滋賀県立
石山高等学校（普通科）
合格-2022年度

国際看護師になって、より多くの人々の力になることです。

堅田教室の英語担当Ｔ先生に出会ったのは、私が六年生のときです。また、祖母とアメリカでホームステイをする機会にも恵まれ、英語でコミュニケーションをとる楽しさを知りました。そして、いつしか英語を使う職に就き、自分の力を多くの人のために役立てたいと思うようになりました。そして職業について調べているうちに、国際看護師に興味が湧きました。自分の力を生かしていけるよう、これからも勉学に励みます。

未来の自分へ

私は三年生の夏になっても、なかなか志望校を決めることができずにいました。私が悩んでいる様子を見て母は、 将来就きたい仕事から逆算して、学校でどんなことにチャレンジしたいか考え、それに合う高校を受けてはどうかとアドバイスしてくれました。 私は英語を使って外国の人と話せるようになるために、留学をしたいと思っていました。滋賀県立 石山高等学校在学中に留学をした人が身近にいたので、私も石山高校に行きたいと考えるようになりました。

志望校を決め、学校についてインターネットで調べてみました。石高アカデミックや自由な校風に惹かれましたが、偏差値が思ったよりも高いことがわかり、かなり怖じ気づきました。しかし、Ｋ先生に、「今の偏差値で受けるかどうかを決めなくてもいいよ。」と励ましていただき、友だちからも、「諦めるな！　共にがんばろう！」と声をかけてもらったことで、勇気を出して挑戦することができました。

試験当日までは、たくさんの先生方に質問しに行き、小論文や英作文などの添削もたくさんしていただきました。また友だちと一緒に問題を解いて教え合うことで、理解を深めることができました。 Ｋ先生には、添削以外にも、受験までの勉強のスケジュールを一緒に立ててもらうなど相談に乗ってもらいました。Ｔ先生には、英検の二次試験の面接官役をしていただいたこともあり、授業以外でもたくさんお世話になりました。困ったときに一人で抱えこまないよう、タイミングよく的確なアドバイスをくださった先生方には感謝しかありません。 一人でどうしようもないときは、人に頼ることも大切なのだと学ぶことができました。

塾の模試の結果は浮き沈みが激しかったです。私には、周りの仲間と成績を比べる癖がありました。比べるたびに精神が安定しなくなり、両親や先生方に心配をかけていたと思います。 入試は、自分との闘いです。毎日、机に向かっている自分を信じてこつこつ取り組んでいくしかないと覚悟を決めました。 覚悟を決めてからは、周りの人と比べずに自分の状況だけを見るようにしました。模試のたびに自分の苦手分野を分析して、何回も問題集をやり直して克服しようと努力しました。 苦手な分野ほどなかなか定着しないもので、勉強は辛かったですが、諦めないことが大切だと思います。苦手だった問題ができるようになったときの快感はとても言い表せません。

私は県内私立、県立特色選抜、県外私立、県立一般と四回受験しました。そのなかで県立一般はとても緊張しました。一番行きたい高校だったので、プレッシャーが強かったのだと思います。入試前日の夜は寝た気がしませんでした。当日は、目が覚め、「試験の日だ。」と思った途端に心臓の鼓動が早くなりました。「試験が始まったら、神経が全て問題に集中されるので、緊張感はなくなるよ。」というＴ先生の言葉を信じて、試験に全力で臨みました。また難しそうな問題に出会ったときは焦ることもありましたが、大きく深呼吸することで、焦る気持ちを少しでもおさえることができたように思います。試験中に全身が急に熱くなり、大声で叫びそうになりました。そのとき先生方や両親から、焦ったときはいったん深呼吸するとよいというアドバイスがあったことを思い出しました。何度か深呼吸するうちに気持ちが落ち着き、気持ちを切り替えることができたのを覚えています。

何かに挑戦することは、私にとってとても勇気がいることでした。その勇気を与えてくださったのは、先生方や友だちや両親です。一緒にがんばってきた仲間がいると思うことで、力が湧いてきました。堅田教室の先生方には、私のささいな悩みや私の相談をいつも優しく丁寧に聞いてくださってありがたく思っています。どんなときも、私の聞きたいタイミングに質問に答えてくださってありがとうございました。 成基学園では学力だけでなく、これからの自分の生き方についても考える機会を得られたと思っています。入塾時よりも精神的に強くなった気もします。 この三年間で身につけた自分の力を信じて、高校生活もしっかり歩んでいきたいと思います。