滋賀県立守山高等学校(普通科) | 逃げずに努力することが誇りとなり強さとなる【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立
守山高等学校(普通科)
合格-2017年度

塩田 雅大さん

わたしの志は、

一級建築士になり、人々の生活を支える建物をつくりたくさんの人を幸せにすることです。

私がこの志を立てたきっかけは、建築士であった祖父が建てた家を見たことです。
その時私は、祖父が建てた家が誰かの役に立っていると知り、祖父を誇りに思いました。そして私自身も、祖父のように人の役に立ち、子どもや孫に誇りに思われる存在になりたいと思いました。一級建築士になることは難しいことですが、高校受験を努力で乗り越えたように、努力を続けることで自分の道を切りひらいていきます。

逃げずに努力することが誇りとなり強さとなる

中学三年生の九月。〈日曜特訓講座(日特)〉が始まりました。本番さながらの問題を何か月にも渡って毎週受けたことは、私にとって大きな自信となりました。けれども、成績がなかなか伸びない教科もあり、不安と焦りを感じました。そして十一月のVもし。結果は志望校にはほど遠い成績で、これまで必死に勉強をしてきた私は本当に悔しく、何度も志望校を落とそうと考え、楽な道を選ぼうとしました。しかし、その時私は絶対に逃げたくないと強く思いました。

私は、中学二年生の時、サッカーで湖東地区代表のメンバーに選ばれました。しかし途中で練習がつらくなり、代表を辞退し、逃げようとしました。父は、「最後までやり通すことがこれからの自分の強さになる。」と私を励ましました。けれども私は結局、途中で練習に参加しなくなりました。私は一度がんばると決めたサッカーの代表を途中で逃げ出してしまったことをずっと後悔していました。それ以降、どんなことにも逃げずに挑戦しようと決めていました。だから、〈日曜特訓講座〉やVもしで結果が出なくて苦しくても、受験勉強から逃げたくないと強く思ったのです。

私が成基学園に入塾したのは、中学三年の夏でした。初めて成基学園の授業を受けた時、賢い人が多くて、この中でやっていけるのか不安でした。今、振り返ってみると、まだ受験生としての自覚が、なかったように思います。志望校も迷っている状態でした。

私が受験生としての自覚を持つきっかけとなったのが成基学園の〈夏期学習合宿(合宿)〉です。そこで私は、今の自分の実力を思い知らされ、悔しさと自分の未熟さを感じました。一番悔しかったのは、数学の確認テストの点数です。元々数学が苦手だった私は、一〇〇点満点中、十六点を取りました。その時はとても落ち込みました。けれども、今の自分の実力を素直に受け止め、これからの自分を信じて全力で前向きに勉強していこうと気持ちを切り替えました。その後は、今まで逃げていた数学に力を入れ、理解できない問題は先生に質問し、さらに集中して授業を受けました。そして、周りの人より二倍三倍、実力を伸ばそうと意識するようになりました。五日間の〈合宿〉を終え、私は、実力はもちろんのこと、精神的にも力をつけることができたと思います。

〈合宿〉が終わってからは、今まで以上に必死に努力しました。学校では、休み時間や空いている時間に英単語や社会、理科の語句などの暗記をしていました。学校が終わると、必ず成基学園の自習室に行き、分からない単元を一つ一つ確実に克服しました。また、解き方が分からない問題は学校や成基学園の先生に質問しました。特に、成基学園の授業は、発展した内容が多いので授業後は必ず復習をしていました。何度もくじけそうになりましたが、これまでの悔しさを思い出し、絶対に逃げないと自分自身に言い聞かせることで日々努力することができました。そうやってひとつひとつ分からない問題が理解できるようになってくると、自分が着実に成長しているように思えました。

二月になると、ついに特色選抜入試の日がやってきました。当日は、あまり緊張はしませんでした。だめだとしても、一般入試がまだある、と気楽に思っていたのかもしれません。結果は不合格。合格で喜んでいる友人の姿を見た私は、不安と焦りを感じました。けれども、一か月後の一般入試まで今出せる全力を出そうと気持ちを切り替えました。

一般入試までの一ヵ月間は、今まで以上に集中して勉強しました。この一か月間は、新たな知識を頭に詰め込むのではなく、今までの知識をより確実なものにしようとしました。苦しくなった時は、滋賀県立 守山高等学校のパンフレットを見てモチベーションを上げ、前向きに勉強するようにしていました。

一般入試の合格発表で自分の番号を見つけた時は、本当にうれしかったです。自分の志へ一歩近づけたと同時に、「努力は裏切らない」という言葉が本当であると実感しました。

私はこの三年間にたくさんの人に支えられ、ここまで来ることができたと改めて思います。そして今なら、サッカーの代表を逃げ出した時に、父の言った言葉の本当の意味が分かる気がします。逃げずに頑張ることでそれがこれからの自分の誇りとなり、その誇りが力となり、強さとなっていくと身を持って知ることができました。

受験勉強は苦しいこともありましたが、その分、強くなれました。これから先たくさんの苦難があるかもしれませんが、きっと乗り越えていけると自分自身を信じています。

そして、今まで私を支えてくださった先生方、友だち、家族、本当にありがとうございました。

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