く時のメリハリをつけ、その日のうちに復習を必ず終わらせることを習慣づけました。また点数を上げるためにテスト時間の最後の5分は見直しの時間にするようにしました。春期講習会の時にМ先生のチェックテストで、やり方が分かっている問題でもミスをしてしまえば、分かっていないのと同じになるということを再認識しました。

6月になり日曜進学教室(日進)がスタートしました。日進では毎週同じような形式のテストをすることで、どの分野が苦手で得点しにいくのか、合格点をとるためにどこを合わせなければいけないのかが明確になりました。特に国語は日進をきっかけに漢字や知識問題での失点が目立つことがわかりました。そこでY先生に60枚位の漢字プリントを頂き、朝にプリントを行い、夜に復習するという習慣をつけることができました。すると今まで苦手意識を持っていた国語で点を取れるようになりました。各教科の過去問演習では合格者平均と自分の得点を照らし合わせ、分からない問題を必ずなくすように心がけました。大体の過去問で平均点をとれていたため、その頃焦りはありませんでした。しかし、高槻オープンテストの結果はB判定でした。さすがに焦ってしまい失敗の原因となった時間配分を見直し修正はしましたが、不安がつのるばかりでした。

面談でも「A日程で決めないと厳しい。受験校に全て落ちる可能性もある」と言われ、また不安が大きくなりました。それからは今までのショートテストはもちろん、日進も徹底的に復習して不安を取りのぞくようにしました。その成果もあってか、日進の最終回で高槻A判定をとれたことは大きな自信につながりました。本番前は出陣式で先生方がおっしゃっていたことを思い出し、自分をなだめていました。大本命の高槻A日程が始まりました。国語は順調に解くことができましたが、過去問では高得点だった算数で失敗してしまいました。算数が終わった後の2教科は放心状態で問題が頭に入ってこず、うまく解くことができませんでした。結果は予想通り不合格。分かってはいたものの改めて不合格だと思うと自然と涙が出てきました。B日程を受ける行きの電車で面談の時に言われた言葉が頭の中で何度も流れ、「A日程に落ちたのにB日程に受かるわけがない」と決めつけ、落ち込んでいました。

そんな私が本当に落ち着いて問題を解けたのは3人の先生方が高槻教室に駆けつけてくださったことだと思います。そこで注意事項の再確認と激励を受けました。先生方の「あなたなら絶対できる」という言葉は私に何よりも大きな自信をくれました。B日程はA日程よりも手応えがあり、晴れやかな気持ちで受け終わることができました。

合格発表の日、結果を見るのが正直怖くて手が震えました。恐る恐るボタンを押すと、最初に目に入ったのは不合格発表の時はなかった赤いリボンのイラストでした。合格という文字を見つけたときは泣いて喜びました。何より自分が今まで必死でがんばってきた努力が認められたことがうれしくてたまらなかったです。

私が中学受験で学んだことは「諦めたら終わり」ということです。悔いなく努力をして、諦めなければ結果は出ることを私は痛感しました。これから受験する方も自分を信じて諦めずに合格を勝ち取ることを願っています。 この2年間私を支えてくれた全ての人に感謝してこれからも精進していきます。

保護者からのコメント

T・Sさん

保護者のアイコン

入塾前、娘は通信教育で学んでいましたが、反復学習が出来ず、1人で学ぶ限界を感じていました。そこで私も通った成基学園に入塾したところ、負けず嫌いの性格もあり、塾の示した課題に対し反復して取り組めるようになりました。学習リズムが定着したことで、親としては家でリラックスできるように健康、食事のサポートに徹することができました。そして受験当日まで親身になって激励して下さった先生方の情熱は娘にとって一生の財産となったと思います。娘が1番しんどい時に寄り添っていただき大きな目標を達成することが出来ました。決して1人では出来なかったと思います。この感謝を忘れずに、いつか娘も誰かの力になれるように学びを探究していってほしいです。敗北の悔し涙も勝利の歓喜の涙も味わい、私達にとって最高の中学受験でした。きめ細かく目配りしていただいた最強の先生方のおかげです。2年間本当にありがとうございました。

担任からのコメント

四条西院教室

向山 剛司

向山 剛司
Tさん、本当に合格おめでとうございます。
この2年間、あなたはきちんと宿題、復習をこなし、確実に自分の力にしてきました。また、不安な問題は確実に質問をし、できるようにしてくれていました。
ですから、高槻中受験については全く不安なことはありませんでした。
前期発表の不合格を見た時、衝撃だったことは言うまでもありません。
その後すぐにご家庭にお電話を入れ、高槻教室で激励をさせて頂く旨をお伝えし、高槻駅にて本人を待ちました。高槻駅から高槻教室までの道中で前期の反省をし、対策を高槻教室で行いましたね。
高槻教室を出るときには、不安そうな顔から、笑顔になっていたあなた。あなたの実力なら確実に合格できるはず、という思いで後期の発表を確認すると合格。
まさに,最高のリベンジでしたね。
後期での合格は実力で引き寄せたものです。この経験をもとにこれからも自分の目標に向かって精進を続けて下さいね!