滋賀県立彦根東高等学校(普通科) | 夢をつかむために【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立彦根東高等学校(普通科)
合格-2014年度

T・Rさん

夢をつかむために

僕の将来の夢は、未来の日本を創っていく職業に就くことです。しかし、今はまだ具体的に決まっていません。なぜなら、いろいろな本を読んだり、勉強をしたりする中で、興味深い仕事を知り、したいことがどんどん増えているからです。

僕は、自分の希望する職業に就くためには、職業の選択肢を広げた方がいい、そして、そのためには上位の進学校に入らなくてはならない、と考えました。そこで、まずは五教科全体の点数を上げようとしました。しかし、志望校が同じクラスメイトの名前が模試のランク表で、ほとんど毎回、自分の名前よりも上の位置にありました。
「このままだと、志望校に合格できなくなるのではないか。」
と恐怖を感じました。この二つの心の動きがきっかけで、僕の勉強意欲に火がつき、本気で勉強を開始しました。

例えば、模試の間違えた問題をやり直すこと。自分がなぜ間違えたのか考え、それが知識不足のせいだったならば、塾のテキストの間違えた単元の問題を何度も解き直すことで、知識を入れ直しました。また、毎回のショートテストは、範囲の内容を必死に覚えました。そうすると模試の成績が、少しずつ上がっていきました。特に社会は、毎回のショートテストの出題範囲をほぼ完璧に覚えることで、三年生になってから著しく点数が上がりました。また、模試の得点があまり上がらなかったとき、メンターのT先生やO先生が指摘してくださった自分の弱点を直すことで、得点力が上がりました。

しかし、三年生の中頃から後半にかけて、〈滋賀Vもし〉の成績が低迷しました。学校のテストと時期が重なったせいだろう、と担任だったメンターのT先生に言われ、自分でもそう思いました。さらに、
「他のテストでは点を取れているので、大丈夫だと思います。」
とも言われました。その言葉は、メンターの豊かな知識に基づいて発せられただけに説得力が強く、僕は自然とやる気になり、勉強を継続することができました。

三年生になってから初めて、一、二年生の間に必死で勉強しなかったことを後悔しました。例えば、〈日曜進学教室〉で、僕には解けない問題を一瞬で解く同級生を目の当たりにしたときです。僕の実力がいかに低いかということを思い知りました。この差はなぜ生じたのだろうと考えると、本格的に努力を始める時期が遅かったことも原因の一つなのではないかと考えつきました。後悔し、心が折れそうになりましたが、父親に言われた、
「高校で巻き返せばええやん。今目指してる学校に入れば、いけるのとちゃうんか。」という言葉で立ち直れたうえに、より一層がんばろうという気持ちになりました。

あと数ヵ月で入試という時期になると、学校の友人たちが質問をしにくることがあり、僕はそれに対して喜んで答えていました。もちろん、頼られているということや、友人たちに認められているということを実感した喜びもありましたが、何よりも、自分の知識をより深くできることに対しての喜びがありました。以前、メンターのN先生が、
「人に説明することで、自分の知識や理解はより深いものになる。」
と、言われていたのを思い出したからです。事実、友人たちに教えた単元が模試に出たときには高い点が取れました。
また、自分がメンターや、ゴールフリーのコーチに質問をすることも多くなりました。このとき僕が注意したことは、質問の前に必ず煮詰まるまで考える、ということです。これはメンターのO先生も言われていたし、本にも書いてあったのですが、その時期になるまで実行しなかったので、もっと前からしておけばよかったと後悔しています。これを実行することで、考える力と根気よく問題に取り組む力が身につきました。入試当日、自己採点で数学が一番良かったのは、これをしたおかげでもあると確信しています。

受験によって、自分は変わることができたと思っています。なぜなら勉強があまり苦にならなくなったからです。その理由は、次の二つではないかと思っています。一つは、毎日長時間、勉強をすることで習慣がついたことです。しかしこの習慣は、三年生の一年間のみでついたのではなく、一、二年生のときから成基学園の大量の宿題を、こつこつと、地道にこなすことでついたのだと思っています。そしてもう一つは、考えることが楽しくなったということです。難問を解いたとき、自分の全ての知識を使って問題に当たることが楽しく感じ始めました。なので、今後も知識を増やし、解ける問題を増やしたいと思います。

僕は勉強できる環境を作ってくれた家族と、勉強する習慣と学力をつけてくださったメンターのみなさんに感謝しています。この恩を無駄にしないように、中学の三年間で培った勉強する習慣を保ちながら、高校でより深い内容を学びたいと考えています。
そして、自分が本当に面白いと感じるものを見つけるためにも、これからまた勉強に打ち込んでいきます。

その他の滋賀県立彦根東高等学校(普通科)の合格体験記

2023年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
東岸 慧一さん

努力は必ず報われる

エスト

2022年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
三﨑 大誠さん

誠実にやり続けることの大切さ

エスト

2020年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
藏立 大翔さん

やり抜く力

エスト

2019年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
藤野 伍希さん

環境と勉強

ギャザ

2018年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
湯地 恵美梨さん

「やりきる」ということ

ギャザ

2017年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
永濵 温花さん

成基学園で学ぶ後輩へ

ギャザ
井口 瑠久さん

受験を終えて

エスト

2016年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
S・Kさん

「後悔」が教えてくれたもの

ギャザ

2015年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
K・Aさん

慢心をのりこえて

エスト
K・Kさん

努力という武器

ギャザ

2014年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
Y・Yさん

新たな一歩

ギャザ

2013年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
T・Kさん

自分の信じた道を歩む

ギャザ
H・Kさん

忙しさを言い訳にしないこと

エスト

PAGE
TOP