関西学院中学部 | 夢への努力【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

関西学院中学部

合格-2015年度

R・Iさん

夢への努力

私の将来の夢は、世界中の人々を笑顔にできるフレンチのシェフになることです。私には、尊敬するフレンチのシェフがいます。そのシェフは、どこの国の人であろうと、自分の作る料理で、その人を笑顔 にすることができます。私はそんなシェフを見て、私もフレンチのシェフになり、世界中の人々を笑顔にしたいと思うようになりました。

私が、中学受験をしたきっかけは、兄の影響です。兄は、自分の意志で受験することを決め、見事に第一志望校に合格しました。そして、私も兄の影響を受けて、なんとなく受験することになり、なんとなく成基学園に入りました。だから、四年生のときは受験のことなど、まったく考えていませんでした。ただ出された課題をひたすらやり、苦手なことを克服しようとするわけでもなく、ただただ学校と塾の課題をこなしていく日々でした。五年生の前半も、四年生と同じように過ごしました。しかし、五年生の後半からは、だんだん自分の志望校について考えるようになりました。両親のすすめもあり、関西学院中学部に興味を持ちました。そして、五年生の十一月頃、関西学院中の文化祭を見に行きました。そのときに、学校の先生や生徒さんの雰囲気がとっても良かったので、この学校に行きたいと思いました。それからもパンフレットやホームページで学校を調べるうちに、ますます、この学校に入りたいと思うようになりました。

そうこうしているうちに、ついに六年生がスタートしました。覚悟はしていたけれど、あまりの課題の多さとハードすぎる計画におどろき、これから本当についていけるのかどうか、とても心配になりました。それでも必死についていけるように努力しましたが、夏休みに入ってもなかなか成績がのびませんでした。テストの結果を担任のM先生から受け取るたびにショックを受け、くじけそうになりました。そんなときは、関西学院中のパンフレットなどをあらためて見て、私はこの学校に行くんだと思うようにしていました。

そうして秋になって、試験日はどんどん近づいてくるのに成績は良くならず、気持ちだけが焦る一方で、イライラしている日々が続きました。でも、入試までにやれるだけやって、悔いなく終わろうと思い、さらに努力しました。電車の中では四字熟語を覚えたり、理科の暗記をしたりしました。そんな努力を続けて、ついに十二月に入って、ようやく成果が出ました。成績がぐんとのびてきたのです。年が明けるとM先生にアドバイスを受けて復習を徹底させ、今までやってきたことを完璧にしていきました。

当日は、それほど緊張しませんでした。それよりも、前日に先生方から激励を受けているときの方がドキドキしました。「当日は、どんな感じで受験するんだろう、どんな気持ちで受験会場に向かうんだろう」と思うと、とてもドキドキしました。不思議なことに、テスト中は緊張することもなく、自分の持っている最大限の力を出せたと思っています。合格発表のとき、私はこわくてなかなかボードを見られませんでした。でも、私が見る前に両親が横で、「あったよ、あったよ!」とさけんだので、おそるおそる見ると私の番号がありました。そのときは本当に、ほっとしました。うれしくてうれしくて、たまりませんでした。今までの努力が報われたんだなと感じました。夢のスタートラインに立てた気がしました。関西学院中に合格することができたということは、その分、これからもがんばれということだと思います。だから、これからも私は、努力を続けていきたいと思います。

そして、毎日送り迎えをしてくれた父、いつも温かいお弁当を作ってくれた母、私に受験するきっかけをあたえてくれた兄、私を今までサポートしてくださったメンターのみなさん、今まで一緒にがんばってきた友だち、いろんな人に本当に感謝しています。今まで、本当にありがとうございました。

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